大きい蜘蛛が部屋の中に!鳥肌もののこいつは何者?その正体

公開日:  最終更新日:2015/08/06

大きい蜘蛛を見てビックリ

とてつもなく大きい蜘蛛がいます。
あなたのお宅にも潜んでいる可能性がなくはありません。

遭遇する機会はあまりないと思いますが、万が一家の中で遭ってしまった時には、ビックリして鳥肌が立つでしょう。
都市部では本当に滅多に遭遇しませんから必要ないかもしれませんが、その時に備えて知識を持っておくとビックリ感も多少緩和します。

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その蜘蛛はとにかく大きい

そのやたらと大きい蜘蛛、管理人も長い人生の中で二度しか遭遇したことはありません。
ただ、最近知人が出くわしたそうで、管理人も以前遭遇した時の記憶が鮮明によみがえりました。

一回目はマンションの自分の部屋のドアの前、もう一回は明け方に猫が騒ぐので行ってみたリビングの壁。
知識がなかった分、遭遇したときのインパクトは大きく、首筋が鳥肌立ち、一瞬ひるみました。

やはり知らないものに出くわすと、かなりビックリします。
何だろうと頭は回転するものの、知らないから答えが導き出せずに空回りします。
蜘蛛の大きさはだいたいこんなものという概念があるから尚更ですが、自分の知識の範囲をはるかに超える大きさには驚くより先に戸惑います。

その蜘蛛の大きさは、おおげさに聞こえるかもしれませんが、人の手を広げたくらいの大きさ。
そいつがべたっとリビングの白い壁に張り付いていたら… やはりホラー映画級の恐ろしさです。

何でもそうなんですが、頭の中で考えると言うか、知っている適性サイズというものがあり、それを著しく超えて大きいものや逆に小さいものには畏怖を感じます。
この蜘蛛、知識の許容を越して大きいので、素直に怖くて気持ち悪かったです。

この大きい蜘蛛の正体

このやたら大きい蜘蛛の正体は「アシダカグモ」です。

カニに「タカアシガニ」というのがいますが、サイズがデカいところや足が長いところ、名前までなんだか似ています。
(カニと一緒にするなと怒られそうですが…汗)

閑話休題

このアシダカグモですが、最初に言っておきたいのは無害であるということ。
最近よく聞く外来種のセアカゴケグモのように毒もないし、とても臆病なので人間に向かってくることもありません。

逆に人間の気配を感じると一目散に逃げていきますので、本当はこちらが怖がる必要はないのかもしれません。

ただ、そのあまりにも不快な見た目と、足が速いというかすごいスピードで移動するので、これがひどく怖いんですよね。

苦手な人もいるでしょうし、気持ち悪いので写真はここには掲載しませんが、怖いもの見たさでどうしても見たいという方はこちらからどうぞ。
別のタブかウインドウが開きます。
PCで見た場合、ほぼ実物大のメスの画像です。

ところで、少し前に無害だと書きましたが、実は無害どころかこのアシダカグモ、実は益虫だっりするんです。
(見た目の悪さから不快害虫とも言われますが)

何が益虫かというと、このアシダカグモ、ゴキブリなど家の中の衛生害虫を食べる天敵として位置づけられています。
一般の蜘蛛のように糸を張り巡らせて巣を作るということをせず、行動は徘徊性でエサを探して動き回り、持ち前の恐るべきスピードからゴキブリでさえも捕えてしまう凄いハンターです。

たとえば一戸建ての家にこのアシダカグモが2~3匹居れば、ほどなくして家中のゴキブリが根絶するほどのパワーです。
そして驚くことに、ゴキブリが根絶しその家に食べるものがなくなると、その家を出て行くという、なんとも悪者を退治したヒーローのような側面も持ち合わせています。
悪党を根こそぎ退治して人知れず去っていくなんてちょっと見上げた振る舞いだと思いませんか?

