話が噛み合わない!夫が会話のキャッチボールができない4つの理由
「夫と会話のキャッチボールが成立しない」と悩んでいませんか。
実は、世の中の男性には「そもそも会話のキャッチボールが苦手」という人が少なくありません。
そして、年をとればとるほど、その傾向は顕著になっていきます。
そこで今回は、あなたの夫が会話のキャッチボールができない「4つの理由」についてご紹介していきます。
そもそも人の話を聞いていない
まず初めに、「会話のキャッチボール」というものについておさらいしておきましょう。
2人で会話をする際、どちらか一方が話をして、もう一方は話を聞きます。
そして、聞き手は話し手の話を聞き終えてから、自分の意見や感想などを述べる…
このような相互のやりとり、これが「会話のキャッチボール」です。
しかし、これを円滑に進めるには、「お互いが相手の話を聞いている」という大前提があります。
一方がもう一方の話の内容を「きちんと聞いている」からこそ、「会話のキャッチボール」は成立します。
しかし、もしもあなたの夫が「あまり人の話を聞かない」タイプだと…
妻:今日、学校の先生からこんなことを言われたんだけど。
夫:そうそう、駅前の牛丼屋で…。
みたいな感じで、全く話が噛み合いません。
この場合、あなたの話に対して、夫は正しく反応していないわけですから、これでは当然「会話のキャッチボール」は成立しません。
そもそも会話を楽しむタイプではない
会話のキャッチボールをする目的の1つに、「会話を楽しむ」というのがあります。
つまり「会話を楽しみたい」という目的があって、そのためにお互いが円滑な会話のキャッチボールを心がけるわけです。
しかし、もしも会話そのものを「楽しもう」という気がないと…
そもそも会話のキャッチボールが「なぜ必要なのか」が分からない、ってことになります。
特に男性は年を取るにつれて、会話そのものを「わずらわしい」と考えるようになる人も少なくありません。
会話を楽しもうという気がない以上、「会話のキャッチボール」も成立しようがないというわけです。
自慢したい
また、男というものは、いくつになっても…
・自分を自慢したい
・自分を認めて欲しい
という、まるで「子供のような」心理があります。
そのため、話の内容も、得てして自慢話になりがちです。
例えば…
妻:オリンピックの水泳で日本人が金メダルをとったらしいわよ
夫:俺は中学の時、県大会に出たことがあるぞ
みたいな感じで、自分の自慢話に持っていこうとします。
これはつまり、「水泳」というキーワードを聞いた途端、夫の中で「何か自慢できることはないか」という思考回路が働くためです。
こうなると、夫にとっては、あなたが何を話そうがおかまいなし。
あなたの話の内容とは全く関係のない「自慢話」が始まるわけです。
張り合おうとする
また、先述の「自慢したい心理」に関連して、男というものは目の前の相手や話の登場人物に対して「張り合おう」という心理が働きます。
女性にとって謎なのは、自分の妻や子供などに対しても「張り合いたい」という心理が働いてしまう点でしょう。
たとえば…
妻:○○くん(自分の息子)が九九を覚えたのよ!
夫:九九くらい俺は一年生の頃にはもう覚えてたぞ
女性から見ると、「なぜわざわざ息子と張り合うの?」というのを通り越して、もはや呆れますよね。
妻はただ、息子の学業の成果を述べているだけです。
それなのに、夫の中では「張り合いたい」という心理が働き、「自分はいつ九九を覚えたか」という武勇伝を語り始めてしまうわけです。
これでは、「息子の学業の成果を褒めてあげたい」というせっかくの親心が台無しです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、会話のキャッチボールが成立しない理由として…
1.そもそも人の話を聞いていない
2.会話を楽しみたいと思っていない
3.自慢話をしたい
4.張り合おうとする
以上、4つのポイントについてご紹介してきました。
世の中の男性、特に中年男性には、こうした心理があるため、なかなか会話のキャッチボールが成立しないことが多い…というわけです。
「人との会話くらい満足にできないの?」って感じですが、男って、ほんと悲しい生き物なんです。
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