夫が褒めてくれない!人を褒めるのが苦手な男の心理とその考え方
「夫が全然褒めてくれない!」と悩んでいませんか。
男というのは、総じて人を褒めるのが苦手だったりします。
そのため、結婚後数十年が経っているというのに…
「夫から褒めてもらった記憶がほとんどない…」と感じている女性は少なくありません。
そこで今回は、人を褒めない男の心理と、夫が褒めてくれないときの考え方についてご紹介していきます。
男は照れ屋である
男というものは、総じて「照れ屋」です。
つまり、人を褒めるのが「照れくさい」と感じているんです。
また、ほとんどの男性は、幼少期からこうした照れくささを抱いています。
そのため、多くの男性にとって、「人を褒める」という行為は、よほど意識しないと出来ない「非日常的」なことなんです。
「夫が褒めてくれない!」と感じたときは、まずこの点をしっかり押さえておく必要があります。
褒めないのが普通
「世のほとんどの男は、人を褒めないのが普通」
これが今回のテーマでは重要なポイントであり、ある意味前提ともなります。
厳しい言い方をすると、「男に褒めてほしい」というのは、女性側の願望や憧れに過ぎないのかもしれません。
恋愛のテクニックや、対人関係について書かれた本などには、「女性を褒めるのが紳士の振る舞い」みたいに書いてあったりします。
しかし、こうした「女性を褒める男性」というのは、あくまでも女性側が求めている男性像に過ぎないんですね。
実際のところ、大多数の男性は「人を褒めるのが苦手」です。
つまり、女性を褒める男性が少ないからこそ、理想像として「女性を褒める男性」というイメージが出来上がっているわけです。
こう考えてみれば、「夫が褒めてくれない」のは珍しいことでもなく、何もあなたに限ったことでもないのが分かるでしょう。
そう割り切れば、気持ちの落としどころもあるってものです。
何を褒めているかが重要
世の中には、「自分の妻を全く褒めない」男性がいる一方、「ある特定のポイントだけ褒める」男性もいます。
後者の場合、「何を褒めてくれるのか」という点が重要になります。
例えば…
「家事や育児に関してはたまに褒めてくれるけど、外見は褒められたことがない」
というケースです。
女性なら、「たまには、髪型や服装についても褒めて欲しいのに…」って、思いますよね。
しかし、この例で言うと…
「妻の外見は褒めてくれないが、育児や家事についてはたまに褒めてくれる」
こういう男性は、ある意味むしろ理想的だとも言えます。
なぜなら…
家事や育児を褒める男が理想
妻の日常の大変さに気付いて、たとえ「たまに」ではあっても、家事や育児について褒めてくれる…
そんな男性は、その時点ですでに人格的に優れた男性です。
なにしろ、それさえできない男性がほとんどですから。
もしも夫が、「家事や育児をたまに褒めてくれる」のなら、まずは良しとして、多少の満足と感謝の念を感じてみるのもひとつです。
外見を褒めない男は信頼できる
また、ここで「外見のことはほとんど褒めない」というのも重要なポイントです。
もちろん、女性であれば、時には夫に外見だって褒めてほしいし、褒めてくれれば嬉しいのは事実です。
しかし、妻の外見をあまり褒めすぎる夫というのは、むしろ考えものです。
なぜなら、ただ「褒める」だけなら、いくらでも言えるからです。
「心にもないようなことを口に出して言える」
そこに信頼っておけるでしょうか?
これはかなりクエスチョンマークです。
本当にそう思ってるの?
女性には、「嘘でもいいから褒めてほしい」という心理があります。
例えば、夫に新しい服を見せて、妻が「似合う?」と尋ねたら、嘘でも「似合う」と言ってほしいですよね。
しかし、夫が嘘が言えないタイプだと、大して「似合う」とも思っていない場合、「似合う」なんて嘘がどうしても言えない…。
夫婦円満という観点から見れば、たとえ嘘でも「似合うよ」って言ってあげた方が丸く収まるのですが、それが言えない。
これは不器用であると同時に、ある意味誠実さの表れでもあります。
つまり、「妻に嘘を言いたくない」というわけ。
嘘をつけない誠実な性格と捉えれば、あまり浮気の心配もないだろうし、妻に隠し事もしないでしょう。
むしろ、妻の外見をやたらと褒めるような男の方が信頼おけません。口先だけで「似合う」という言葉がいくらでも言えてしまう方が問題です。
と、このように考えていくと…
トータルで見たときに、「妻をあまり褒めない」という男性の方が、むしろ誠実で信頼がおける男性、と言えなくもないと思いませんか。
まとめ
今回は、妻を褒めない夫の心理とそれに対する考え方として…
・男性は総じて人を褒めるのが苦手、そして照れ屋
・夫が妻を褒めないのはむしろ普通のこと
・家事や育児を少しでも褒めてくれるならそれで良しとする
・やたらと外見を褒めるような男なら、むしろ二枚舌かも
以上のポイントについてご紹介してきました。
まとめると、あなたをめったに褒めない夫であっても、むしろ男としては信頼が置けるタイプだったりします。
物事には必ず良い面と悪い面がありますから、夫の性格の良い面にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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