歯周病の症状や予防法。歯周病に効果のある市販の歯磨き粉

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歯周病

歯周病は恐いと言いますが、歯周病の症状ってどんなものでしょう?

もしかするといつも間にか自分も歯周病になっていないとも限りません。
だったら、症状が進む前にちゃんとチェックしておかないとダメですね。
また、歯周病じゃないとしても、今後のために予防法を知っておきたいものです。
併せて、市販の歯磨き粉でおすすめのものがないかも調べておきましょう。

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歯周病かどうかをチェックしよう!

歯周病は細菌が原因で起こる炎症性疾患のことで、磨き残しなどが原因で歯肉溝に細菌が残り、歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり腫れたりする症状です。

この状態だとまだ痛みはほとんどないのですが、進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支える土台が溶けて歯がグラグラと動くようになります。
そして最終的には歯を抜くはめになってしまいます。

【 歯周病セルフチェック 】

・歯肉が赤く腫れている(1点)
・歯磨きをした際に出血する(1点)
・タバコを吸う(1点)
・口の中がネバネバする(1点)
・歯と歯の間の隙間が広くなった(1点)
・冷たいものがしみる(1点)
・糖尿病の症状がある(2点)
・歯医者に行っていない(1点)
・歯がグラグラする(3点)
・歯肉から膿が出る(3点)

自分に当てはまる項目をチェックして点数を出してみましょう。

【 0点 】
歯周病の危険性は低いです。
これからも日々のケアを怠らないようにしましょう。

【 1~5点 】
初期症状の徴候が見られます。
放置すると進行する可能性があるので、歯科医で早めに検査しましょう。

【 6~10点 】
歯周病が進行している可能性があります。歯科医ですぐに検査してもらいましょう。

【 11~15点 】
自覚症状がある段かいです。今すぐ歯科医の治療が必要です。

点数によって歯周病の度合いがだいたい分かりますので、まずはチェックしてみて危険な結果が出た場合には早めに診察を受けるようにしてください。

歯周病を予防するには?

歯周病が進行する原因になり得るのは以下の通りです。

・歯ぎしり
・不規則な食習慣
・冠や義歯の不適合
・ストレス
・喫煙
・長期の薬服用
・糖尿病や骨粗しょう症、ホルモン異常などの全身疾患

また、歯周病を予防する方法は以下の通りです。

【 歯磨き 】
歯垢をしっかりと取り除くことが大切です。
歯磨きが大事なのは言うまでもなくい、歯は時間をかけて1本1本磨きあげるようにします。
歯と歯の間も歯間ブラシやデンタルフロスなをを使って汚れを取り除くようにしましょう。

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【 食生活 】
・よく噛んで食べる
よく噛むことで唾液が分泌されやすくなります。
唾液には、口の中の汚れを流して菌が歯に付着するのを防止したり、プラーク内の細菌を抑制する働きがあります。

・栄養バランス
栄養バランスの取れた食事をすることで歯が丈夫に育ち、歯周病を予防してくれます。
野菜や海藻、小魚、きのこ、豆類などを積極的に、よく噛んで食べるようにしましょう。

【 生活習慣 】
・禁煙
タバコには有害物質がたくさん含まれています。
ニコチンや一酸化炭素は歯茎の血行を悪くし、菌に対する抵抗力を低下させます。
また、タールが歯に付着することでプラークも歯に付着しやすくなります。
歯周病を予防するためにも禁煙をお勧めします。

・ストレス
ストレスを溜め込むことで歯周病が悪化したり発症したりするので、何とかうまくストレスを発散する必要があります。
とは言うものの、ストレス発散は簡単ではありません。
努めて運動をしたり趣味を見つけたり、何らかの方法で気晴らしできるように努力してみましょう。

・鼻呼吸
口呼吸をすることで口内が乾燥して菌が繁殖しやすくなります。
鼻炎やアレルギーやいろんな要素で鼻呼吸したくてもつい口呼吸になってしまうこともあるでしょう。
ブリーズライトを使ってみるなど、できるだけ鼻呼吸するように意識しましょう。

歯周病に効果のある市販の歯磨き粉は?

歯周病を予防するために、歯周病に効果のある歯磨き粉を使用するというのは1つの手だと思います。
歯周病に効果があるとされている市販の歯磨き粉を挙げてみましょう。

・デンタルペーストα(ライオン)
・シュミテクト(グラクソ・スミスクライン)
・リペリオ(ウェルテック)

また、購入に際しては以下の点にも留意してください。

・研磨剤
歯の表面の着色を落とすためのもので、歯周病で歯茎が弱っている人にはお勧めできません。
研磨剤が入っていないものを選ぶようにしましょう。

・薬用効果
歯茎が炎症を起こしている場合が多いので、歯茎の血行を良くする効果のあるものを選ぶようにしましょう。

まとめ

歯周病は初期の段階で気づけば治療も可能だし進行を遅らせることもできます。
悪化すると、しまいには歯を抜くことになってしまうので、できるだけ年に1度位のペースで歯科検診を受けるのがベストです。
もっと言えば、半年に1度くらい歯のクリーニングをして歯垢を落としてもらうと、歯周ポケットが深くなるのを予防できます。

歯をしっかり磨くのはもちろん大事だし基本中の基本ですが、歯垢はそれだけでは落とせないのが実情です。
いくつになっても自分の歯でいられるように、面倒でもたまに歯科医でメンテナンスするのは大事なことです。

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