赤ちゃんのおむつかぶれの原因を知ってしっかり予防策&対策

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赤ちゃん

赤ちゃんは「かゆい」とか「痛い」とか言葉による意思表示ができません。
でも、「かゆかったり」「痛かったり」不快だと、機嫌が悪くなって泣いたりします。
言葉が話せない赤ちゃんは、そうやって泣くことでおむつかぶれをあなたに知らせているんですね。

よく理想のお肌を「赤ちゃん肌」なんて言葉で表わすことがありますが、たしかにすべすべプルプルの赤ちゃんのお肌は理想的です。
ただ、その分、まだ外部から受ける様々な刺激に対する耐性がなくてとてもデリケートなんです。
そのため少しのおむつかぶれから重篤な皮膚トラブルになることもあります。

ここでは赤ちゃんのおむつかぶれに焦点をあて、原因を知ることで予防策と対策をお教えします。

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赤ちゃんのおむつかぶれの原因

「しっかりお手入れしてるのに、どうしておむつかぶれになるの?」
と、我が子のお尻を見てあなたは途方に暮れるかもしれません。

ただ、おむつかぶれができるのは、先述のように赤ちゃんの肌質そのものも要因になっているんです。

とにかく赤ちゃんの皮膚は柔らかく、私たち大人と比べとてもデリケートです。
ハリがあってスベスベで、トラブルなんて無縁のように見えますが、外的刺激に対する耐性がまだありません。
そのためわずかな刺激でもかぶれやすいのです。

たとえば、オシッコやウンチに含まれるアンモニアや様々な酵素は、赤ちゃんの皮膚にとってはとても強い刺激です。
何時間もおむつ交換をしないでいると、赤ちゃんのお尻の皮膚はそれら強い刺激にさらされ続けることになります。

大人でもそういった刺激物に何時間も皮膚が直接さらされれば何らかの炎症が起きるかもしれません。
それがましてや赤ちゃんの皮膚となれば、その刺激による負担はずっと大きなものとなります。

最近のおむつは吸収性に優れているのでオシッコはまだいいとしても、ウンチには大腸菌などの腸内細菌や酵素などの刺激物がいっぱいです。
とくに下痢のウンチは赤ちゃんにとって最悪で、刺激がとても強いため、おむつの中でそのままに放置されると、あっという間におむつかぶれになってしまいます。

だからおむつはまめにかえることが大事です。

最近は各メーカーから優れたおむつが発売されていますが、オシッコは吸収されてもウンチはそういうわけにいきません。
だからいいおむつを使っているからと慢心しないで、おむつ交換はとても大事と覚えておいてください。

では、おむつかぶれとはどんな症状でしょうか?

おしり全体が赤くなったり、ポツポツとあせものような湿疹として現れることもあります。
おむつかぶれの炎症は、かゆみや痛みをともなうので赤ちゃんは不快で泣いたりぐずったりします。
悪化すると炎症箇所がただれて血がにじむこともありますのでそうならないよう気をつけてあげたいものです。
一見あせもやアトピー性皮膚炎と見誤ってしまうこともありますが、その違いは炎症がおむつのあたっているところだけに起きることです。

おむつかぶれは、赤ちゃんの排泄物が皮膚に触れて刺激を与えることに起因するケースがほとんどですが、おむつを交換する際にティッシュなどで強くこすったり、必要以上にお尻を洗うこともおむつかぶれを誘発します。
とにかく赤ちゃんのお肌はデリケートなのでやさしくやさしく扱うようにしてください。

また、赤ちゃんのウエスト部分や太もも周りの、おむつカバーや紙おむつのギャザーがあたる部分で起きる炎症もおむつかぶれと見なします。
サイズの小さいおむつは、赤ちゃんの皮膚を締めつけ、皮膚がこすれる原因になりかねないので注意が必要です。
表記サイズが合っていても、赤ちゃんの体型によってはきついこともあります。
買ってみてもし合わなければ、もったいないから使い切ってから違うのにしようなどと言わず、直ぐに合うサイズのものに替えてあげましょう。

最近は色んなメーカーから優れたおむつが販売されていますが、おむつは各メーカーによって吸収性や通気性が異なるうえ、使っている素材も異なります。
おむつかぶれができてしまう場合は、その製品があなたの赤ちゃんのお肌に合っていないのかもしれません。
そういう場合は違う種類のおむつに替えてみることでおむつかぶれが治まる場合もあります。

ではここでおむつかぶれの原因をまとめておきます。

・赤ちゃんの肌はデリケートで外的刺激に耐性がない
・排泄物(オシッコやウンチ)が肌に直接触れる刺激
・おむつ交換の際にお尻をこする・洗うなどの刺激
・おむつのサイズが合っていない(小さい)
・おむつをこまめに交換していない

赤ちゃんのおむつかぶれの予防策

おむつかぶれの予防策の基本は、清潔を保つことです。
当たり前のようですが、一に清潔、二に清潔です。

ただ、かといってお尻の洗いすぎ・拭き過ぎ・こすり過ぎは、かえっておむつかぶれを誘発するので、赤ちゃんのお尻を洗うのは基本的に1日1~2回程度。
とにかく赤ちゃんのお肌はデリケートなので、良かれと思って過度に洗ったり拭いたりすると、皮脂成分を奪ってしまい、かえっておむつかぶれができやすくなります。

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入浴時以外で、おむつ交換の際などに赤ちゃんのお尻だけ洗う場合は、洗面器にぬるま湯をためて、そこに赤ちゃんのお尻をつけて洗います。
いわゆる座浴ですね。

