腰痛の原因と対策、腰痛が緩和する体操と腰痛でも楽な寝方
腰痛に悩まされている人は多いでしょう。
デスクワーク中心、はたまた力仕事、
そういった仕事に従事していると、どうしても腰痛と付き合わざるを得ないケースが少なくありません。
また、中にはこれといった理由がなく、原因不明の腰痛に悩まされるケースもあるようです。
腰痛の原因にはどんなものがあるのか?
また、その対処法は?
などなど、今日は腰痛についてまとめてみました。
貴腰痛の原因と対策法
ひどいと仕事どころか、日常生活に支障をきたすこともあります。
痛みにはそれを引き起こす何らかの原因があるものです。
腰痛もその例にもれず何らかの原因があるはずなので、その原因を突き止め・改善することで、症状の完治もしくは緩和を図りたいものです。
腰痛の主な原因として考えられるのは以下の通り。
・筋肉
重い物を持ったり、激しい運動をしたりして筋肉を酷使することで腰痛が発生します。
筋肉が原因の場合は日にちが経てば緩和されますが、筋肉が緊張しているさなかに無理をするとぎっくり腰になる可能性があるので注意が必要です。
・骨格
身体の歪みが原因で骨格のずれが生じ、それが腰痛の原因となります。
椎間板ヘルニアやすべり症は骨格が原因になっている場合が多く、治療するには手術が必要となることがほとんどです。
・内臓
内臓が肥大することで内側から腰の筋肉が圧迫されて腰痛が生じます。
安静にしていても腰痛は治らないので医療機関で検査をして原因をつきとめる必要があります。
・血管
動脈硬化などの血管の疾患が原因となり代動脈癌が腰付近にできた場合、腰に強い痛みを感じるようになります。
・加齢
年齢と共に身体の筋肉は衰え骨は弱くなります。
自分の身体の重さを支えることが難しくなって腰痛が生じるようになります。
・ストレス
精神的に大きなストレスを抱えていると腰痛の症状が現れる場合があります。
腰痛を予防・改善するには日常生活を見直す必要があると言われています。
普段から姿勢の悪い人や、仕事柄ずっと座ったままの体勢の人は、正しい姿勢を心がけたり、軽い運動やストレッチをして背筋をのばしてあげると腰痛はなにがしか改善されます。
また肥満気味の人は、体重を腰で支えている関係で、腰がたえず悲鳴をあげています。腰痛予防だけでなく健康のためにもダイエットを検討すべきでしょう。
毎日お風呂に浸かって身体を温めるのも血行が良くなりコリがほぐれるので良い方法だし、お風呂上りにストレッチをするのもお勧めです。
これだけでも一般的な腰痛はだいぶ緩和されるでしょう。
逆に腰痛を引き起こしている原因が何らかの病気の場合は、医療機関で症状に合った指導を受けない限り改善されないので、何をしても腰痛が良くならないようならお医者さんで診察してもらうべきです。
簡単にできる腰痛体操
簡単にできる腰痛体操を紹介しましょう。
【 座ってできる腰痛体操 】
1.
背もたれから少し離れた位置で椅子に座り、腹をへこませ5秒静止します。
2.
椅子に座った状態で前の机に手をつき、足を上に浮かせ5秒静止します。
3.
椅子に座った状態で左右に体を倒し5秒ずつ静止します。
4.
椅子に座った状態で左右に体を回し5秒ずつ静止します。
5.
椅子に座った状態で両手を頭の後ろに回し背中を反らし5秒静止します。
【 大腰筋を緩める体操 】
1.
仰向けに寝て膝を立て、手はおへその横に添えておきます。
2.
立てた膝を左右に揺らし、それを30回行います。
【 腰痛ストレッチ体操 】
1.
仰向けになり手を頭の後ろで組みます。
2.
右ひざを曲げ下半身を左側に捻り数秒間その姿勢を維持します。
3.
左ひざを曲げ下半身を右側に捻り数秒間その姿勢を維持します。
これらはほんの一部ですが、どれも簡単にできるので是非やってみて下さい。
腰痛持ちの人が楽に寝る寝方とは?
腰痛がひどいと寝るのも大変だったりします。
ここでは腰痛もちの人が少しでも楽に寝られる寝方を紹介します。
- 横向きで腰の下にタオルを敷き、膝を曲げて背中を丸くします。
- 仰向けで寝る場合は足先に布団と置くなどして足元を高くします。
- 膝の下に丸めたタオルを入れて寝ます。
腰痛の種類によって楽な寝方は違います。
無理な寝方を続けると、かえって腰痛が悪化する場合もあるので気をつけてください。基本的に、自分が寝て楽だと思える姿勢で寝るのが一番です。
まとめ
腰痛で悩んでいる人は多いはずなのに、何も対策しないで放置している人が少なくなりません
日常のちょっとした工夫で腰痛が軽減されるケースもあるので、まずは自分の腰痛の原因を探ってみましょう。
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