もう学校で緊張しない!どもり(吃音)の原因と効果的な5つの対策

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どもり(吃音)

「クラスの前で話すとき、緊張でどもってしまって、うまく話せない」と、悩んでいませんか?

どもり(吃音=きつおん)は、病気ではありません。

不安や緊張、心因性のストレスなどからくることが多く、ちょっとしたケアやトレーニングで、どもりは大幅に改善することができます。

そこで今回は、あなたが学校でどもってしまう原因と、どもりの効果的な対策方法について、ご紹介していきます。

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なぜ、あ行がうまく言えないのか

まず、どもり(吃音)で悩んでる人に最も多い症状は、「あ行がうまく言えない」というものです。

おそらくあなたにも、「あっ、あっ、あの・・・」のような発言をしてしまった経験があるのではないかと思います。

この対処法を考える前に、まず、「なぜ、あ行の発音が難しいのか」ということを先に考えてみましょう。

あ行というのは、やってみるとわかりますが、歯、舌、唇など、口の周りの部分を全く使わず、息だけで発音しなくてはなりません。
そのため、他の「か行」や「た行」に比べて、発音するのが難しいんです。

逆に言えば、「あ行」さえ克服できれば、どもり(吃音)の不安は、大幅に軽減されます。

対策1:「あ行」をできるだけ言わないようにする

もっとも手軽にできる対策は、あ行を言わないようにすることです。

もちろん、どもり(吃音)そのものを治すことができるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、吃音の克服には時間がかかります。

仮にあなたが、この記事を読んで「3週間で吃音を克服する!」と決意したとしても、「明日どうしてもクラスの皆の前で話さなくてはならない」のような状況になってしまった場合、即席の対処法が必要になります。

あなたがまず知りたいのは、「とりあえず明日どうやって乗り切るか」ということですよね。

ですので、そういう場合は応急処置として、「あ行を言わない」というやり方が有効です。

挨拶言葉ではあ行を省略する

まず、「おはよう」や「ありがとう」というのは挨拶言葉ですから、正確に言おうとしなくてもいいんです。

「はよー」や「ざーす」になっても、誰も気になりません。

●「おはようございます」
→「はようございます」

●「ありがとうございます」
→「あざーす」
→「っざーす」

実際、「あざーす」なんて、原型をほとんどとどめていないのに、皆さん普通に使っていますよね。(笑)

ですからあなたも、あ行を抜いた発音を、どんどんしていけばいいんです。

対策2:自分が話す内容の原稿を書いてみる

また、もしも皆の前で話すときは、あらかじめ原稿を用意しておくようにしましょう。

「そんなのいちいち用意してられない」

と、思うかもしれませんが、どもり(吃音)の最大の原因の1つは、「焦り」です。

つまり、話そう話そうと思ってしまうから、気が焦ってしまって、余計にどもってしまう、という悪循環に陥ってしまうんです。

原稿を用意しておけば、内容を事前に把握できますから、焦らずに済みます。

日常会話でも原稿を用意してみる

また、クラスの皆の前で話すときに限らず、友人との日常の会話でも、「そうなんだ」「へー」「それで?」「実はさあ」など、あなたがよく使うフレーズを、紙に書き出してみましょう。

いわば、会話用の原稿です。

事前に練習しておくと、緊張が和らぎます。

また、心を許せる友人には、「自分はどもりで悩んでいるからこうやって練習している」ということを伝え、原稿を見て話してみるのも良いと思います。

周囲にも、どんどん協力してもらいましょう!

対策3:原稿を書くときは、できるだけ文頭にあ行を使わない

事前に原稿を書くのは、先ほどご紹介した「緊張しない」というメリットのほか、もう一つ、「事前にあ行を調整できる」という、大きなメリットがあります。

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そして、あ行で始まる言葉は、別の言葉に言い換えるようにします。

●今から
→これから

●いつ?
→何日?何月?

●明日
→日付や曜日、または「っした」のようにぼかして言ってみる

など、できるだけ文頭にあ行が来ないような原稿を書くことも可能です。

また、こうしておけば、「あ行を言わなくてもいい」というのが、あなたの安心につながります。

どもり(吃音)の多くは、心因性のストレスからくる、「焦り」によるものです。

ですので、「自分が今から何を話すのか」ということがあらかじめ分かっているだけでも、吃音はかなり改善することができますよ!

その上で、自分がどもりやすい発音や単語などを、あらかじめ除外しておけば、いざ話すときにも焦らずに済みます。

対策4:親しい友人や先輩にはカミングアウトしておく

あなたは友人や先輩と話すとき、「どもってしまったらどうしよう」「恥ずかしい」という気持ちを抱いていませんか?

気持ちは、あなたをさらに緊張させ、どもりがますます治りにくくなる原因となります。

ですので、親しい友人や先輩には、

「自分はどもりで悩んでいるから、会話中にどもってしまうかもしれないし、あ行をちゃんと言えないかもしれないけれど、気にしないでほしい」

ということを、しっかりと伝えておきましょう。

しかし、自分のどもりを伝えることを、あなたは恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。

そこで、発想を変えて、「伝えずに実際の会話でどもってしまうぐらいなら、先に伝えておいた方がよっぽどマシだ」と、考えるようにしてみましょう。

たったこれだけでも、あなたの心の中から、恥ずかしさや恐怖心が取り除かれますので、どもり対策にはかなり効果的です。

対策5:声のトーンを下げて、ゆっくり話す

また、どもり(吃音)には、「声が高い時ほど、どもりやすい」という傾向があります。

つまり、低い声でゆっくり話せば、それだけで、あまりどもらなくなる、ということです。

試しに、あなたが疲れているところを想像しながら、「ああ、いやだなあ、うざいなあ」と言ってみてください。

おそらく、どもらずに、普通に言えたのではないでしょうか。

理由は、こういうセリフは大抵の場合、声のトーンを落として、ゆっくりめに発音するからです。

「ああ、疲れた」なんていう言葉を、早口でハキハキ言う人はいませんよね。(笑)

あなたがどもってしまうとき、きっと心のどこかに、「きれいな声で、爽やかに、気持ちよく発音したい」という思いがあるはずです。

しかし、そんなことを意識してしまうと、緊張して焦ってしまい、余計にどもってしまいます。

ですので、家族や親しい友人達と話すときだけでも、声のトーンを落として、ゆっくりと話すようにしてみてください。

「そんな話し方をしたら、印象が暗すぎるんじゃないの?」と感じてしまうかもしれませんが、どもりの克服のためには、そのくらいでちょうど良いです。

低調子で話せば、それだけでも、どもりにくくなります。

また、「自分はどもり克服のトレーニング中である」ということを、ちゃんと周囲にも伝えておきましょう。

あなたが低い声でゆっくり話すことを、家族や友人も、きっと分かってくれるはずです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、どもりを克服するための対策法として、

1.「あ行」をできるだけ言わないようにする
2.自分が話す内容の原稿を書いてみる
3.原稿を書くときは、できるだけ文頭にあ行を使わない
4.親しい友人や先輩にはカミングアウトしておく
5.声のトーンを下げて、ゆっくり話す

の5つの方法を、ご紹介してきました。

どもりの最大の原因は、不安、緊張、恐怖、焦りなど、心因性のストレスです。

これらのストレスが取り除かれれば、どもりは必ず克服できます。

周囲の家族や友人たちにも協力してもらいながら、毎日の会話の中で、少しずつ、緊張を和らげていくようにしてくださいね!

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