フジバカマって何?フジバカマの効能とアサギマダラについて

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フジバカマとアサギマダラ

桜餅の葉のような、とっても良い香りのするフジバカマ。
あまり聞かない名ですが、一体どんな植物なのでしょう?

その匂いを嗅ぐと女性がメロメロになるとかならないとか…。

そんな不思議なフジバカマについて解説しますね。

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フジバカマって何?

フジバカマというのはキク科の多年生植物で、秋の七草の1つとも言われています。

原産は中国ですが、日本でも本州や四国、九州で多く見られ、散房状に淡い紫紅色の小さな花を咲かせます。

そのままの状態ではあまり匂いはしないものの、乾燥させると茎や葉に含まれているクマリン配糖体が加水分解されて、桜餅の葉のような匂いになります。

フジバカマは、昔は日本各地の河原などに多く生息していたのですが、今ではその数も減って準絶滅危惧種に指定されています。
観賞用としてフジバカマが販売されていますが、それは本種ではなく、似ている種か、本種に他の種を混ぜた(掛け合わせた)ものです。

中国ではフジバカマは香水蘭(シァンシュイラン)と呼ばれ、匂い袋として用いられ、日本でも奈良時代には薬草として利用されていました。

一年を366日とし、その毎日に一つずつ花があてがわれているのですが、その中にフジバカマも入っています。

フジバカマは9月25日の花とされていて、その花言葉は…

「あの日のことを思い出す」
「他人の恋の相談役」
「優しい思い出」
「ためらい」
「躊躇」
「遅延」
「遅れ」などです。

花言葉を見る限りでは、切ない恋をしていたというようなところでしょうか。

フジバカマの効能について

奈良時代には薬草として使用されていたフジバカマですが、一体どのような効能があるのでしょう?

【 フジバカマ茶 】
・有効成分
オルトクマリン酸、クマリン配糖体、精油チモヒドロキノン
・効能
肩こり解消、疲労回復、腎炎改善、利尿作用、解熱作用、婦人病改善、糖尿病回復、生理不順改善

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【 フジバカマ風呂 】
・有効成分
クマリン配糖体
・効能
湿疹・かゆみ改善、保温効果、アトピー対策、疲労回復

【 漢方薬 】
・有効成分
クマリン配糖体、オルトクマリン酸
・効能
血糖降下、利尿作用、食欲不振、吐き気、嘔吐、消化不良、軟便、夏の胃痛風邪、倦怠感

このような効能が期待できますが、フジバカマの本種は販売されていないので、園芸店などでフジバカマの種を買ってきて自分で育てたものを摂取したり使ったりするのは危険なので止めておきましょう。

フジバカマに集まるアサギマダラ。

フジバカマの匂いを嗅ぐと女性がメロメロになるという話がありますが、それはフジバカマに寄って来るアサギマダラという蝶が影響しているようです。

アサギマダラのオスはお腹にフェロモンを分泌する器官があるのですが、そんなアサギマダラが集まってくるフジバカマなんだから、何かとてつもない魅力があるのでは?
ということから、フジバカマの匂いを嗅ぐと女性がメロメロになるという話しに繋がったようです。

アサギマダラは人への警戒心が薄く、人が近づいても逃げることがほとんどありません。
そのためフジバカマとアサギマダラのコラボ写真はよく撮られています。

アサギマダラは渡り蝶で、夏頃に南の島から海を渡って日本に来ますが、その移動距離は何と2000km。
アサギマダラの寿命は羽化してから4~5ヶ月ととても短いにも関わらずこの長距離を移動するのですから、人生(蝶生)のほとんどを移動で費やしていると言えるでしょう。

アサギマダラは体内に毒を持っていて、それはフジバカマなどの蜜に含まれるピロリジジンアルカイドが体内に蓄積されたものです。
そのお蔭で鳥などに食べられる事なく長旅ができるというわけです。

まとめ

昔はたくさん生息していたフジバカマも最近ではめっきりその数が減ってしまったようです。

売られている種は本種ではないのは少し残念ですが、匂いを楽しみたいのであれば育ててみるのも良いかもしれませんね。

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