妊娠中毒症の症状や原因と赤ちゃんに与える影響。予防するには?

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妊娠中毒症

妊婦さんにとって、妊娠中毒症は気をつけるべきことのひとつですが、妊娠中毒症は、実際にどんな症状が現れ、赤ちゃんにどういった影響を与えるのでしょう?
また、妊娠中毒症を予防するにはどうすればいいんでしょうね?

今日は、妊娠中毒症について調べていきましょう。

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妊娠中毒症の症状とその原因について

妊娠中毒症の原因は今現在ハッキリしたことは分かっていなくて、身体が妊娠にうまく対応できずに中毒症状が現れたものという解釈です。

症状が出るのは妊娠8ヶ月以降の後期で、妊婦さんのおよそ1割の人が発症するというデータがあります。

中には後期ではなく、もっと早い段階で妊娠中毒症を発症してしまう人もいますが、そういったケースでは症状が悪化する傾向にあります。
重症化すると母子共に危険な状態に陥る場合もあるので侮れません。

妊娠中毒症で現れる症状というのは…

・むくみ
むくみには一時的なものと病的なものがありますが、妊娠中毒症で現れるむくみは1晩寝てもとれません。
水分が体内に溜まる事が原因とみられますが、朝起きた時にむくみが取れていなければ要注意です。

・尿タンパク
尿にタンパクが含まれていたら注意が必要です。
健康な人の尿にはタンパクは含まれませんから…。
妊娠中毒症になると腎臓の機能が低下してタンパクが尿に出やすくなります。

・高血圧
妊娠中は一般に血圧は少し高くなりますが、最低血圧が90mmHg以上、最高血圧が140mmHg以上なら妊娠中の高血圧ということになります。

こんな症状なら妊娠中毒症
むくみは妊婦さんの30%に現れる症状だとして、最近は妊娠中毒症の定義からは外れていますが、注意信号であることには変わりありません。
神経質になる必要はありませんが、妊娠中は一応気をつけておきましょう。
残る尿タンパクか高血圧のどちらかの症状、あるいは両方の症状が見られた場合に妊娠中毒症の可能性が指摘されます。

ところで、妊娠中毒症には「なりやすい人」と「そうでもない人」がいます。
それは…

・糖尿病や高血圧、腎臓病の人
このような病気を抱えている人や、家族にこのような病気の人がいる場合に妊娠中毒症になりやすい傾向があります。

・仕事がハード、睡眠不足、ストレスが多い人
ストレスや疲労が原因で自律神経の乱れや腎臓の機能低下が起こり、その結果として尿にタンパクが出たり血圧が上昇したりします。

・体型が極端な人
太り過ぎているのも痩せ過ぎているのも良くありません。
特に太り過ぎの場合、心臓が圧迫されて血圧が上昇するケースもあります。

・若年初産、高年初産の人
若年の場合は妊娠中毒症になりやすい傾向があり、高年の場合は妊娠中毒症以外にも病気を併発しやすくなります。

・初産婦、以前妊娠中毒症になったことがある人
以前、妊娠中毒症になったことがある人は繰り返す傾向がありますので注意が必要です。

・多胎妊娠の人
母体への負担が大きいせいで様々な病気を併発しやすくなります。

上記にあてはまるような妊婦さんは、妊娠中毒症にならないように気をつける必要があるでしょう。

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妊娠中毒症は赤ちゃんにどんな影響を与えるのか?

妊娠中毒症になると、
一体どんな影響が出るのかというと…

・母親への影響
重症化すると、血圧の上昇、尿タンパク、脳出血、子癇(しかん)、腎臓や肝臓の機能障害が起きる場合があります。

・帝王切開
重症化すると分娩する時に母子共に危険な状態になってしまうケースも少なくなく、その場合は帝王切開で出産することになります。

・胎児発育不全
胎盤からうまく栄養が取れずに胎児の発育が悪くなります。

・常位胎盤早期剥離
まだ生まれる時期ではないのに赤ちゃんが胎盤から剥がれてしまいます。

・低出生体重児
体重が少ない赤ちゃんが生まれます。

・子宮内胎児死亡
お腹で赤ちゃんが急に亡くなってしまいます。

このようなケースが考えられます。

最悪の場合、赤ちゃんが亡くなってしまうという事態も起こり得ますので、妊娠中毒症にならないように妊婦さんは気をつける必要がありますね。

妊娠中毒症にならないためには?

妊娠中毒症にならないためにはどういったことに注意すれば良いのでしょう…?

妊娠中毒症の原因がハッキリとは解明されていない以上、原因と成り得る要素を避けることが予防につながります。

年齢や持病などは仕方ありませんが、それ以外には太りすぎないように食事に気をつけたり、適度に運動をしてストレスを発散させることなどが必要でしょう。

また、タバコは血管を収縮させることから高血圧になる可能性が少なからずあります。
妊娠したら、お腹の赤ちゃんのためにもご自身のためにもタバコはやめておきましょう。

妊娠中毒症にならないためにも毎日の食事には気をつける必要があります。
塩分を控え、カロリーを抑え、高タンパクのものを摂るというのが鉄則です。

また、妊娠するとどうしても体重が増加する傾向にありますが、元々の体重から5キロ以内の増加なら妊娠中毒症になりにくいというデーターがあります。
妊娠したから体重が増えても仕方が無いというのは間違いなので念のため。

妊娠中は太りすぎるのも問題ですが、反対に体重を気にして極端な食事制限をするのは母子共に好ましくないので、何につけても無茶や無理は禁物です。

毎日の食事で妊娠中毒症を予防するには…

・味付けは薄味
塩分を控える意味からも、妊娠中は食事の味付けは薄味が好ましいです。
慣れないと最初は美味しくなくて嫌かもしれませんが、徐々に薄味にしていって慣れるようにしましょう。

・外食は控える
外食だとどうしても味付けが濃くなりがちなので、なるべく外食は控えるに越したことはありません。

・調味料にも気を配る
ドレッシングなどのかけすぎには気をつけましょう。

・水分補給とフルーツ
カリウムを多く含むバナナなどは、塩分を体外に排出してくれる効果があるので妊娠中はお勧めです。

・3食きちんと食べる
つわりがひどくて無理な場合は仕方ないとしても、基本は3食欠かさず食べるようにします。

妊娠中の食事の注意点はまだありますが、最低限以上のようなことを頭に置いておくとよいでしょう。

まとめ

妊婦さんは自分が妊娠中毒症にならないかどうかすごく気になると思いますが、あまり気にし過ぎるとかえってストレスになるので、思いつめるのも禁物です。

日々の食事に気をつけ、適度に運動したり趣味に没頭したり、なるべくストレスを遠ざけ、もうじき会える新しい家族に思いを馳せてゆったりと過ごしましょうね。

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