天中殺と大殺界はどう違う?運気が落ちているときの過ごし方は?

公開日:  最終更新日:2017/06/15

天中殺と大殺界

「天中殺と大殺界は、どう違うの?」
「本当に運気が落ちる時期が、占いで分かるの?」

と、考えたことはありませんか。

じつは、天中殺と大殺界の2つの言葉は、同じものを指しています。

ただ流行した時期が違っているだけで、内容は、ほぼ同じなんです。

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1979年の大ベストセラー『天中殺入門』

1979年、
当時一世を風靡した、和泉宗章(いずみ そうしょう)という占い師がいます。

この和泉宗章が、1979年に出版した、『算命占星学入門』と、『天中殺入門』、2冊合わせて300万部以上を売り上げ、なんとその年のベストセラーの1位と2位になりました。

そのため、1979年当時に中学生以上だった世代は、大殺界よりも、天中殺という言葉のほうをよく知っています。

反対に、それよりも若い世代は、天中殺の本がベストセラーになったことを知らないため、天中殺という言葉をこれまで聞いたことがない、という人がとても多いんです。

このことから、天中殺と大殺界とは、ほぼ同じものでありながら、世代間のギャップが生まれ、違うものだと思っている人が多い、ということなんです。

大雑把に分けると、1980年代以降に生まれた人は大殺界、1980年代以前に生まれた人は天中殺と呼んでいるようです。

なお、天中殺は、「天沖殺」と書くこともあります。

なぜ、天中殺が大ヒットしたのか

1,970から80年代の頃は、占いと言えば星座か血液型ぐらいで、日本ではまだ占いというものがそこまでメジャーではありませんでした。

そんな時、まさに彗星のように現れたのが、天中殺占いです。

それでは次に、天中殺占いが具体的にどういうものなのかを見ていきましょう。

非常にネガティブな占い

後述しますが、天中殺占いは基本的に、開運がテーマではありません。

開運ではなく、「あなたの運気が最も下がるのはいつか」を調べるのが、天中殺占いです。

要は、内容がネガティブなんです。

当時のキャッチコピーも、「天中殺を知らないと破滅する」というような、非常にどぎついものでした。

しかし、このネガティブな占いは、瞬く間に大衆に受け入れられました。

「いつ幸福になるか」という情報よりも、「いつ不幸になるか」という情報の方が、はるかに需要があった、ということでしょう。

ベストセラー300万部、という数字が、それを物語っています。

そもそも天中殺って何?

天中殺とは、一言で言うと、私たちの「運気が最も落ちる時期」のことを指しています。

運気には、年、月、日のサイクルがあり、「12」という数字が一区切りになっています。

そして、12のうちの2が、運気が最も落ち込む時期、天中殺に当たる、ということです。

天中殺は、

●12年のうちの2年間
●12ヶ月のうちの1ヶ月間
●12日のうちの2日間

これらが、誰の身にも、「12」の周期の中で、必ず1回訪れます。

そして、「それがいつなのか」を調べるのが、天中殺占いなんです。

人の運命を6つの類型に分ける

天中殺の時期がいつになるかは、人によって違います。

天中殺では、全ての人間をその生年月日に従って、6つの類型に分けます。

それぞれ、

●子丑天中殺
●寅卯天中殺
●辰巳天中殺
●午未天中殺
●申酉天中殺
●戌亥天中殺

となっています。

この類型ごとに、天中殺の時期がずれていくわけです。

たとえば、12ヶ月のサイクルであれば…

子丑天中殺の人は、12月と1月にもっとも運気が落ち、寅卯天中殺の人は、2月と3月に最も運気が落ちることになります。

あなたもこれまでに、「1年間のうちで、特定の月だけがどうも調子が悪い、テンションが低い、運が悪い」と、感じたことはありませんか?

ひょっとしたらそれは、その月がちょうどあなたの「天中殺」だったのかもしれません。

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大殺界はいつ流行したの?

以上が、天中殺のおおまかな解説になりますが、1980年以降に生まれた人は、ほとんどが天中殺という言葉を知りません。

代わりにその世代が知っているのは、「大殺界」です。

大殺界は、現代日本を代表する占い師の1人である細木数子が編み出した、「六星占術」で使われる言葉です。

こちらの六星占術は、1979年の天中殺をはるかに超える大ベストセラーとなり、発行部数はなんと、全世界で約1億部。

「最も発行部数の多い占い本」として、ギネスの記録にもなっているほどです。

そして、冒頭でお話ししたように、この大殺界と天中殺とは、ほぼ同じもので、いずれも、「運気が最も落ちる時期」を指しています。

そのため、同じ人を占えば、いずれの占いも、「運気が落ちる時期」は同じになります。

なぜ天中殺は2ヶ月で、大殺界は3ヶ月なのか

ただし、運気が最も落ちる期間は、天中殺の場合は12ヶ月のうちの2ヶ月間ですが、大殺界では3ヶ月になることがあります。

このことが、「天中殺と大殺界とは違うものなの?」という誤解を広く招いている原因です。

しかし、これはただ単に、区切るポイントの違いです。

大殺界の3ヶ月の中に、天中殺の2ヶ月が含まれていますので、基本的には同じものと考えておいて差し支えありません。

運気が落ちるってどういうこと?

そもそも、「運気」とはいったい何でしょうか。

「運気」とは、「波」や「バイオリズム」のようなものだと考えると、分かりやすいです。

例えば、1週間の間、ずっと同じテンションが続くことって、あまりないですよね。

大体は、「昨日は調子が良かったけれど今日は調子が悪い」のように、波があるものです。

これは、1年間でも同様です。

あなたもこれまで、調子が良い月と調子が悪い月は、だいたい毎年似通っていたのではないでしょうか。

そして、この波に、目には見えないある一定の周期があることに着目し、その周期を算出したものが、今回ご紹介している、天中殺占いや、大殺界占いなんです。

つまり、この占いの目的は…

「自分の運気が最も落ちる時期をあらかじめ知っておいて、それにうまく対処できるようにする」ということです。

天中殺の時にやってはいけないことは?

天中殺の時期は、力や集中力、エネルギーのようなものが、平常時に比べて低くなります。

動物で言う、冬眠期間のようなものです。

そのため、この時期に新しいことを始めるのには向いていません。

具体的には、

結婚、就職、転職、
開業、新築、試験、…

などです。

こうした新しいことをスタートするのは、ただでさえ膨大なエネルギーが必要になりますよね。

ですから、これらの出来事がちょうど天中殺の時期とかぶってしまうと、あなたのエネルギーが低いため、失敗する確率が高くなってしまう、ということなんです。

天中殺の時の過ごし方は?

基本的には、天中殺の時期は、「何かをするための準備期間」と捉えておくようにしましょう。

無理は禁物です。

天中殺の時期が事前に分かっていれば、この時期に新しいことや大切なイベントはあえてずらし、ゆっくりと落ち着いて準備にあてることができます。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、天中殺と大殺界の違い、その時期の過ごし方などについて、ご紹介してきました。

ここまで読んでいただいて、「天中殺の時に新しいことを始めたら、絶対に失敗してしまうの?」と、心配になっていませんか。

でも、そこまでナーバスになりすぎる必要はありません。

天中殺というのは、成功・失敗を占うものではなく、あくまでも、人間の力やエネルギーの波の周期を占うものです。

「大事故を未然に防ぐ」これが、天中殺占いの最大の目的だと言えます。

ですので、「ああ、ちょっとエネルギーが低いかも」ぐらいに考えておいて、いつもよりも警戒しておけば、大丈夫ですよ!

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