節分に巻き寿司を食べる理由は？人気の恵方巻は？余った時には？

節分と言えば巻き寿司を食べるというのが定番ですが、どうして巻き寿司を食べるのでしょう？

無言で食べる、決まった方向を向いて食べる、
など色んな決まりもあるようですが、詳しく調べてみることにしましょう。

どうして節分に巻き寿司を食べるのか？

節分には豆撒きの他に巻き寿司を食べるのが定番ですが、どうして巻き寿司を食べるんでしょう？

節分の日の2月3日は、暦の上の立春の前日となっていて、一年の厄を払うために豆撒きを行います。

それ他に「恵方巻」と呼ばれる巻き寿司を食べるのが定番ですが、これは大阪地方で定着した習慣で、関東には後に伝わっていきました。

恵方巻の起源は諸説あります。

江戸時代の終わりに大阪の商人たちの間で商売繁盛や厄払いの意味を込めて食べるようになった…
大阪の鮓（スシ）商組合や海苔協会が、海苔の販売促進を目的として恵方巻のチラシを配った…
などなど、起源と思われるまことしやかな説がいくつかありますが、いずれも大阪が深く関わっているようです。

節分に恵方巻を食べるという習慣を全国に広めたのはコンビニエンスストアです。

ちょうどこの時期に売り上げが落ちることから何か策はないか？と節分に恵方巻を食べるといったイベントを企画したところ、それが徐々に定着して、今では節分の日にはなくてはならない存在になっというわけです。

この企画、始めたのはファミリーマートで大阪と兵庫で販売が開始され、その後、セブンイレブンが全国に恵方巻を広めました。

恵方巻の食べ方も色々あります。
その年の恵方に向かって願い事を考えながら無言で食べるという説もあれば、目を閉じて食べる、笑いながら食べるなど食べ方は人それぞれ違います。

恵方巻の具材も色んな種類のものが売られていますが、七福神に因んで7種類の具材を使って作るというのが定番のようですね。

ちなみに、2016年の恵方は南南東となっていますので、恵方巻を食べるのであれば南南東の方向を向いて食べるようにしましょう♪

巻き寿司の人気ランキング！

巻き寿司の具材というのは色んなものがありますが、どんな具材が人気があるのでしょう？

・海鮮恵方巻き
海鮮を入れた恵方巻きは豪華に見えて食べ応えがあるとして人気があります。

・天むす恵方巻き
えび天を巻いたもので、インパクトが強く子供さんにも喜ばれます。

・牛カルビ
焼き肉のタレで味付けされた牛カルビは大人から子供まで楽しむことができる味ですね。

・サラダ巻き
巻き寿司でも定番のサラダ巻きは多くの人から人気があります。

恵方巻きの具材として人気があるのはやはりシンプルな定番のものですが、そのほかにも海鮮や牛肉を使ったものなんかも人気があります。

最近ではちょっと変わったデザートのロールケーキ恵方巻きなんかも人気があるようですよ♪

余った巻き寿司はどうすれば良い？

美味しそうな巻き寿司を見ると、どれも食べたくなってつい買い過ぎて余ってしまったなんて経験をしたことがある人も多いのでは？

冷蔵庫に入れておくと次の日には固くなってしまいますが、余った巻き寿司はどうすればまた美味しく食べることができるのかというと…

・蒸し寿司
固くなってしまった巻き寿司を蒸し器に入れて蒸すと、酸味が飛んでまろやかな味になり、また美味しく食べることができます。

・揚げ巻き寿司
天ぷらを作るようにして油で揚げ、餃子のタレを付けて食べます。

・チャーハン
巻き寿司の具材によっては向いていないものもありますが、余った巻き寿司をぶつ切りにして肉や野菜などを加えて一緒に炒めます。
かなり大雑把というかダイナミックですが、意外といけます（笑）

・お茶漬け
お椀に余った巻き寿司を入れてダシ汁をかけるだけです。
ラー油などの辛味のあるものを加えるとより美味しく食べることができます。

思い他アレンジ方法はあるものです。
せっかく買ったのだから、捨てたりしないでリメイクしましょうね！

とは言え、もともと巻き寿司は保存食ではないので、その日の内に食べ切れる量を買うのが一番です。
でも余ってしまった時にはアレンジして普段とは違った巻き寿司を楽しむのも良いかもしれませんよ♪

まとめ

節分に巻き寿司を食べるのは関西が発祥だということが分かりましたね。

全国にブームを起こしたのはコンビニの策略だったのには驚きましたが、今では節分には無くてはならない定番の食べ物となっています。

デザート感覚の恵方巻きも興味がありますね♪