ところでこの蜘蛛、大きい大きいと書いてきましたが、実際のサイズはというと、オスよりメスの方が大きくて、「身」の大きさはオスで1センチから2.5センチ、メスで2センチから3センチ、そして足を広げると… なんと10センチから13センチで、概ねCDやDVDといったディスクサイズ。
先述の人の手を広げたサイズというのも決して大げさではないのです。
とにかく、長く太い足、そしてそのスピードが特徴。

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このサイズで、それがとてつもなく早く動き回るものだから、やはり初めて見たときの驚きとインパクトは計り知れません。

とは言え、先述のようにとても臆病。
夜行性で、日中は雨戸の戸袋や天井裏、家具の隙間や押し入れの中などに隠れていることが多いようです。
都市部ではあまり見かけませんが、田舎の方には普通にいるという話も聞きます。

アシダカグモの雑学と対処法

このアシダカグモですが、在来種ではなく、元々は外来種です。
インド原産とも言われており、現在では世界中の熱帯・亜熱帯・温帯に広く生息しています。
日本では江戸時代から存在が確認されており、日本への流入に関しては貿易で輸入した何らかに混入していたとか、ゴキブリ駆除のために人為的に輸入したとか色んな説があります。

アシダカグモは寿命が長くオスが3~5年、メスが5~7年程度。
オスは8回、メスは10回の脱皮を経て、約1年で成体サイズになります。

メスは年に2回卵を産みますが、巣を待たないアシダカグモですから、メスは糸でくるんだ卵を口にくわえて孵化の時期まで持ち歩きます。
その間メスは食べ物を絶ちます。(ちょっとけなげな母の愛)

孵化の時期が近づくと、メスは卵を壁などに貼り付け、そばにたたずみしばらく見守ります。
やがて孵化して出てきた子蜘蛛は、風の通りが良い場所に移動し、お尻から糸をだして、風に乗って糸とともに飛散していきます。(この現象をバルーニングといいます)

ちなみに「蜘蛛の子を散らす」という表現がありますが、孵化したばかりでまだ一か所にたたずんでいる子蜘蛛にちょっかいを出すと、子蜘蛛がそこら辺に散らばる様をいいます。
このアシダカグモの子蜘蛛の話だったとはちょっと驚きではありませんか?

ところで、とにかく見た目が異常に怖いアシダカグモですから、万一家の中で遭遇したらいち早く何とかしたいと思うのが人情です。
つまり駆除したくなります。

ところがこの蜘蛛、本当に臆病で、人に見つかれば(実際には人の気配を感じれば)一目散に物陰に逃げ込みます。
そのスピードは想像以上です。
大きい割にかなり狭いスペースにも逃げ込みますので、万一取り逃がすと、いったいどこに行ったのか?また出てくるのではないか?と不安になります。

でも怖がっているのは人間よりアシダカグモの方なのでしばらく出てくることはありません。
寝ているうちにあなたの枕もとを徘徊したりあなたの顔の上を歩いていくなんてことは絶対起こりません。
だから怖いけど、もう放っておきましょう。

ちなみに駆除するなら、殺虫剤がベストです。
掃除機で吸いこもうと思っても、あまりに動きが早くて失敗する可能性が大きいし、何かで叩くのも得策とは言えません。

でも殺虫剤なら、なんとかターゲットに散布することができるでしょう。
(殺す必要があるのかは別として)
ただ、普通のハエや蚊用の強くない殺虫剤だと効果は今一歩のはずです。
確実に仕留めるならゴキブリ用とか蜘蛛用の強いものを。

また昆虫採集の虫網で捕ることが出来る場合があります。
相手のスピードは相当なものですが、それでもターゲットにポンってかぶせて、中で蜘蛛が網の先へ移動してくれたら、網の口のところをくるっと返せば蓋のようになります。
その状態で表に行って、少し遠くでまたもう一度網をくるっと返して逃がしてあげましょう。

生かすも殺すもあなた次第。
それ以前にあのスピードに勝てるかどうかもあなた次第。
ただ、家の中に居ると思うだけで安心できない場合は何らかの駆除は必要かもしれませんね。

まとめ

アシダカグモは見ると本当にビックリします。
一刻も早く駆除したくなるのが人情ですが、蜘蛛の方からあなたに襲い掛かってくることは絶対にないので、そっとしておくというのも一つの手ではあります。
無益な殺生もいけませんしね…。

でもそこは人それぞれですから、一刻も早く退治したいという人もいるでしょう。
ですが、一呼吸おいて考えてみると、アシダカグモがいるということはあなたのお宅にゴキブリがいる(可能性が高い)ということです。

