ベビーベッドは必要？赤ちゃんにベッドを買わなくていい４つの理由

出産を間近に控え、「ベビーベッドって、本当に必要なのかしら？」と悩んでいませんか？

ベビーベッドは大型の買い物なので、買おうかどうしようかと、最後までなかなか踏ん切りがつきませんよね。

そこで今回は、思い切ってベビーベッドは「買わなくてもいい」と言える４つの理由についてご紹介していきます。

ベビーベッドを買わなくていい４つの理由

ベビーベッドは、「買わなくてもよかったベビー用品」ランキングで、毎回必ずと言っていいほど上位に入ります。

つまりベビーベッドは、「買ってはみたものの、実際は買わなくてもよかった」と感じているお母さんがそれだけ多いということです。

その理由は次の４点です。

１．生後3ヶ月で使わなくなる

ベビーベッドの使用期間は、「長くて半年」です。

もちろん、個人差もありますが、早ければ2～3ヶ月、長くても半年くらいで、ベビーベッドを使わなくなった、というケースがほとんどです。

ベビーベットが活躍するのは、赤ちゃんが１日の大半を寝て過ごす、生後2～3ヶ月くらいまでです。

生後2～3ヶ月を過ぎて、赤ちゃんが寝返りを打ったり、ずりばいができるようになると…

赤ちゃんは、ベビーベッドを「狭い」と感じるようになり、「ベッドの外に出たい！」と、頻繁に訴えるようになります。

こうなると、ベビーベッドは、赤ちゃんが自分で寝返りを打ったりできるようになるまでの、ほんの数ヶ月間しか使えないってことなんです。

２．すぐに寝てくれない

それに、生まれたばかりの赤ちゃんを１人でベビーベッドに寝かしつけたままにしておくのは、はっきり言ってかなり難しいです。

もちろん、赤ちゃんがミルクを飲んですぐに寝てくれれば、ベビーベッドも多少は使い道もあります。

でも、そんなのは、かなりの「レアケース」です。

多くの場合、なかなか寝付いてくれなかったり、ほんの30分で起きてしまったり、などなど、生まれたばかりの赤ちゃんはとにかく手がかかります。

こんな状況でベビーベッドを使っていると、赤ちゃんが寝付いたらベビーベッドへ運び、赤ちゃんが泣いたらその都度ベッドから出してあやす…

そんな動作を、繰り返さなければならなくなります。

そのため、多くの場合…

「だったら初めから、お母さんと一緒に寝てた方がラクじゃないの？」

と考え、せっかく買ったベビーベッドが使われなくなる…ってことなんです。

３．落ちる危険性がある

ベビーベッドが、赤ちゃんの成長とともに使われなくなるもう１つの理由は…

赤ちゃんが寝返りを打った際に、ベッドから落ちる危険性があるからです。

こうなると、お母さんは、赤ちゃんがベッドから落ちないよう、絶えず監視しなければいけなくなります。

それだったら、赤ちゃんを寝かせる場所がベビーベッドじゃなくたって、お母さんが見えやすい位置にマットを敷いて寝かせておく方がラクだし安心です。

そして、毛布を丸めておくなどして壁を作っておけば、赤ちゃんが布団からはみ出るのを防止することができます。

４．母乳育児には向いていない

そして、ベビーベッドが不要だと言える最大の理由は、ベビーベッドが、「母乳育児」に向いていないからです。

赤ちゃんがベビーベッドで寝ていると、お母さんがうまく「添い寝」できません。そうすると必然的に授乳するのが難しくなってしまいます。

母乳のみで育てている赤ちゃんをベビーベッドに寝かせる場合…

・お母さんが布団で添い寝して、母乳をあげて、
・赤ちゃんが眠ったらベビーベッドに移して、
・泣いたらまた抱っこして、添い寝して…

と、授乳のたびに、赤ちゃんをベビーベッドから出したり戻したりしなくてはいけません。

考えただけでも、大変な作業ですよね。

それなら、ベビーベッドなど使わず、お母さんと同じ高さの布団に赤ちゃんを寝かせておいて…

・赤ちゃんが泣いたら、添い寝で母乳

・赤ちゃんが眠ったら、お母さんもそのまま休憩

という方が、赤ちゃんもお母さんも、よっぽどラクになると思いませんか？

まとめ

今回は、ベビーベッドが不要だといえる４つの理由として…

１．生後３ヶ月までしか使わない

２．すぐに寝てくれない

３．ベッドから転落する危険性がある

４．母乳育児には向いていない

以上のポイントについてご紹介しました。

つまり、ベビーベッドが「活用」されるためには…

「ミルクのみで、ベビーベッドにいることが苦にならない赤ちゃん」

という「条件」が揃っていないと、使える場面は「かなり少ない」と言わざるを得ません。

もしも、ベビーベッドを買おうかどうかをお悩みなら、いっそ買わないことをオススメします！