中国の四大料理って一体どんな料理?体表的な中華料理を分析

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中華料理

中国料理といえば一般に高級感があり、本格的なものはそう度々食べられませんが、実は日本人は中国人の次に中華料理を食べている国民なんだそうです。

まぁ、たしかに庶民的なものにまで対象を広げれば、ラーメンはもはや国民食だし、チャーハンも日本の食文化に溶け込んでいます。
餃子やシューマイ、酢豚や麻婆豆腐など、日本の食卓に中華料理は今や欠かせない存在になっているといえるでしょう。

そこで今日は、ちょっと知っておきたい中華料理の知識として、中国の四台料理にスポットを当ててみます。

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日本の中華料理は二極化している

日本における中華料理は二極化しているように思えます。

たとえばおなじみのバーミヤンも一応は中華料理、日高屋も「熱烈中華食堂」とかいって、一応は中華なんですね。
まぁ、この辺は異論もあることでしょうが、日本における中華料理の底辺を支えているのは間違いないでしょう。
もっとも、メニューの大半は中華というより、中華風な日本の料理みたいなのが多いのも否めませんが。

また、外食ではなく家庭における中華料理の普及にクックドゥが貢献したのは間違いないと思います。
それまでは、一般に外食でしか食べられなかった味を、家庭のキッチンで簡単に手間無く実現したのですから、中華料理の普及における貢献度は大きいでしょう。

対して、本格的な中華料理。
有名店だとお財布の中身が寂しいととてもじゃないけど行けません。
中華街などはお手軽価格のお店も少なくありませんが、やっぱり総じて高級な中華料理。
たまに味わうと、やはり涙が出るほど美味しくて、バーミヤンや日高屋とは全く別のお料理です。(当たり前か…)

このように、日本の中華料理は高いと安いで二極化していますよね。

中国四大料理とは

さてさて、先述のように、日本人は中国人に次いで中華料理を食べているわけですが、廉価なものから高級なものまで幅広い中華料理を、一括りに「中華料理」というのもちょっと気が引けます。

なにしろ相手は4000年の歴史を持つ中国です。国土だって日本の約25倍もの面積を誇っています。人口にしたって10倍もいるんです。
「中華料理」っていったってそれはそれは多岐にわたり、とても一括りに中華料理なんて言っては失礼なほど料理の種類は多いんです。

そこで最低限、いわゆる中国四大料理くらいは知識として押さえておきましょう。

中国四大料理とは、四つの都市の名を冠した料理です。
内訳は「北京」「上海」「四川」「広東」、この四つの都市を中心にして、 味や料理法に様々な特徴があるのです。

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中国四大料理の特徴

では、一つずつみていきましょう。

まずは北京料理から。

北京は言わずと知れた中国の首都です。
長く首都として機能してきた都市ならではといいましょうか、北京料理は宮廷料理が主体です。

また、北京は緯度が高く内陸に位置しているので寒さの厳しい地域です。
そのためか、北京料理は全体的に味付けが濃く、油も多めに使うのが特徴です。
代表的な料理として、よく聞く「北京ダック」があります。
また、北京ダックとはイメージが対極的ですが、餃子や包子(中華まん)などのいわゆる「粉物」のラインナップも豊富です。

次は上海料理です。

近年成長著しい上海ですが、昔から貿易港として栄えただけあって、文化にも料理にも多種多様なエッセンスが入り混じっています。
味はおおむね甘辛で酢を多用しているのが特徴でしょうか。
揚子江で取れるカニやエビといった海鮮料理が人気で、日本でも広く知られているところでは青椒肉糸などがあります。

次は四川料理です。

ぐぐっと内陸に入って四川ですが、ここは交通の便があまり良くないせいか、味噌やとうがらしなどの保存食が多くて辛い料理が主流です。
これらは体を温めてくれる効果もあることから、冬の厳しい寒さをしのぐのにはもってこいなんですね。
代表的な四川料理「麻婆豆腐」は、今や日本でもお馴染みで、家庭料理とさえいえるレベルに日本の食卓にも溶け込んでいますね。

さて、最後に広東料理です。

「食は広州にあり」という言葉は聞き覚えがあると思いますが、これぞ広東料理を指している言葉で、いかに広東料理が素晴らしいかを表しています。
海も山もある広東は、食材も豊富なことから食文化がとても発達した地域です。
素材の持ち味を生かすシンプルな味付けが特徴で、日本で人気の「飲茶」も広東料理のスタイルの一つです。

ちなみに、この中国四大料理、あくまで日本での分類です。
中国での四大料理は、山東、江蘇、広東、四川。
さらに、福建、浙江、湖南、安徽を加えて八台料理。
さらに、北京、上海を加えて十大料理といわれています。

なんと以外にも、北京料理と上海料理は、中国本国では中華料理として序列が思いのほか下だったんですね。
あるいは、4000年の歴史の中では比較的歴史が浅いのかもしれませんが。

いやぁー、中華料理、食べたくなりましたね♪

まとめ

日本にいるとこういった何とか料理みたいに意識することもありませんが、そういう観点で中華街なんか行くと、ちゃんと何とか料理になってますよね。
自分の好みが果たして、北京・上海・四川・広東の中のどれなのかは分かっていないのですが、今度中華街に四回行って食べ比べて見たいと思いました。
その前にお金貯めないと行けませんが(笑)

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