折りたたみ傘を濡れたまま放置がNGな理由と効果的な乾かし方3つ

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折りたたみ傘,乾かし方

折りたたみ傘を濡れたまま放置しておくのは「NG」なのをご存知でしょうか。

傘は使えば濡れるのは当然ですが、使用した後は、なるべく乾かした状態にしておかなければいけません。

しかし、乾かし方は意外と知られておらず、塗れたままの折りたたみ傘をそのままカバンに入れておく人も少なくありません。

そこで今回は、折りたたみ傘を濡れたままにしてはいけない理由と、お手軽な乾かし方についてご紹介していきます。

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濡れたままがNGな理由

折りたたみ傘を濡れたままにしておいてはいけない最大の理由…

それは、傘の生地の表面の撥水加工が劣化して、水がしみ込みやすくなってしまうからです。

雨の日に、古くなった傘を内側から触ると、湿っているように感じますよね。

これはつまり、傘が「水を弾かなくなってきた」証拠です。

撥水加工が剥がれてくる

傘は古くなると、水をはじかなくなっていきます。

そして、雨水がだんだんと生地にしみ込むようになります。

これは、傘をさして水分に触れているうちに、傘の生地の撥水加工が劣化して、少しずつ剥がれていってしまうからです。

いつでも乾かしておく

そのため、矛盾しているかもしれませんが…

傘は、「濡らさないのが一番良い」ということになります。

でも、それだと「雨を防ぐ」という、本来の目的を果たせませんよね。

もちろん、折りたたみ傘が雨に濡れるのは当然のことですが、使った後、「できるだけすぐに乾かしておく」ようにするのが理想です。

折りたたみ傘を乾かすための方法は主に3つあります。

1.タオルで拭く

折りたたみ傘を携帯するときは、「傘を拭くためのタオル」も一緒に持ち歩いておくようにしましょう。

雨の日は、朝、家を出る時に、折りたたみ傘とタオルをカバンに入れておきます。

そして、雨が止んで、折りたたみ傘を片付ける際は、傘についている水分を持参しておいたタオルですぐに拭くようにします。

これで、「濡れたまま放置」という状態を予防でき、傘の生地の品質を維持しやすくなります。

また、新品の折りたたみ傘であれば、撥水加工がまだしっかりしていますから、軽く水を切ってから拭けばすぐに乾いた状態になります。

タオル用の袋も忘れずに

しかし、タオルだけだと、傘は乾いても塗れたタオルでカバンが湿ってしまいますよね。

そこで、タオルを入れておくためのビニール袋も忘れないようにしましょう。

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傘を拭いた後、タオルをいったんビニール袋に入れておけば、鞄が濡れるのを回避できます。

タオルは干しておこう

これだけでも対策は十分なのですが、使用したタオルは、もしも干せる場所があるなら干しておくに越したことはありません。

例えば、あなたが、通勤で折りたたみ傘を使っている場合…

職場に到着後、タオルで傘を拭き、そのタオルを軽く絞ってから、デスクやロッカーの間などに干しておくのがベターです。

2.乾燥剤入りの袋に入れる

乾燥剤は、折りたたみ傘の水分を吸収するのにも効果的です。

ここで気を付けたいのは、乾燥材の「成分」です。

「乾燥剤は、水に触れたら発熱する」とよく言われますよね。

これは、「生石灰の乾燥剤」に限った話です。

生石灰の場合は、水に濡れると発熱しますから、生石灰の乾燥材を濡れた傘を乾かすために使用するのは厳禁です。

この場合に使用するのは、「シリカゲル」の乾燥剤です。

シリカゲルはどこで入手する?

シリカゲルの乾燥材は、ホームセンターなどで購入できます。

買わずに済ませたいなら、缶入りの海苔やお菓子の中にはだいたい入っていますから、食べ終わった後のシリカゲルを保管しておくのもよいでしょう。

ただしその際は、成分の欄をよく見て、「生石灰か、シリカゲルか」をちゃんとチェックしておくようにしましょう。

水を切った傘と一緒に入れておく

そして、折りたたみ傘を入れておくためのビニール袋やジップロックを用意し、その中にシリカゲルを入れておきます。

折りたたみ傘を使用した後は、よく水分を切ってから、このシリカゲル入りの袋に傘を入れておくようにします。

前項でご紹介した、「タオルで拭く」のと組み合わせると、なお効果的です。

3.開いて干しておく

使用した後の折りたたみ傘は、カバンに入れっぱなしにしておくのではなく、なるべく傘を開いた状態で干しておくようにしましょう。

一度、傘をパッパッと振って、きちんと水を切ってから干すと、より乾きやすくなります。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「折りたたみ傘の乾かし方」と題し…

・タオルで拭く
・シリカゲル乾燥剤と一緒に入れておく
・開いて干しておく

以上、3つのポイントについてご紹介してきました。

折りたたみ傘が劣化する原因は、雨水によって徐々に撥水加工が剥がれてしまうためです。

そのため、使用するたびに水気を切って、なるべく乾かしておくようにすれば、折りたたみ傘はかなり長持ちしますよ!

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