お前ではない詩とは~「でもお前ではないです」が流行している理由

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お前ではない詩

このところ、「お前ではない」というフレーズが、SNSなどを中心に流行しているのをご存知でしょうか。

2018年2月、「お前ではない」というフレーズだけを前面に出したポエム、「お前ではない詩」がSNS上に投稿されました。

発表後わずか1週間でリツイート数は5万、「いいね」10万という快挙を成し遂げ、「お前ではない詩」は一躍有名となりました。

今回は、話題のポエム、「お前ではない詩」についてご紹介していきます。

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「お前ではない詩」とは

では、まず初めに、「お前ではない詩」の原文を見てみましょう。

文章を転載してしまうと、著作権の問題もありますので、ツイートの画像を、そのままご紹介します。

この詩を発表したのは、「くさかべかさく」という名前のネット上の詩人です。

ツイートの数はそれほど多くはありませんが、この「お前ではない詩」によって、「くさかべかさく」さんはネット上で一躍有名人となりました。

ツイッターへの投稿直後から拡散され続け、わずか1週間ほどで5万回以上ものリツイートを果たしています。

「ポエム」という、比較的マニアックなジャンルのアカウントでありながら、これほどの大ヒットを成し遂げた最大の理由は…

この詩が、男女両方から共感を得ていることも大きいと思われます。

詩の中では、温もりや優しさを求める女性の気持ちを取り上げながら、その1つ1つに対して、でも「お前のことを言っているのではない」というツッコミが入っています。

「お前ではない」という風景

例えば、女性が「誰かに優しくして欲しい」という気持ちを抱いたとき…

それを聞いた男性は、「じゃあ俺が…」となってしまうものですが、ここで、「あ、お前ではないです」となるのはよくあることですよね。

また、男女の関係において、この種のやりとりは日常的に起こっています。

・つらいときに一緒に居て欲しい
・泣いているときには頭をなでてほしい

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でもそれは、目の前にいる「お前のことではない」というのが、この詩が切り取っている風景です。

そして、男性の側にとってみても…

女性がこうした弱みを見せたとき、男はついつい、「自分にチャンスがめぐってきたのかもしれない」と考えがちですが、これは勘違いであることが多いですよね。

男の勘違い

例えば、女性が男友達に対して「彼氏と別れた」という相談をするとします。

この場合、女性は、ただ単に「別れた」というニュースのつもりで話してるのですが、それを聞いた男友達が勘違いをしてしまう、というのはよくあることです。

また、男友達が余計な勘違いをしてしまったせいで、関係がこじれてしまうというのもよく聞く話ですよね。

ビジュアル面での工夫

この詩は、その内容もさることながら、見た目にもいくつかの工夫が見られます。

もう一度、ツイッターの画像を見てみましょう。

まず、すべての行が、同じ文字数でそろっていますよね。

この工夫だけでも、ビジュアル的にはかなりのインパクトがあります。

また、画像も「縦長」になっています。

本来であれば、もしも横長の画像なら、文字と余白とが丁度良いバランスになるはずなのですが…

あえて画像が縦長で、下半分が余白になっているところにも、作者のこだわりが見られます。

こうしたビジュアル的な工夫がなされているために、この「お前ではない詩」は、詩の内容が文字で引用されるだけでなく…

今回の記事のように、Twitter画像を埋め込む、という形で紹介されることが多いんです。

まとめ

現在、「お前ではない」というフレーズでネット検索すると、この詩に関する記事がずらずらっと出てきます。

今回ご紹介しているこの記事もその1つです。

ひょっとしたら、今後、「あっ、でもお前ではないです」というフレーズは、じわじわと流行していくことが予想されます。

実際の会話でも、「あっ、でもお前ではないです」をどんどん取り入れてみてはいかがでしょうか。

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