夫の夜勤が原因で夫婦喧嘩?夜勤生活の4つのリスクと対処法
・夫の夜勤が原因で夫婦仲が悪くなった
・夫の夜勤明けはいつも夫婦喧嘩ばかり
そんな悩みはありませんか?
夫の仕事が夜勤主体だと、どうしても生活のリズムにズレが生じてしまいます。
その結果、何かとトラブルも起きやすくなるものです。
もしもあなたの夫がこれから夜勤の仕事を始めるのなら、夜勤にまつわる問題について、事前によく知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、夫が夜勤をしている家庭にありがちな4つのリスクについてご紹介していきます。
家族で遊びに行けなくなる
夜勤の形態にもよりますが、夫が夜勤の生活になったら、めったに家族で遊びに行けなくなると覚悟しておいた方がいいでしょう。
絶対行けないというわけではないものの、現実問題としてかなり難しくなるのは間違いありません。
そして、一番つらいのは、夜勤と日勤が数日毎に入れ替わる勤務形態です。
例えば、3日夜勤で1日休み、その後は3日間日勤でまた1日休み…などのパターン。
こうなると、夜勤と日勤の変わり目の日は、一見「休日」のようでありながら、実際は睡眠時間の調節をするだけの日になってしまいます。
こんな状態で、「もっと家族で出かけたい」「もっと育児を手伝って欲しい」なんて夫に訴えてみたところで…
夫にしてみれば休日は寝るための日ですから、「それは無理な相談だ」ってことになってしまうわけです。
夜勤明けの育児は辛い
また、夫が夜勤明けで寝ている時に、よりによって赤ちゃんが泣き出して、夫が一気に不機嫌になる…というのも「夜勤あるある」の一つです。
基本、夜勤をしている人というのは、「昼間のうちに十分な睡眠を取りたい」と考えています。
しかし、家に赤ちゃんがいる場合、赤ちゃんは時間なんて関係なしに泣きます。
こうなると、夫は赤ちゃんが泣く度に不機嫌になり、夫婦間がギクシャクするなんてケースも想定しておかなくてはなりません。
夫の毎日の仕事にも支障をきたすかもしれないし、あなたも赤ちゃんが泣きださないかと毎日戦々恐々として暮らすことになるでしょう。
これでは毎日があまりにも楽しくないですよね。
妊娠・出産の期間だけでも、夫には日勤の仕事をしてもらうとか、あるいは「夜勤の間は子供を作らない」などの対策も考える必要があるかもしれません。
お客を家に呼べない
また、夫が昼間寝ている間、「客を家に呼ぶことができない」というのも夜勤あるあるです。
なにせ夫は夜勤のために夕方近くまで寝ているわけですから、あなたの友人や家族などを家に呼んでも、寝ている夫に対して始終気を遣わなくてはなりません。
ましてや、ホームパーティーなど、もってのほかです。
賑やかにやっていたら、睡眠を邪魔された夫が怒鳴り込んでくる、なんていうケースだってあり得ます。
家に人を招くなら、夫のシフトの時間帯とも相談するなどの対応が必要でしょう。
生活習慣病のリスクが上がる
また、夜勤生活によって引き起こされるのは、こうした夫婦仲や家族関係に関することだけではありません。
夜勤を続けていると、夫の健康も心配のタネになります。
アメリカの大学で行われた研究によると、夜勤の人は日勤の人に比べて、肥満などの生活習慣病の発症率が10パーセントも高くなるというデータがあります。
夜勤生活によって引き起こされる主な症状としては…
・肥満
・糖尿病
・睡眠障害
などです。
日勤の場合は、退社後に夕食を食べて、そのあと数時間はゆっくりと休息を取ることができます。
しかし夜勤の場合はそうはいきません。
夜勤明けにコンビニ弁当や菓子パンなどを食べて、そのまま寝てしまうというケースがどうしても増えてしまいます。
これはもう、確実に肥満の原因になりますよね。
また、睡眠障害も同様です。
夜勤と日勤の変わり目などが頻繁にあると、その都度睡眠時間を調節しなければならず、十分な睡眠をとれなくなっていきます。
夫が夜勤をしている場合は、体調を崩すリスクもきちんと踏まえておく必要があります。
こうした疾患によって医療費がかさんでしまったら、一体何のための「夜勤手当」なのか分かりません。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、夫の夜勤生活によって引き起こされる4つのリスクとして…
・家族の時間が制限される
・乳幼児の育児に対して夫の理解や協力を得にくい
・家に人を招きにくくなる
・夫が病気になるリスクが高まる
以上、4つのポイントについてご紹介してきました。
こうしてみると、夜勤の生活には様々なリスクが伴います。
夫が夜勤を始める場合には、夫婦で事前によく話し合い、起こり得るリスクに対処できるようしておきたいものです。
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