セレンディピティとはどういう意味?幸運・偶然・シンクロとの違い

公開日:  最終更新日:2017/06/15

セレンディピティとは

「セレンディピティ」という言葉を聞いたことはありますか?

スピリチュアルの世界でよく使われる言葉で、一般には、「意外な幸運を掴み取る能力」等と訳されますが、これでもイマイチ意味が分かりにくいですよね。

また、同じくスピリチュアルな場面で使用される「シンクロニシティ」との違いも漠然としています。

そこで今回は、「セレンディピティ」の具体例などもご紹介しながら、その本当の意味、「シンクロニシティ」との違いなどについてご紹介していきます。

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セレンディピティとは?

セレンディピティという言葉の意味は一言で言うと、意外な幸運を掴み取る能力のことです。

と、このように聞くと、「幸運を掴み取るのに能力なんてあるの?」ということを考えてしまいがちですが、これには、用語の定義などよりも、具体例を見るほうが理解がしやすいです。

たとえば、よく例として挙げられるのは…

科学者がある実験を続けていて、その実験中に、全く別の新たな発見をした、というようなケースです。

ポリエチレンやペニシリン、そしてキュリー夫人のラジウムやX線などはすべて、別の研究をしている時に、偶然発見されたものです。

「本来探していたものがたとえ見つからなかったとしても、その過程で全く予期しなかった幸運を得る」

こうした現象や、また、それを得る能力のことを「セレンディピティ」と呼んでいるわけです。

「セレンディピティ」という名のお酒

また、セレンディピティは科学の分野だけに限らず、ビジネスの世界でも大いに見られることです。

「セレンディピティ」と名付けられたお酒があります。

これは、とある酒造メーカーが製法を完全に間違えてお酒を作ってしまい、当初は廃棄処分と思われていたものです。

ところが、飲んでみたら案外おいしい… ということで、「セレンディピティ」と名付けて販売をしたところ、これが大ヒットし、プレミアまでついているというから驚きです。

このお酒が、「偶然の発見によって生まれた成功」にちなんで、セレンディピティと名付けられたことは、言うまでもありません。

この他にも、サランラップ、カッター、ポストイット、電子レンジなど、私たちの身近な商品も、本来そのために開発をしていたわけではなく、偶然の発見によって商品化されたものなんです。

セレンディピティは、普段の生活でも起こる?

また、こうしたサクセスストーリーの他に、もっと身近な例を上げると…

就職活動をしているときに知り合った友人とビジネスをすることになって、結果的に、就職するよりも良い成果をあげることができた、

課題で煮詰まっている時に、何気なく入った喫茶店で、素晴らしいアイデアがひらめいた、

婚活を全てやめた女性が、地元地域の活動に積極的に参加する中で、運命の人と巡り会えた、

…など、これらの事例も、セレンディピティだと言えます。

ただのラッキーではない

これらの事例からも分かるとおり、「セレンディピティ」というのは、ただのラッキーとは少し違います。

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セレンディピティに出会った人というのは、それまでに、圧倒的な努力や準備を続けています。

また、運を呼び込むための人柄の良さや、洞察力、感謝の思いなど、総合的な魅力を持ち合わせていて、その人のもとへ、ちょうど「機が熟す」かのように、予期せぬ幸運が訪れます。

こうした、人格も含めた様々な要素によって、受けるべくして受けられる幸運が「セレンディピティ」なんです。

決して、「棚からぼた餅」的なラッキーではないんです。

シンクロニシティとは?

「セレンディピティ」ともう一つ、スピリチャルの世界でよく使われる用語の1つに、「シンクロニシティ」という言葉があります。

こちらは、「共時性」という一般的な訳のほか、「同時性」「偶然の一致」と呼ばれることも多いです。

私たちの生活の身近な例で言えば…

ふと、ある友人のことが気になったと思ったら、次の瞬間にその友人から電話かかってくる、

夢で旧友が現れて、その翌日に、実際にその旧友と会うことになる、

病院で入院している親類の最期の瞬間に、家の木の葉が落ちた、

…など、こうした現象は、普段の生活でも意識するしないにかかわらず、よく耳にする出来事ことですよね。

このように、全く関係がないと思えるような2つの出来事が、同時に起こることを、「シンクロニシティ」と呼んでいるわけです。

我が国の諺にも、「噂をすれば影が差す」「虫の知らせ」など、シンクロニシティを言い表したものがあります。

セレンディピティとシンクロニシティはどう違うの?

シンクロニシティは、前項のセレンディピティとも若干似ているような気がするかもしれませんが、セレンディピティは、どちらかというと、「努力と人格」が軸になっています。

努力を続け、人格を磨いていく中で、本来の目的とは別の、思いがけない幸運を手に入れることを、「セレンディピティ」というのに対し、「シンクロニシティ」は、特に幸運や成功には限定されていません。

日常の些細な偶然の一致であっても、シンクロニシティと呼ばれます。

また、「虫の知らせ」や、「葉っぱが落ちる」などの事例からも分かる通り、よくない出来事に対しても、シンクロニシティは起こります。

「シンクロニシティ」は、幸不幸に限定されない、どちらかと言うとニュートラルな用語なんです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「セレンディピティ」という言葉のおおまかな意味と、これとよく似た言葉である「シンクロニシティ」、これら2つについてご紹介してきました。

以上を踏まえた上で、大切なのは、一見偶然とも思える「セレンディピティ」をいかにして自分で意識して起こすか、ということです。

「セレンディピティ」は、成功や幸運という結果よりも、それまでの努力や人格向上のプロセスが重要になります。

努力を続けることそのものに意味がある、と言ってもいいかもしれません。

●「たとえ科学的には証明できなくても、努力を続ける中で、突然、予期せぬ幸運が訪れることがある」

●「この宇宙には、私たちの努力や意思に反応して幸運を起こす、目に見えないシステムのようなものがある」

そういったことを教えてくれるのが、他ならぬ、「セレンディピティ」というわけです。

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