猛烈に眠い特発性過眠症の症状をチェック!治療と対策は?

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特発性過眠症

「夜、ちゃんと寝たのに常に眠い・・・」ということはありませんか?

疲れがたまっている時や夜更かしした次の日は眠気が残ることもあると思いますが、そうでないのに眠気が取れないという人は注意が必要です。

規則正しく生活して、夜は十分に睡眠をとっているのに、仕事中や授業中にウトウトしてしまい怠けていると思われてしまう・・・
そんな悩みを抱えているあなたは、もしかしたら「過眠症」かもしれません。

「過眠症」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、睡眠障害の1つです。
「不眠症」はよく聞きますが、「過眠症」もりっぱな睡眠障害なんです。

「過眠症」の人は、夜に10時間以上寝てしまったり、日中に耐えがたい眠気に襲われて日常生活に影響を及ぼす特徴があります。

「過眠症」には2つの種類があるのでご紹介します。

・ナルコレプシー

世界的に見ても日本人に多く、600人に1人の割合でナルコレプシーになっていると言われています。
最近日本でも認知度が上がってきました。

仕事での重要な場面や試験中等の大事な場面でも、強烈な眠気に襲われ寝てしまうのが特徴です。

15分程寝ればスッキリしますが、またしばらくすると眠気が襲います。
また、驚いたり笑ったり感情が揺さぶられた時に体の力が脱力してしまう等の症状があります。

・特発性過眠症(とくはつせいかみんしょう)

こちらはナルコレプシーよりさらに患者の割合が低く、10万人に1人と言われています。
認知度もまだまだ低い病気です。

10歳から25歳くらいまでに発症することが多く、ナルコレプシーよりじわじわと症状が出てくるのが特徴です。
ナルコレプシーとは症状が似ていますが、こちらは脱力症状が無い為、病気に気付きにくいと言われています。

ここでは、日本ではまだ認知度の低い「特発性過眠症」について詳しくご紹介していきたいと思います。

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怠けている訳ではない!特発性過眠症の症状

では、「特発性過眠症」とはどのような病気なのでしょうか?
症状の特徴をご紹介します。

・日中の耐えがたい眠気

こちらはナルコレプシーと同じですが、「特発性過眠症」の場合は1時間以上、ひどい人だと3~4時間程眠ってしまうのが特徴です。

また、目覚めた時にスッキリしないのがナルコレプシーとの大きな違いです。
目覚めた後も睡眠酩酊といって酔っ払いのようなぼーっとした状態がしばらく続きます。

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目覚ましをかけてもなかなか起きることが出来ないため、下手に眠ることができません。
まさに、寝ても寝ても眠い状態です。
一説には、脳を目覚めさせる「オレキシン神経」が不調になっていることが原因であるとも言われています。

強いて言えば、「前日沢山のお酒を飲んでオールした次の日の朝」のような眠気や辛さをイメージしていただくとよいかもしれません。
これが毎日続くとなると結構辛いですよね。
周りにもなかなか理解されず、うつ病になってしまう患者さんも少なくないと言われています。

・金縛りや悪夢

「過眠症」の人には共通していますが、何時間寝ても、眠りが浅いという特徴があります。

深い眠りになっていない為、寝入りばなに金縛りにあったり、悪夢を見やすいのが特徴です。
夜にきちんと睡眠時間を取っても体の疲れが取れていない為、日中疲れやすい等の症状が出てきます。

・自律神経への影響

睡眠障害による、自律神経への影響も見られます。
頭痛や低血圧、めまい、手足の冷えあるいは熱い感じ等、睡眠には関係ない部分の影響もあるようです。

あなたは特発性過眠症?症状をチェックしよう

「特発性過眠症」を診断するには、専門医のチェックが必要です。
問診や診察もちろん、終夜睡眠ポリグラフ検査や反復睡眠潜時検査等の専門的な検査が必要になってきます。

診断には注意が必要な為ここでチェックをしたからといって一概に判断できませんが、診察に行ってみるきっかけになるかもしれません。
参考程度に確認してみてはいかがでしょうか。

・座って読書をしている時に眠くなる

・テレビを見ている時に眠くなる

・人が沢山いる場所(映画館や会議中等)に眠くなる

・車に乗っている時に(他人が運転中に)眠くなる

・横になっているとすぐ眠くなる

・昼食後に座っていると眠くなる

・自分が車を運転中に2~3分停車している時に眠くなる

以上の項目で「はい」の数が多く、頻度も多い場合、病院で相談することも検討してみてはいかがでしょうか。

治療と対策

「特発性過眠症」の病気の原因やメカニズムは現状ではよく分かっていません。
よって治療は対症療法のみとなっています。

基本的には規則正しい生活を送る事が大切ですが、日中の眠気が酷い場合は、モダフィニルなどの精神刺激薬を投与されることがあります。
また、年齢が上がるにつれて症状が消えたり軽くなることもあるようです。

まずは、夜中の睡眠時間を、普通の人よりも「しっかりと取る」ことが重要になってきます。

まとめ

いかがでしたか?
「特発性過眠症」はまだまだ一般的には知られていない病気です。
周りの人の理解を得るのは大変かもしれませんが、決して怠けている訳ではないので、無理をしないで自分の身体と向き合って下さいね。

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