一般参賀で振られる日の丸が気になる!一般参賀予備知識あれこれ

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新年恒例の一般参賀、毎年たくさんの人が訪れます。
天皇、皇后両陛下と皇太子ご夫妻をはじめとする皇族の皆様が、宮殿・長和殿のベランダから手を振られるお姿は、日本の新年の風物詩ともいえますね。

さて、テレビなどでその様子が毎年放映されますが、以前から気になっていたことがあります。

それは… 参賀に訪れる人たちが降っている日の丸です。

なぜみんな日の丸を持っているのでしょう…?
見ていると、どれもだいたい同じ大きさですが、規格とか決まっていて、みんな自宅から用意していくのでしょうか?

ということで、今日は一般参賀でみんなが振っている日の丸について紐解いていきましょう。
さらには、一般参賀に関する疑問あれこれも解説します。

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一般参賀でみんなが振っているあの日の丸はいったい…?

それではまず、あの日の丸について分かったことを率直にそのままお伝えします。
実はあの日の丸、皇居の近くで配られているんです。
まぁ、中には自宅から持参する人もいるようですが、ほとんどの人は近くで配られた日の丸を振っています。

では誰が何のために配っているのか?そしてそれは有料なのか無料なのか…?

まず配っているのは、宮内庁の人?かと思いきや、国旗協会の人たち。
「皇居参賀協力委員会」と書いた緑の帽子をかぶっているので一目で分かります。まぁ、それ以前に日の丸をたくさん手にしているので分かりますがね。

最初は宮内庁が一般参賀を盛り上げるために配っているのかと思いましたが、さにあらず、まるっきりボランティアなんですね。
それにしてもあれだけの数を作ればそれなりに費用もかかるだろうに、国旗協会というのは予算が潤沢なんでしょうか?

気になったので国旗協会を調べてみましたが大した情報は見つかりません。
分かったことといえば一般社団法人で、設立は1966年とわりと古く、元内閣府所管ということ。
元内閣府の所管ということは、内閣府自体が日本の行政機関の一つであることを考えると、その管理下に置かれていたのだからまぁ国の機関みたいなものだったのでしょう。

他には国旗協会の代表者が神社の宮司さんということ、それもどうやら鎌倉の鶴岡八幡宮の宮司さんらしく著名な方のようです。
また、設立の趣旨は「国民の理想を表わし、国を象徴する国旗の正しい理解と普及に努め、健全な国民の育成に資すると共に、世界の人々との間に相互理解の精神をつちかい、明るい日本と平和な世界の建設に寄与すること」とあります。

要は、国旗の普及とその啓蒙を推進する団体ということでしょうね。
そういえば近年は祝日、いわゆる旗日でも日の丸を掲揚するご家庭は極めて稀ですからね。
下手に掲揚しようものなら「あの家は右翼か?」なんて言われかねません(笑)

さて、閑話休題、
そういうわけで、一般参賀には手ぶらで行っても、日の丸は振れるということです。
むしろ自前で用意するより、サイズも程よく周りと調和もとれてよさそうです。
事実、宮内庁は大きなサイズのものを高く掲げないように告知しているので、国旗協会の人にもらった日の丸を振っている方が無難ということですね。

ちなみにあの日の丸、無料ですから作りはあまりよろしくありません。
まず紙だし、日の丸の赤い丸がバランスを欠いて妙に大きく、センターもずれていたりします。
まぁ、それもご愛嬌ということで、周りの皆がそれを振っているわけですから、よしとしましょうね。

ということで、あの日の丸の正体が分かりました。
さすがに皇居の周りで「テキヤが売っているのかしら…?」なんては思いませんでしたが、無料で配られているというのも、その数を考えるとちょっと驚きではあります。

一般参賀の予備知識

一般参賀というと、行くのは年配の方というイメージがありましたが、そんなことはなく、訪れる年代は様々です。
天皇陛下が人気があるのかどうかは分かりませんが、若い世代でも参賀に行くということは、天皇のイメージが今後廃れていくこともなさそうで、それは良いことでしょう。

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さて、一般参賀はご存知のようにものすごい人出で大混雑するので、何となく行き当たりばったり行くよりも、予備知識があった方がいいでしょう。

