健康寿命を延ばす!長生きも健康でいてこそ意義がある

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健康寿命

人生50年なんていうのは遠い昔。

昨今、日本人の平均寿命は延びに延び、男性で概ね81歳、女性は概ね87歳です。
「寿命がのびる」の「のびる」の表記については、伸びるが正しいという意見もありますが、今日の話題には関係ないので、それはまた別の機会に。

で、今日の話題は平均寿命ではなく、健康寿命です。

健康寿命って言葉、ポピュラーかどうかは別として、意味は何となく分かります。
健康でいられるのは何歳までかってことですよね。

たしかに、長生きしても寝たきりではその意義は限りなく失われます。
健康でいてこそ、長生きは価値があるのでしょう。

ということで、今日は健康寿命に関して考えていきましょう。

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そもそも健康寿命の意味とは

先述の通り、最近の日本人の平均寿命は、男性で概ね81歳、女性は概ね87歳です。
平均ですから、早くに亡くなる人もいることを考えると、長く生きる人は本当に長いんですよね。
まぁ、日本は長寿という意味では世界トップクラスですから。

ただ、これが健康寿命という観点で見た場合、それぞれの数値は、男性で約9年、女性で12~13年短くなります。

この差は、すなわち「生きてはいたけど健康的とはいえなかった期間」です。つまり「要介護や要支援状態の期間」ということになります。

ちなみに、この期間が男女ともにおよそ10年もあるのは、平均寿命がトップクラスの世界の国々の中で日本だけです。

要介護・要支援になる原因

健康寿命を延ばすには、要介護・要支援の期間を短くすることですが、理想は、要介護・要支援状態にならないことです。
まぁ、好きでなる人もいないのですが、とにかく介護に無縁の生活ができればそれに越したことはありません。

そのためには、原因を知って予防策を講じることが何より大切。
介護認定されている人の「介護が必要になった原因」を探ると、予防策も見えてきます。

要介護者(介護度1~5)では、介護状態になった原因の第一位が脳血管疾患です。
いわゆる脳卒中ですが、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の三種類をまとめて脳血管疾患として原因の第一位となっています。

第二位は認知症です。ただし、認知症の概ね三割は脳卒中が原因疾患なので、前記と足すと脳卒中は要介護になる圧倒的な原因となります。
もちろん、アルツハイマー等で介護が必要になった人も少なくありません。

続いて、要支援者(1~2)を見てみると、要支援となった原因の多くは、関節疾患と運動器障害です。
膝の関節の痛みなどにより歩行が困難になったり、外出機会が減ることで運動不足になったり、様々な心身機能が低下することで要支援認定されます。

こうしてみると、要介護・要支援になる原因疾患の多くは、脳と運動器に関わるものだということが分かります。
だったら、これらを適切に健康維持できれば、要介護・要支援になるリスクを下げられるということになりはしませんか?

健康寿命を延ばす三つのポイント

要介護・要支援状態に陥る原因の多くが脳と運動器に関わるものだというのは先述の通りです。
だったら可能な限り予防しようじゃありませんか。

まぁ、年もとっていくということは、それだけあっちここっちも劣化していくわけだから、どれだけ抗えるかは不明ながら、予防しようと心がけ、実際に実行するのは、体にとっても心にとっても良いことです。

では、具体的な予防策です。
ポイントは三つ。

1. 体動かす生活習慣
2. 脳を使う生活習慣
3. バランスのとれた栄養

1. の体を動かす生活習慣というのは、とにかく毎日30分から1時間程度歩くことを心がけます。
ウォーキングといえるペースで歩けるならそれに越したことはありませんが、年齢的にきつければ散歩だって有効です。
さらに、ラジオ体操を習慣づけるといいですね。
とにかく体を動かすことが大事で、特に高齢期に入ったら意識的に下肢や体幹の筋力を維持・向上させることで、転倒などの事故防止に役立ちます。

2. の脳を使う生活習慣は、年齢やその人のスキル、得意なことや好きなことにもよりますが、とにかく頭や手を使いましょうといった意味。
読書が好きなら、とにかく毎日本を読む。それでところどころ努めて音読などすると良いですね。
手芸や編み物が好きなら自分のものでも子供や孫のものでも何でもいいので、とにかく毎日楽しく取り組む。そうすることで手を使うのはとても脳にいいことです。
ゲームやパズルが好きならそれもまた良し、習字や写経が好きな人なら毎日とにかく書く、パソコンが好きなら毎日キーボードを叩く。
そうやって手を使い脳を使うことで、脳の機能低下防止につながります。

3. のバランスのとれた栄養は、文字通り、偏りのない食事のことです。
一般に壮年期から中年期においては過栄養が寿命を縮め、老齢期においては低栄養が心身機能を衰弱させると言われています。
要は、社会人として脂の乗った働き盛りの頃は、付き合いなども多く、偏った食事や食べ過ぎなどの栄養過多がメタボを引き起こし、その結果寿命が縮まる。
そういった時期を過ぎて、段々と高齢になるにつれ、食べ物の嗜好も変わり、食べる量も減って、その結果栄養が不足して衰弱するということです。

だから年齢や年代に関係なく、偏りのない栄養バランスのとれた食事をしましょうということ。

お米を中心に肉、魚、野菜、海藻、豆類など、多様なおかずで構成される「一汁三菜」が基本になります。
また、女性は50歳頃から、男性も60歳になる前からは、動物性タンパク質を十分に摂るよう心掛け、油脂類も不足しないように気を付ける必要があります。
年齢と共に代謝は落ちますが、必要なタンパク質の量はいくつになっても変わらないのと、適度な油脂分を摂らないと吸収できない栄養素もあるからです。

まとめ

長生きするのはいいことですが、それも健康でいられればこそ。
寝たきりになってまで長生きしたいと思う人はいませんが、本当にそうならないよう、予防に努めるのは少なからず効果があります。

いつまでも自分の意志で好きなことをできてこそ、長生きの意義が見いだせるというものです。

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