だったら、まずはゴキブリ退治をしてみてはいかがでしょう。
ゴキブリがいないお宅にはアシダカグモは棲みつきませんので。

でも実際はそんな悠長なことも言っていられないので、万が一遭遇したら、音を立てて追い払えば、蜘蛛の方から早々に逃げていきます。
まずはそれで難を逃れるのがいいようにも思います。

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Comment

  1. rana より:

    ありがとうございます。

    まさにいましがた、家の中(キッチン)で遭遇しました。
    実は昨日の昼間、玄関の外の階段で見かけ、うちに来なきゃいいなと思っていたのですが。。。

    ほんの数分前までそこで洗い物をしていたので鳥肌ものでした。

    小さい蜘蛛は家中におりたいして気にしていなかったのですが、これほど大きいとね

    ゴキブリはマンションの外や廊下に結構いるのですが家の中で見ることはあまりありませんでした。
    ベランダにゴキブリの脚らしきものが落ちていたことがありましたが、もしかしたらこの蜘蛛のおかげだったかもしれません。

    とにかく益虫で、また夜中に人に近づいてこないと知り安心しました。

    情報をありがとうございました。

  2. 虫族 より:

    我が家では、時々遭遇して、おばあちゃんに、家の害虫を食べてくれると聞いてたので、子供たちと「家ぐもさん」と呼んでいました。
    正式な名前と、働きぶりがよくわかり、カッコイイとあらためておもいました。

    • maro より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      そうですか、「家ぐもさん」と呼んでいるんですね。
      記事が多少なりともお役に立ててよかったです^^

  3. rie より:

    遭遇したばかりで、本当に怖かったです。
    知識もないし、独り暮らしで部屋も少ないので正直、家の中にいるというだけで安心して生活できません。

    蜘蛛には申し訳ないんですが、恐怖心には勝てず殺虫剤を使わせてもらいました。
    昼間に窓を開け放ってた事が原因かと思います。ちょっと前にアパートの自転車置き場で見たやつが入ってきたんだと。

    駆除した後でも無害と知れてほっとしました。
    情報ありがとうございます。

    • maro より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。
      そうですね、いくら無害とは言え、あの大きさと見た目ですから
      たしかに部屋にいると思うと安心できないと思います。
      記事が多少なりともお役に立ててよかったです^^

  4. star より:

    まさに今しがた廊下で発見して殺虫剤て倒してしまいました………。うちのマンション、外の廊下に色々な虫が死んでいてこんな蜘蛛まで出るなんて…!と泣きそうになりましたがあの子は無害だと知ってほっとしました(同時にゴキを殺してくれるなんて勿体無いことしました)。
    人に寄ってくることがないと知って、今後もし出くわしても落ち着けそうです。画像もないご丁寧な記事をありがとうございました。

    • maro より:

      コメントありがとうございます。
      急にいたらやっぱりすごくビックリしますよね。
      なんといってもデカくて怖いしキモいですから…。
      記事が多少なりともお役に立てて幸いです^^

  5. びっくらぽん より:

    たった今遭遇、そして仕止め損ねたところでした。確かに皆さん同様大きさにビックリで心臓がバクバクしました。でも、ゴキブリを駆除してくれて、人には寄り付かないとのことなので見てみぬふりをすることにします。ただ次に遭遇しても 心臓はバクバクするでしょうけど…

    • maro より:

      コメントありがとうございます。
      そうですか、遭遇しましたか(汗)
      デカいから本当にビックリするし、
      何度見てもやっぱり驚きますよね。

  6. クモは生理的に無理 より:

    私は二三度会ったことがあります。いずれも視界の隅で動くものがいて、目を動かすと物陰から出てきたコイツでした。

    大変目が良いようで、距離があってもこちらと目が合うとわかるらしく、動きを止めます。で、何か叩くものをと視線を外した瞬間に、姿をくらまします。ほんの一瞬で、全くどこへ行ったか見当もつきません。あらゆる隙間を探しても見つかりませんでした。
    その電光石火はゴキブリの比ではありません。

    クモの体はいわば油圧式で、どんな隙間でも出入りできるそうです。
    そしてこのクモは警戒心も強いようで、一度見失った個体は、再び見かけることはありませんでした。
    最も矛盾した感情になる種類ですね。

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