月餅とは?月餅の由来やその成分と簡単に作る方法

公開日:  最終更新日:2016/04/03

月餅

中国のお土産の定番と言えば「月餅」ですね。

でもこの月餅、名前に「餅」とついているのに全くお餅ではありません。
どこが「餅」なのでしょう?

中国では「月餅」はとてもポピュラーなお菓子ですが、月餅の正体やどんな時に食べられるものなのかなど、月餅についてまとめました。

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月餅って何?!

「月餅」=「ゲッペイ」と読み、中国のお菓子の一つです。

中に詰める餡、大きさ、材料などは中国各地で違っていて、唯一共通しているのは形が平たいということです。

メジャーなものは「広式」という広東省のもので、中の餡や皮が柔らかく、アヒルの卵を塩水に漬けたものの黄身の部分が入っているのが特徴です。

中の餡として一般的なのは、

・小豆
・ハスの実
・ナツメ

などです。

中国では古来、月餅は中秋節にお供え物として食べられていたものでした。
その後、中秋節の贈り物としてお世話になった人などに贈る習慣が広まり、今ではそれが一般的になっています。

現在では、月餅に金箔を貼ったり、素材にこだわったり、何か他の物とセットにしたりと、色んなバリエーションの物が販売されています。
しかし、月餅が人気なのは毎年中秋節までで、それを過ぎると一気に人気が落ちて低価格で販売されたりしているようです。

月餅はカロリーが少し高めなことから、食べ過ぎには注意するようにと香港政府が市民に注意を呼びかけています。
そんな事情から、最近は糖尿病患者向けのカロリーが低い月餅も作られるようになりました。

ところで、月餅が日本に流通し始めたのは1927年のことで、菓子メーカーの中村屋が日本人の口に合う月餅を開発して販売を開始しました。

私が口にした月餅は、お世辞にも美味しいとは言えないような代物でしたが…、全ての月餅がそういう訳ではなく、作る地域によって味が違うようですね。

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月餅は体に良い?栄養成分は?

月餅の定番は小麦粉を使った皮の中に餡が入ったものですが、餡にナッツ類や胡麻油などを加えることから、普通の和菓子と比べて脂肪分が多くカロリーがとても高くなっています。

月餅のカロリーはというと、使用する原料によっても違いますが、1個180gで約643kcalもあります。
また、炭水化物や脂質が多いのも特徴で、月餅は総じて高カロリーな食べ物ということになります。
食べ過ぎは良くありませんが、月餅はカロリーが高い分腹持ちは良いようです。
間食の多い人は、月餅の腹持ちの良さを利用して間食を減らすとカロリーの総摂取量は逆に減るかもしれませんね。
朝食や昼食に月餅をメインに食べるといいようです。

月餅を簡単に作るには?

月餅を自分で作れば、中の餡を自分好みにできるので美味しくいただけるのではないでしょうか?

そんなわけで、月餅の簡単レシピをご紹介しましょう。

【 簡単レシピ 】
もち米、米粉、砂糖、コーンスターチ、牛乳、サラダ油をボールなどの適当な容器に入れて混ぜ、ラップをして2分ほどレンジで加熱します。
加熱後、よく混ぜてから再度ラップをし、更に2分程レンジで透明になるまぜ加熱します。
これで皮が出来上がります。
次に、こしあん、きな粉を混ぜて中の餡を作ります。
冷めた皮で餡を包み、好みの形の型に押さえて入れれば完成です。

以上のように、意外と簡単に作れるようです。

アレンジした月餅としては、クッキー生地を作り、それに作った餡を包んで焼くだけの月餅クッキーなんかもあります。
色々アレンジして自分好みの月餅に仕上げて食べるのも楽しいかもしれませんね。

まとめ

月餅は作る地域や人によっても味や形が全く違ってきます。

自分の口に合うものもあれば、苦手な味もあると思いますが、自分好みのものを作るのも楽しそうです♪

月餅は腹持ちは良いですが、カロリーはちょっと高めなので、食べ過ぎにはくれぐれも気をつけるようにしましょう。

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