その際に、もし石けんを使用するなら、石けんの残りかすが皮膚の表面に残らないようにぬるま湯でしっかり洗い流します。
とにかくしっかり洗い流してください。
そうしないと石けんの刺激で赤ちゃんのお肌がトラブルを起こしかねません。

ちなみに、私は石けんを使うより、緑茶で洗ってあげた方がいいと思っています。
緑茶には肌によい成分がたくさん含まれていてその代表格がカテキンです。
カテキンには抗微生物活性及び免疫増強活性、簡単に言えば抗菌作用があります。
それがおむつかぶれにもいい結果をもたらします。
ただ、緑茶を用意して洗ってあげるのも正直面倒で大変なので、粉末緑茶を使うとよいでしょう。
アマゾンで200グラムが送料込み1200円ほどで売っています。
一度に使う量はスプーン一杯ほどなのでそうとうもちます。
これでお尻を洗ってあげるのも良い方法です。
この場合も最後によく洗い流すことは言うまでもありません。

洗ったあとは、乾いた吸水性の高いタオルでやさしく「押さえる」ように水分をふき取って下さい。
決してごしごしとこすってはいけません。
タオルで自然に吸水するようなイメージでやさしく押えてあげればいいのです。
その後、寒い季節はドライヤーの弱めの温風でお尻を完全に乾かします。
暑い季節は少しの間スッポンポンでもいいでしょう。(でもおなかを冷やすほど長時間はダメですよ?)
お尻が湿った状態のままだと皮膚が傷つきやすくなるのでしっかり乾かします。

もしもお尻にウンチがこびりついていたり残っていたりしたときは、赤ちゃんの肌質に合ったお尻ふきシートでそっとやさしく拭き取ります。
間違っても乾いたティッシュペーパーでゴシゴシしないように。
そんなことをしたら、お肌のその部分が傷つき、あたかも残っていたウンチを擦りこんでいるような感じになります。
ちょっと見には落ちたように見えるでしょうが、傷ついたお尻の表面にウンチに含まれる大腸菌などの腸内細菌をこすりつけているのと同じなので、後から炎症が起きるといったこともままあります。

とにかく赤ちゃんのお肌はデリケート。
これを忘れずに、あとは一にも二にも清潔を心掛けることに優る予防策はありません。

赤ちゃんのおむつかぶれの対策

おむつかぶれの対策のひとつにおむつ選びがあります。

おむつを選ぶ際には、吸収性や通気性をチェックするのはもちろんですが、あなたの赤ちゃんに合うサイズを選んでください。
サイズが小さいと締め付けられて、そこが擦れておむつかぶれにならないとも限りません。
あわせて太もも周りのギャザーのフィット具合も忘れずにチャックしましょう。

また、いくらピッタリサイズのおむつを選んでも、まめに交換していつも清潔にしていないと意味がありません。
赤ちゃんの排泄回数が多かったり、おなかをこわして下痢ぎみの場合などは、おむつ交換の回数やお尻の清潔具合に特に注意を払ってあげてくださいね。

おむつかぶれは、出来るのは一瞬ですが、治すには時間がかかります。
赤ちゃんは何も言えずにただ泣いて訴えるだけですが、可哀そうですよね?
だからくどいようですが、一にも二にも清潔にしてあげましょう。

それでもおむつかぶれができてしまった場合、お尻がちょっと赤い程度で症状が軽ければ、市販のお薬でも有効です。
患部の清潔を保ちながら、非ステロイド系の抗炎症剤で様子をみます。
薬局やドラッグストアで薬剤師さんに相談すれば、症状に合ったお薬を勧めてくれるでしょう。
そのお薬を、入浴や座浴でお尻をきれいにしてよく乾かしてから、薄く伸ばすように塗ってあげてください。

ところで、一見おむつかぶれのように見えて、実はおむつかぶれではなく「カビ」が原因の皮膚炎があります。
おむつかぶれがおむつのあたっている部分に起こるのに対して、カビによる皮膚炎はおむつが直接肌に触れていないしわの奥の部分にもできるのが特徴です。
しかし、素人が見て区別するのはちょっと難しいかもしれません。
このように、おむつかぶれかどうかはっきり分からない場合や、炎症箇所が広がって、おむつ交換の度に赤ちゃんが泣くような場合は決して軽視せず、お医者さんに行きましょう。
その際、小児科か皮膚科か迷いますが、どちらかというと皮膚科の方がいいと思います。

まとめ

赤ちゃんのおむつかぶれの原因は、くりかえしになりますが以下の通りです。

・赤ちゃんの肌はデリケートで外的刺激に耐性がない
・排泄物(オシッコやウンチ)が肌に直接触れる刺激
・おむつ交換の際にお尻をこする・洗うなどの刺激
・おむつのサイズが合っていない(小さい)
・おむつをこまめに交換していない

この中で、「赤ちゃんのお肌がデリケートで、まだ外的刺激に対して耐性がない」ということ以外は、お母さんであるあなたが何とかしてあげられることです。
でも言い換えれば、赤ちゃんのお肌に耐性がまだ備わっていないからこそ、その他の要素に注意を払ってあげるべきなのです。

痛いともかゆいとも言えない赤ちゃんは「おむつ替えて!」と泣いてあなたに伝えます。
可愛い我が子のお尻がかぶれないよう、きちんとケアし、常に清潔にしてあげましょう。
そうすれば赤ちゃんはいつも機嫌よく、その笑顔にあなたも癒されることでしょう。

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