子供が反抗期?中学生の子が親の言うことを聞かない3つの原因
子供が中学に上がってから、親の言うことを全然聞かなくなった… と悩んでいませんか。
子供が、親の言うことを聞かなくなりはじめると…
「もうこれから、何を言っても聞いてくれないのかしら…」と、不安になってしまいますよね。
そこで今回は、中学生の子供が親の言うことを聞かなくなってしまう「3つの原因」と、対処法についてご紹介していきます!
1.信頼関係がない
反抗期の子が、親の命令や言うことを聞かなくなる最大の原因は…
親と子の間の「信頼関係」が十分でないためです。
でも、「信頼関係」と言っても、ちょっと漠然としすぎていますから、もう少し具体的に見ていきましょう。
あなたは子供が嫌がることを知っているか
あなたは、子供にとっての「嫌なこと」と「嬉しいこと」をちゃんと把握していますか?
子供が、あなたの言うことを聞かないのは…
ひょっとしたら、あなたの命令や言い方が、子供にとって「嫌なこと」なのかもしれません。
例えば、次のようなケースです。
子供が小学6年生まではスーパーにお使いに行ってくれていたのに、中学に上がってから途端に行ってくれなくなった…
というケースを考えてみましょう。
このとき、子供には子供なりの「行きたくない理由」があるはずです。
スーパーで、友達のお母さんがバイトしていたり、スーパーの近くに好きな子が住んでいたり…
あるいは、クラスのいじめっ子グループがスーパーの前でたむろしていたり… などです。
「え、そんな理由、ないと思うけど…」
というのは、あなたの思い込みかもしれません。
何でも言い合える関係になっているかどうか
ここで大切なことは…
子供が嫌なことをハッキリと口に出して「嫌だ」と、親に言えるだけの「信頼関係」があるかどうかです。
親子間の信頼関係が育っていないと…
「子供にとって、何が嫌で、何が嫌でないのか」ということすら分からなくなってしまいます。
これでは、対応のしようがありません。
子供が親の言うことを聞いてくれなくなった時は…
まず、親子間の信頼関係ができているかどうかを見直すようにしましょう。
2.子供がしてくれたことを親が覚えていない
「子供が言うことを聞いてくれない」と不平をこぼす親は、往々にして…
「聞いてくれなかったケース」だけを覚えているものです。
そして、子供がせっかく親のために一生懸命してくれた時のことを忘れてしまっているんです。
例えば、子供が9回あなたを手伝ってくれて、10回目で初めてあなたの言いつけを断ったとします。
この場合、子供が断ったのは10回中1回、わずか10パーセントに過ぎません。
でも、親は、手伝ってもらった「9回」のこと忘れてしまっているために…
「子供が言うことを聞いてくれない!」
と、いきりたってしまうんです。
感謝を忘れている
ですのでまずは、「子供が手伝ってくれた時のこと」を思い出すようにしてみましょう。
そして、たとえ1回でも、子供が何かをしてくれたら、子供への「感謝の思い」が必要です。
そもそも、あなたと子供は全く別の人格なのですから…
「親の言うことを100パーセント聞いてくれる」なんてことはあり得ません。
子供があなたの言いつけを、「4割」でも聞いてくれたら、それで「良し」とするべきです。
3.親がお礼を言っていない
あなたは、子供が何かしてくれたときに、きちんと「ありがとう」とお礼を言っているでしょうか。
子供が親の手伝いをしてくれたときには、毎回きちんとお礼を言うようにしてみましょう。
親からお礼を言われた子供は「喜び」を感じますから、「次も手伝ってあげたい」と思うものです。
「ありがとうの習慣」
また、このようにしておけば、家庭内で「ありがとう」を言う習慣が自然と身に着きます。
子供が「ありがとう」を言えなくなってしまうのは、そもそも家庭の中で、家族同士が「お礼を言う習慣がない」というケースがほとんどです。
ですので、子供が少しでもあなたのために何かをしてくれたら、必ず「ありがとう」を言うようにしましょう。
このようにすれば、子供も親を手伝いやすくなり、なおかつ「ありがとう」の習慣も身に付きますから…
まさに、「一石二鳥」ですよ!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたの子が親の言うことを聞いてくれない3つの原因と、対処法についてご紹介してきました。
1.
親子間の信頼関係がない
2.
子供がしてくれたことを親が忘れている
3.
親がありがとうを言っていない
「聞いてくれない」と悲観的に考えるのではなく、親として改めるべきことはないか、ぜひ一度見直してみましょう!
こちらもぜひ参考になさってみてください。
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