おからって何?おからの栄養や保存方法まで!

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おから

近年の大豆ブームは日本だけでなく欧米にも広がっています。
特に、豆乳なんかは低カロリーで、良質のタンパク質を含み、栄養価が高いことから人気を集めています。

実は、その豆乳よりも優秀な食材として「おから」がダイエット・健康食品として注目されています。

おからは豆乳に比べて少し存在感が薄いイメージですが、豆乳よりも食物繊維が多く、栄養価が高いのです。
ここでは、女性の美と健康に頼もしい味方になってくれる「おから」についてご紹介します。

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おからって何?

そもそも、おからはどのようにして作られているのでしょうか?

実は、豆腐や凍り豆腐の製造工程において、大豆から豆乳を作る際に出る搾りかすがおからの正体です。
別名「卯の花.きらず」などの呼ばれています。

おからは、原料となる大豆の種類、豆の砕き具合、豆乳のしぼり具合等により、含まれる水分量、きめの細かさ、風味などが大きく違ってきます。

一口におからといっても、
1. 水分をたっぷり含んでしっとりしたタイプのおから
2. 水分をしっかり絞った目が粗くパサパサしたおから
の2種類がありますので、料理によってタイプを使い分けることをオススメします。

煮物に使う場合は、水分が多めのタイプ、乾炒り(乾煎り)して水分を飛ばして使う場合は、水分が少なめのタイプを利用すると便利です。

おからの栄養

おからは、上記でご説明した通り、大豆が原料で、豆腐の製造過程でおからと豆乳に分かれます。
このことから、おからの効果は概ね豆乳の効果と似ています。
しかし、豆乳よりもおからの方が食物繊維が多く、栄養価が高いのです!

では、おからにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?

・大豆サポニン
大豆サポニンは、血管にドロドロと付着した脂肪を吸収し、活性酸素の働きを抑制する効果があります。
腸を刺激し便通をよくするなどの働きから、生活習慣病や老化防止、発ガン抑制の効果なども期待されています。

・レシチン
レシチンは、血管に付着したコレステロールを溶かし血流の流れを良くしたり、固まるのを防ぐ働きがあります。
その働きにより、動脈硬化を予防する効果があります。
また、脳の情報伝達に関わる神経細胞の重要な材料となり、物忘れなど脳の老化やボケ予防等に効果があるので、脳の活性化にも繋がります。

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・大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女生ホルモンと似た働きをしてくれます。
女性ホルモンの減少によって起こる、更年期障害やアンチエイジングに効果が期待されています。
また、女性ホルモンはカルシウムが溶け出すのを抑制することから、骨粗鬆症の予防や乳がんや前立腺がんの予防にも効果があるとされています。

・豊富な食物繊維
おからの一番の特徴として、豊富に含まれる食物繊維が挙げられます。
大豆の食物繊維がほとんど全てがおからに移行していて、その量は、キャベツやレタスの約6倍とも言われています。
おからに含まれる食物繊維は、水に溶けない、不溶性食物繊維なので、水を含んで腸内で膨らみ、腸壁をコーティングしてくれます。
これにより、油分のカットや、便秘改善の効果が期待出来ます。
さらに、おからには善玉菌を増やすオリゴ糖が含まれているので、便秘解消には特に効果的であると言えますよね!

おからの保存方法

では、おからを美味しくいただくためにも、保存方法をしっかりとチェックしておきましょう。

通常売っているおからには「生おから」「乾燥おから」の2種類があります。
それぞれの保存方法をご紹介します。

・生おから
生のおからには沢山の水分が含まれています。
そのため、傷みやすく長期の保存には向いていません。
基本的に、買ってきたおからはすぐに冷蔵庫に入れて保存し、賞味期限内に食べ切りましょう。
一般的に、生おからの冷蔵保存期間は1~2日程度です。
おからをそのまま冷凍すると水分量が多く、解凍するのが大変な為、フライパンでおからを炒り、水分を飛ばしてからの保存をオススメします
水分を飛ばしたおからは、100g程度に小分けして、フリーザーバックなどの密閉容器に入れ、冷凍庫で保存しましょう。
使う時は自然解凍してから使います。
生おからの冷凍保存期間は1~2ヶ月程度です。

・乾燥おから
乾燥おからとは、おからを脱水加工して粉末状にした物です。
乾燥おからは水分を飛ばしてあるので常温で長期保存ができますし、栄養分も濃縮されています。
サラサラとしているので、小麦粉やパン粉がわりに使うこともできます。
水をかければ生おからにもどすことも出来る万能な食材です。
乾燥おからの保存方法は、一度開封してしまうと湿気を吸いやすいので、密閉できる容器に入れましょう。
乾燥剤があれば容器の中に入れるとより長持ちします。
そのまま常温で保存すれば、数カ月程度保存が可能です。

まとめ

おからは低カロリーな上、栄養価も高い優秀な食材です!
美容や健康が気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

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