義両親が過保護？夫に甘すぎる義両親にモヤモヤする５つの瞬間

「義両親が、夫に甘過ぎる！」

そんな悩みはありませんか？

近年、子を甘やかして育てる親が増え、「大人になっても両親にべったり」という男性が増えています。

そこで今回は、義両親に甘えすぎる夫の５つの問題点と、今後の付き合い方などについてお話ししていきます。

夫を叱れなくなる

義両親が夫に甘すぎるケースで最も深刻なのは、妻が夫を叱れなくなってしまうことです。

夫婦というものはお互いに意見をぶつけあい、関係を改善しながら「より良い夫婦」になっていくようなところがあります。

そのためには、時には夫に対して厳しいことも言わなければなりません。

親に告げ口をする夫

しかし、夫が義両親に甘えすぎている場合…

夫は、「妻に怒鳴られた」というような「告げ口」をしてしまう恐れがあります。

ハッキリ言って、「お前は子供か！」って感じですが、事実そういうケースは少なくありません。

しかし、これをされてしまうと、妻は夫に対して言いたいことが何も言えなくなってしまいます。

また、夫から告げ口を聞かされた義両親にしても、そもそも夫に甘いうえ実の子供なのですから、ほぼ間違いなく夫の肩を持つはずです。

こうなると、まるで妻１人が悪者みたいになってしまいます。

力関係のバランスが崩れる

前項の「夫から義両親へ告げ口」に関連して…

こうしたことが続くと、家庭内の力関係のバランスが崩れてしまいます。

本来、夫婦というものは対等でなくてはなりません。

対等であるからこそ、お互いが忌憚（きたん）ない意見をぶつけ合えるわけです。

しかし義両親が夫を甘やかし、夫婦関係に口を出すようになってしまうと、家庭内での力のバランスが崩れ始めます。

夫と義両親の3人がかりで妻に対抗する構図になり、力関係は3対1になってしまうでしょう。

こうなると、妻の孤独感ばかりが募り、夫はますます図に乗る…という悪循環に陥ります。

夫が自立しなくなる

たとえ両親であろうとも、息子夫婦のことにあまり口を出し過ぎるべきではありません。

なぜなら、息子夫婦の自立心が培われなくなってしまうからです。

しかし、夫が義両親に甘えすぎている場合、夫は精神的にも金銭的にも義両親に依存し続けます。

これでは、夫はいつまでも自立できません。

義両親がしゃしゃり出てくる

一般に、義両親というものは…

「付かず離れず、でも困ったときにはいつでも助けてくれる」という存在であるのが理想です。

しかし夫が、事ある毎に義両親に助けを求めてしまうと、その度にあなたの家庭内で義両親の発言力が高まっていくでしょう。

義両親に頭が上がらなくなる

例えば、あなたが子供の進学先について子供と話をしているとします。

この場合、本来あるべき姿としては…

子供が自分の希望を親であるあなたたち夫婦に伝え、夫婦は子供の目標を後押ししてあげる、という状態がベストです。

しかし、義両親の発言力が強すぎる家庭の場合、あなたの子の進学先にまで義両親（祖父母）が口を出してきます。

特に、「義両親が子供の学費を援助している」ような状態だと、完全にあなたたち夫婦は義両親に頭が上がらなくなってしまいます。

もちろん、義両親が経済的に支えてくれるのは素晴らしいし有難いことです。

しかし、それが度を過ぎてしまうのは、やはり考えものなんです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、義両親に甘えすぎる夫の「５つの問題点」として…

１．妻が夫を叱れなくなる

２．家庭内の力関係のバランスが崩れる

３．夫が自立しなくなる

４．何かにつけて義両親がしゃしゃり出てくる

５．義両親に頭が上がらなくなる

などのポイントについてご紹介してきました。

「いつでも義両親の援助が受けられる」という状態、それ自体はとても素晴らしいものです。

世の中には、「何の援助もしてくれない」という義両親が少なくありませんから。

しかし、義両親からの干渉があまりにも度を過ぎるのは、やはり問題である…と言えるでしょう。