また夫婦喧嘩…教育方針の違いで夫婦仲が悪くなるのを防ぐ3つのコツ

公開日:  最終更新日:2018/01/17

教育方針の違いで夫婦仲が悪くなる

「子供ができるまでは、とても夫婦仲が良かったのに…」
「子供ができてから、しょっちゅう夫婦喧嘩をするようになった…」

と、悩んでいませんか。

昔から、「子はかすがい」と言って、子供ができると「夫婦の絆が強まる」という側面もあるのですが、一方では…

子供が「喧嘩の原因になる」ということもよくあります。

中でも、「子供の教育方針」は、夫婦の意見が食い違う最たるものです。

そこで今回は、夫婦が子供の教育方針の違いで夫婦喧嘩をしないための「3つのコツ」についてご紹介していきます!

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1.子供の前では喧嘩しない

夫と妻、二人の人間が一緒に暮らしているのですから、多少のケンカは仕方がありません。

しかし、良識のある大人としては、喧嘩をする際にも最低限のルールは絶対に必要です。

その中でも、特に重要なルールは…

「子供が見ている前では、絶対に喧嘩をしない」

ということです。

子供に夫婦喧嘩を見せてはいけない

例えば、休みの日に子供が「朝寝坊」をしたとします。

この時、あなたと夫が、

「休みの日でも、ちゃんと朝は起こさないとダメじゃないの!」
「休みの日ぐらい、ゆっくり寝かせてやればいいじゃないか!」

なんて言って、子供が見ている前で喧嘩をしてしまうと…

子供は、「自分のせいで親が喧嘩をしている」と考え、「罪悪感」を持つようになります。

子供に「罪悪感」を植え付けてしまう

こういう「自分のせい」という思考を身に付けてしまった子供は、その後、どうなっていくと思いますか?

子供はその後、何かをするたびに…

「自分のせいで、また両親が喧嘩をするんじゃないか」という、「無用な」心配をしなければならなくなります。

そして、親に対して、自分の希望や意見をうまく伝えられない子供になってしまうんです…。

どうしても喧嘩をしたい時は「二人きり」で

たとえ、夫婦間で「子供の教育方針」が食い違ったとしても…

・子供が見ている前では喧嘩をしない
・子供がいないときに、こっそり二人で話し合う

というルールを決めておくようにしましょう。

⇒【 子供が見ている前で夫婦喧嘩を絶対してはいけない3つの理由 】

こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。

2.子供の将来の夢が最優先

子供の教育方針が原因で喧嘩をしている夫婦の多くが忘れている重要なことがあります。それは…

「子供の将来の夢は、一体何か」

ということです。

きれいな字は必要?不要?

例えば…

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「きれいな字を書く」というのを例にとって考えてみましょう。

あなたは、子供を書道教室に通わせて「もっと綺麗な字を書いてほしい」と考えているとします。

一方で夫は、「字なんて、読めればそれでいいじゃないか」と考えるタイプだった場合。

子供が「字が汚い」と言われて学校から注意を受けたりすると、確実に夫婦喧嘩になりますよね。

でも、この場合、「子供にきれいな字を書かせるべきか否か」という議論には…

実は、「正しい答え」なんてないんです。

なぜなら、一番肝心の「子供の将来の夢」という視点が、すっぽり抜けてしまっているからです。

子供の夢を軸にして考える

仮に、あなたの子が、進学校の受験を考えていて、「研究者や教育者になりたい」という夢があるなら…

あなたの子は、字を綺麗に書けるに越したことはないでしょう。

でも、もしもあなたの子が、地元のサッカーチームで毎日練習を頑張って「将来はサッカー選手になりたい」と考えているなら…

「字の綺麗さ」なんて、極論すればどうでも良いことですよね。

ですので、夫婦間で「子供の教育方針」をめぐってケンカなんてする前に…

まずは、「子供は将来何をしたいのか」ということを軸にして考えるようにしましょう。

上記の例で言えば、もしも子供にサッカーの才能があって、将来本当に「サッカー選手になりたい」という夢があるなら…

全ての教育方針は「サッカーが上達すること」に焦点を合わせるべきなんです。

3.子供はあなたと別の人格である

そもそも、夫婦が「教育方針で揉める」ということ自体が、あまり良いことではありません。

子供の人生は、あなたのものでも夫のものでもなく、他ならぬ「子ども自身のもの」だからです。

ですので、親が自分の教育方針を子供に「押し付けよう」としなくていいんです。

子供は、あなたとは「完全に別の人格」だと考えて、大切なことは子供に自分で決めさせるようにしましょう。

これが、結局のところ、一番「子供のため」になります。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、子供の教育方針の違いが原因で夫婦喧嘩になってしまったときの対処法として…

1.
子供の見ている前では喧嘩をしない

2.
子供の将来の夢を軸にして考える

3.
子供とあなたは「別の人格」。大切なことは子供に自分で決めさせる。

以上3つのポイントについてご紹介してきました。

たとえ、あなたたち夫婦がガチガチに教育方針を固めたところで…

あなたの子供の人生は、子供が自分で責任を取ります。

それなのに、「教育方針」などが原因で夫婦が喧嘩をして、家庭が殺伐としてしまうなんて…

完全に「本末転倒」です。

肩の力を抜いて、何事も「ほどほどに」考えるようにしましょう。

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