炭酸飲料で歯が溶ける!?飲み過ぎが良くない本当の理由

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炭酸飲料で歯が溶ける

「コーラを飲み過ぎると歯が溶けるよ!」
なーんて、子供の頃に言われたことはありませんか?

たしかにシュワシュワするし、コーラ独特のあの味と何となく歯がきしむ感じから、あながち嘘とも思えなかった記憶があります。

しかしあれからコーラはずっと売ってるし、炭酸飲料自体は以前よりも種類も多く盛んな印象。
もし本当に歯が溶けるんだったらとっくに姿を消してるはずだから、あの話は子供だましだったんだな(笑)と思っています。

そんなわけで、今日はコーラをはじめ炭酸飲料に関する諸々をまとめてみました。

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コーラを飲み過ぎると歯や骨が溶けるってホント!?

コーラを飲みすぎると歯や骨が溶けるという話、
子供の頃に親からまことしやかに言われたことがある人も少なくないでしょう。

まぁ、そのように言った親に確たる根拠があったのか、はたまた、ただの飲みすぎ注意のセリフだったのか、今になって訊いてみても本人は言ったことさえ忘れているのですが(笑)

しかし、炭酸水で歯や骨が溶けるという話、まったくのガセでもなくて、医療の現場では胃の中にできたカルシウムの結石をコーラで溶かすことがあるのだとか。
手術による開腹を要さないので、かえってリスクが低いことから実際に治療法として採用されるケースがあるそうです。
また、歯を炭酸飲料に浸けておくと歯のカルシウム分が溶解するという研究結果も存在するとのことで、そう考えると、親の言ってたこともあながち嘘でもなかったということになるんですね。

では、コーラや炭酸飲料を飲み続けたら、本当に歯や骨が溶けるのでしょうか?

答えは・・・
ノー です。

先述の胃の中のカルシウムの結石にしても、歯のカルシウム分が溶解した話にしても、それらはたしかに事実だそうですが、いずれのケースも長時間浸けておいた場合というのが前提で、普通に飲んだだけではそういった現象は一切起こりません。
だから安心して飲んで大丈夫だし、子度の頃に親の言ってた話も実際はただの「脅し」ということです(笑)。

炭酸水を飲むことで得られるメリット

さて、長時間という条件付きながら、歯や骨を溶かすほどの力がある炭酸水。
それだけ聞くと「爽快感」以外に飲むメリットなどなさそうにも思えるし、長期間飲んでいたら何やら身体に悪そうな印象さえ持ちますが実際はどうなのでしょう。

答えからいうと、炭酸水はデメリットよりメリットがほとんどです。
デメリットにしても、後述する炭酸水の本質以外のことなので、現状ではメリットばかりが目につきます。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

まず、炭酸水は二酸化炭素が溶け込んだ水です。それは押さえておいてください。

経口で炭酸水が体内に入ると、炭酸水に溶け込んでいた二酸化炭素は血中に取り込まれます。
すると身体はそれを酸欠状態だと勘違いします。

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それはそうですよね、酸素を取り込み二酸化炭素を排出するために、心臓は絶え間なく動き、血液は体中を巡っているわけですから。
その自然の摂理に逆らうように、突然二酸化炭素が血中に溶け込んできたら、それはいわゆる酸欠状態に等しいわけで、身体が誤解するのも無理からぬ話です。

そうすると体は突然の酸欠状態を改善するためにより酸素を取り込もうと血管を拡げて血流を増強させます。
これがすなわち血行促進・血行増進になるんですね。簡単に言えば血の巡りが良くなるわけです。

体の様々な不調は血流の停滞に起因することが少なくありません。
肩こりだってそうでしょ?
他の「こり」や冷え性も血行不良が原因だったりします。

つまり、二酸化炭素の乱入が引き起こした疑似酸欠により血行が促進されるのは大変いいことだということ。
これが炭酸水を飲むことにより得られる最大のメリットです。

また、経口に拠らず皮膚から二酸化炭素を取り込んでも同様の結果が得られます。
ヘッドスパに炭酸泉が使われるのもそのためだし、温泉が炭酸泉ということもよくあります。

歯が溶けるのもある意味事実ですが、実はスポーツドリンクや乳酸菌飲料でも条件次第では歯が溶けます。
しかし、実際に炭酸水を含むそれらを飲んで歯が溶けたという話は聞かないし、メーカーもそういったアナウンスはしていません。
つまり、普通に飲用するだけで歯が溶けるということはなく、ちゃんと歯を磨いていれば何も問題は起きないということです。

炭酸飲料のデメリット、それは含まれる糖分

炭酸飲料のデメリットは端的に言えば、含まれる糖分です。
最近はカロリーゼロといったコーラや炭酸飲料も珍しくありませんが、通常の炭酸飲料は実は過剰なほどの糖分を含んでいて、それが問題なんですね。

人間の味覚は、体温に近い温度で最も甘味を強く感じるようにできています。
ということは、冷えてるコーラを飲んでも、本来あるべき甘さほど実は甘いと感じていないということが起こっているんです。
ためしに美味しくないけど常温のコーラを飲んでみてください。甘くてびっくりしますから。

ちなみに、500ミリのペットボトルのコーラにどのくらいのお砂糖が入っていると思いますか?
その量、実に角砂糖14個ほど。これにはたまげるでしょ(笑)
だって、常温のお水にそれだけの角砂糖を溶かして飲めますか?甘すぎて気持ち悪くて飲めないし、そもそも全部溶けるか分かりません。
というわけで、炭酸飲料のデメリットはその含まれる糖分なんです。

最近は無糖の炭酸水も流行っていますよね。ペリエやサンペレグリンノなどの天然の炭酸水も人気です。
無糖の炭酸水は過剰な糖分というデメリットを取り除き、炭酸水の良さだけを享受できる優れた飲み物だと思います。
ぜひこういった炭酸水の良さだけを強調した飲料が増えていってほしいものです。

まとめ

コーラを飲むと歯が溶ける… これはある意味本当だけど、まぁほとんどが嘘ということが分かりました。
そうやって子供が飲み過ぎるのを親が戒めていたわけで、悪意もない都市伝説みたいなもんです(笑)

歯も骨も溶けないので安心して炭酸水を飲んで、血行を良くして健康に暮らしましょう。
ただ、糖分の取り過ぎには十分に注意したいものです。

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