まずアクセスですが、お正月は道が空いてるから車で行こう!というのはあまり正解とはいえません。
直ぐ近くにはコインパーキングもないので、止めるならけっこう遠くの駐車場になります。それに後述するように、参入門と退出門が違います。
一般参賀に行くなら電車で行った方が賢明でしょう。
ちなみに、参入門は皇居正門(二重橋)、退出門は坂下門・桔梗門・乾門、それぞれ地下鉄が利用できて便利です。(ちょっとは歩きますけどね)

ところで、あれだけの人出ですから、予約制とか事前申し込みとかあるのでは?なんて疑問に思うかもしれませんが、実は整理券すらありません。
行って並べば参賀はできますから、思い立って急に行っても大丈夫。ただ激しく並びますのでその点だけは心してください。

ではどのくらいの時間並ぶのかといえば、その年の参賀者の数にもよります。少ない年もありますが、なにしろ多いとは11万人を超すことも。
いずれにしてもものすごい人数ですから、並ぶ時間も半端ないのでは? って思いますよね。

ところが、それが思ったほどはかからないんですよ。
だいたい40分から1時間ほど。
人気のラーメン屋よりは待ちますが、初売りなどよりも短いと言えます。

なぜ思ったほどは時間がかからないかというと、その秘密は「宮殿前広場の広さ」にあります。ものすごく広くて、約4500坪。

4500坪って言われてもイマイチイメージがわきませんが、だいたいサッカーのピッチ2面ほど。
つまりサッカーを同時に2試合行えるくらいの広さといえば少しはイメージできるでしょうか?
それほど広大なスペースがあればこそ、人もどんどん収容出来て、思うほどは並ぶ時間も長くないということです。

ちなみに、皇居に入る段階でボディチェックと持ち物検査があります。
それは当然ですよね、テロリストなんかが紛れ込んだら大変ですから。
ボディチェックと持ち物検査は、入念な割には比較的スムーズに運ぶので、なるべく協力する意味でも、上着の前を予め開けておいたり、バックやかばんも中身が見えやすいようにしておくとよりスムーズです。

さて、この章の最後に、一般参賀の予定時刻を記しておきましょう。

参賀は毎年1月2日に5回行われますが、念のため宮内庁のホームページも確認しておくとよいでしょう。

第1回 午前10時10分頃
第2回 午前11時00分頃
第3回 午前11時50分頃
第4回 午後1時30分頃
第5回 午後2時20分頃

なお、皇居に入れる時間は、午前9時30分~午後2時10分です。

一般参賀の注意点

この章では、一般参賀に行く際の注意点を記しておきましょう。
思えば、日の丸からはずいぶんと話題が逸れてしまいましたが、ものはついでというものです(笑)

一般参賀は宮殿前広場で行われますが、下は玉砂利です。そのため歩きやすい靴がいいですね。
下駄やサンダルなどはNG、ハイヒールもやめておきましょう。

服装ですが、なにしろ寒い季節です。おまけにそれなりの時間並びますでの温かい服装がいいですね。
使い捨てのカイロなども役立ちます。

そして、寒いとトイレが近くなりますよね。
中にトイレはありませんので、皇居前広場で済ませておいてください。
そして並ぶ前からあまり水分は取らない方がいいでしょう。トイレが近くては参賀も落ち着いてできませんから。

また、スマホやデジカメによる写真撮影はOKですが、三脚にカメラを取り付けて撮影することや、自撮り棒などでスマホを高く掲げることは禁止です。
周りに迷惑がかかるような行為は慎み、良識ある行動を心掛けましょう。

まとめ

さてさて、今日は一般参賀でみんなが振っている「あの日の丸」についての疑問からはじまり、一般参賀に訪れる際の予備知識やポイントまで記しました。
平成天皇は生前譲位のご希望を持っておられることを考えると、元気なお姿を見ることが出来るチャンスもそう多くはないでしょう。

一般参賀、一度は訪れてみるのも悪くないですね。

ちなみに、一般参賀が終わって出口を出ると「参賀記念」の品がいろいろ売られています。
せっかくなので、気になるものがあったら、記念に買って帰りましょう。

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