青あざができる原因と早く治す方法。青あざができやすい病気とは

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青あざ

ぶつけた覚えもないのに…
いつの間にか青あざができてるなんてことありますよね?

気付かないうちにぶつけてることもあるのかもしれませんが、青あざができやすくなる病気もあるらしいので気になるところです。

青あざができやすくなる病気ってどんなものがあるのでしょう?
また、できてしまった青あざを早く治す方法があるのなら知りたいものです。

ということで、今日は青あざについてです。

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青あざはどうしてできるのか?

青あざは、男女別でみると女性の方ができやすい傾向があるようです。
青あざは普通のホクロよりも青みが強いホクロやアザのことを言い、青あざの他に黒あざや茶あざなどもあります。
ちなみに日本人に多く見られるのは青あざ。

青あざができる原因として考えられるのは…

・ビタミンP不足
ビタミンPが不足すると血管が脆くなることから青あざができやすくなります。
血管は年齢や生活習慣によって弱くなったり固くなったりして青あざができやすくなりますが、ビタミンP不足もその原因とひとつと考えられています。
ビタミンPを多く含む食べ物としては柑橘類やレタスや玉ねぎなどが挙げられますが、そういったものを多く摂取することでビタミンPの不足を補えます。

・ホルモンバランスの乱れ
ホルモンのバランスが乱れると毛細血管が切れやすくなりますが、それにつれ青あざもできやすくなります。
普通なら毛細血管が切れても筋肉が止血してくれるのですが、男性と比べると女性は筋肉量が少ないので青あざもできやすくなります。

・冷え
身体が冷えていると血管は脆くなってしまいます。
身体の表面の温度が高い人ほど青あざができやすく、そんな人は身体の内部は冷えているので、少しの力や摩擦でも毛細血管が切れて青あざができてしまいます。

青あざを早く治すには?

気付くと膝に大きな青あざが…!
なんてことはたまにある話ですが、女性はスカートを履くのに足に大きな青あざがあったらちょっと困っちゃいますよね。
まぁ、そんなときはスカートをやめてパンツにするとか、どうしてもスカートを履かなきゃいけないなら黒いストッキングにするとかするわけですが、できれば少しでも早くあざを治したいものです。

そんなとき、
どうすれば青あざを少しでも早く治せるか? というと…

・アイシング
ぶつけてから3日以内ならアイシングが効果的です。
アイシングをすることで患部の熱が冷め、血流を抑えて炎症や痛みを和らげることができます。
保冷剤や氷嚢を使い、ぶつけたところをアイシングしましょう。

・温める
青あざができてからだいぶ経って腫れも引いているようなら患部を温めて血行を良くすると早く治ります。
体温に近い温度の濡れタオルを患部にあてて、タオルの温度が下がったらまた温かいタオルをあてる… ということを何度か繰り返します。

・爪楊枝を使う
爪楊枝を20~30本ほど輪ゴムなどで束ねたもので患部周辺の皮膚を痛くない程度の力で軽く叩きます。
内出血している血液を散らし、血流を良くすることで青あざの治りが早まります。

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・ヘパリン類似物質
ヘパリン類似物質を含む塗り薬などを患部につけることで青あざの治りが早くなります。
ヘパリン類似物質は皮膚の乾燥を防ぎ血行を良くする働きがあるので、青あざに効果があります。

・食事
青あざの治りを早くするために、鉄分やビタミンCを普段より多く摂取すると良いでしょう。
鉄分:レバー、プルーン、ひじきなど
ビタミンC:果物、野菜など
そういったものを普段よりも多く摂取することで青あざの治りが早くなります。

・ぬるま湯
青あざができてから日にちが経ち、腫れも引いたタイミングでぬるま湯にゆっくり浸かることで青あざの治りが早くなります。
ゆっくりと体を温めることで血流やリンパの流れが良くなり、結果、青あざの治りが早くなります。

・レーザー治療
青あざができてずいぶん経つのに一向に治る気配がないようならメラニン色素の沈着が考えられます。
こうなると普通とは違うので、対策も変わってきます。
手っ取り早いのはレーザー治療でメラニン色素を消すことで青あざを治します。

青あざができやすくなる病気とは?

ぶつけてできる青あざは外傷によるものですが、それ以外にも皮膚の病気が原因でできる青あざもあります。
ぶつけた覚えもないのに頻繁に青あざができるようなら病気の可能性も疑ってみる必要があるかもしれません。

病気が原因で青あざができるものとして考えられるのは以下の通り。

・悪性黒色腫
メラノーマとも呼ばれる皮膚がんの一種です。
ほくろのようなものが皮膚にできますが、普通のほくろと違って直径は1cmを超え肥大化しています。
ほくろの周囲がギザギザしていたり、大きくなっているようなあざは要注意です。

・白血病
血液のがんとも呼ばれ、白血球が異常に増殖する病気です。
白血球が増殖することで血小板が減少して血液が固まりにくくなるのですが、その結果、内出血や皮下出血をしやすくなります。

・血小板減少性紫斑病
血液中の血小板が減少する病気で、少しの刺激が加わっただけでも内出血や皮下出血を起こしやすくなります。

・太田母斑
青色に灰色が混ざったようなアザが顔にできるもので、治療法としてはレーザー治療が一般的です。

・血管腫
血管内皮細胞が異常繁殖することで起こる良性の腫瘍で赤い色のアザができます。
普通は放っておいても自然に消失しますが、治療が必要なケースもあるので医師に相談しましょう。

・扁平母斑
茶色のアザで生まれつきある人もいれば、思春期にできる人もいます。
悪性化はしないものの、気になって除去したい場合はレーザー治療になります。

少しぶつけただけですぐにアザができるとか、ぶつけた覚えもないのに頻繁にアザができるという場合は病気の可能性も疑ってみるべきでしょう。
そういった場合は医療機関で診察を受けたほうが安心です。

まとめ

単なる青あざだと思っていたのに実は病気のサインだったということも無きにしも非ずなので、頻繁にアザができて気になるようなら医療機関で診察してもらいましょう。
できてしまった青あざも対処次第では早く治すことができるので、上記を参考にあざ対策をしてみましょう。

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