フォーチュンクッキーとは?その歴史や食べ方や作り方

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フォーチュンクッキー

歌にもなっているフォーチュンクッキーですが、
一体どんなクッキーなのか知ってますか?

フォーチュンクッキーを貰った時のために、
食べ方も知っておいた方が良さそうです。

また、作り方も調べてみましたよ^^

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フォーチュンクッキーって何?

フォーチュンクッキーは別名おみくじクッキーと呼ばれています。
その理由は、クッキーの中に運勢が書かれている紙が入っているから。

フォーチュンクッキーは、アメリカやカナダの「中華料理店」で食後によく提供されますが、実は中国にはそのような習慣がないので中華料理店で供されるのはちょっと不思議。
調べてみると、フォーチュンクッキーは日本の江戸時代のお菓子が原型で、移民によってアメリカに持ち込まれたという説が有力なんだそうです。

フォーチュンクッキーの中には2つ折にした紙が入っていて短い文章が書かれているのですが、その形が北陸地方の新年の祝いに神社で配られていた辻占煎餅(つじうらせんべい)に由来しているとされています。

更にフォーチュンクッキーの歴史を紐解くと…

1894年にアメリカのカルフォルニアで国際博覧会が開催されたそうです。
その時に日本人の庭師、萩原真さんという人が辻占煎餅を少しアレンジしてアメリカ人に振舞ったのがフォーチュンクッキーの始まりだと言われています。
その萩原さんがなぜそんな昔にアメリカにいたのか?なぜ煎餅を振舞ったのか?はちょっと不明でした。

ただ、本来ゴマ味噌味の辻占煎餅をアメリカ人の口に合うように現在のフォーチュンクッキーの甘い味にしたということは分かりました。
それがその後に広まって現在のフォーチュンクッキーになったんですね。

ということで、
フォーチュンクッキーの発祥の地は日本だということが分かりました。

まさかフォーチュンクッキーが日本生まれだなんて!知らない日本人が多いのですが、北米では中国料理の後のおまけのフォーチュンクッキーは当たり前の事なんですね。
中国料理のおまけという事で、北米ではフォーチュンクッキーは中国の物だと勘違いしている人が多いそうです。

ところで、フォーチュンクッキーを見たことがある人は分かると思いますが、三日月の形をしていて中に小さな紙が入っています。

その紙にはことわざや名言など色んなメッセージが書かれていて、食事が終わった後にも皆で楽しめるようにポジティブな内容です。
自分でフォーチュンクッキーを作る時には好きなメッセージを書いて入れられるので、それをプレゼントとして渡すというのも良いですね♪

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フォーチュンクッキーの食べ方は?

フォーチュンクッキーの食べ方は簡単で、三日月形なので半分に割って中の紙を取り出して読み、その後は割ったクッキーを食べればよいだけです。

しかし、中にはトレーに請求書と一緒に載せて供される事もあるようで、そんな場合は不衛生なので中の紙だけ見てクッキーは捨ててしまう… という、とてももったいない事もあるようです。

ここで気をつけないといけないのが、フォーチュンクッキーの成り立ちを知らず、出てきたクッキーを普通に食べてしまうということです。
変な形のクッキーだなぁ… なんて一口で食べ、モグモグしていると中から紙が出てきて「異物混入だ!」なんて怒りだしたらシャレになりません。

とは言え、誰もがフォーチュンクッキーに詳しいわけでもないので、もしフォーチュンクッキーを手作りで作る場合は、中に紙が入っている事を予め相手に伝えておくか、外から見て中に紙が入っているのが分かるようにしておく必要がありますね。
それだけ日本ではフォーチュンクッキーが浸透していないということです。

どうやってフォーチュンクッキーを作るのか?

好きな人に気持ちを伝える場合や、何かのイベントの時にフォーチュンクッキーを作れば盛り上がること請け合いです。

では、フォーチュンクッキーを自分で作る手順はというと…

【 材料(6個分)】
・卵白:卵1個分
・砂糖:大さじ3
・強力粉:大さじ3
・バニラエッセンス:小さじ4分の1

作りたい個数の材料を揃え、その個数の中に入れる紙を用意してメッセージを書いておきます。

オーブンは予め200℃に温めておいて、その間にクッキー作りを開始します。

卵白をボールに入れて少し混ぜ、砂糖を加えて泡立器を使い、白くもったりするまで混ぜた後、強力粉とバニラエッセンスを加えてよく混ぜ合わせます。

鉄板にクッキングシートを敷いてサラダ油を塗り、作った生地をスプーンの背を使って8cm程の円形になるように薄く伸ばし、予め余熱しておいたオーブンに入れて7~9分程様子を見ながら焼きます。

焼きあがったクッキーをオーブンから取り出し、中央にメッセージを書いた紙を置いてクッキーを半分に折り、マグカップの淵を使って三日月形にして冷めれば出来上がりです。

注意しなければいけないのは、焼きあがってすぐの時にしか柔らかくないので、焼きあがったらすぐに紙を入れて形を作るようにしましょう。
また、フォーチュンクッキーは湿気に弱いので、冷めて形が整えば密封した容器に入れて湿気を吸わないようにしましょう。

形を整えるのに慣れないうちは焼く枚数を少なくして、慣れてきたら枚数を増やすようにすれば上手く作ることができると思いますよ。

まとめ

フォーチュンクッキーの発祥が実は日本だったというのには驚きました。

フォーチュンクッキーを食べる機会はあまりありませんが、自分で作ってパーティなどに振舞うというのも気が利いていて良さそうです♪

みんなで楽しみながらフォーチュンクッキーをいただききましょう!

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