米粉について。米粉の良いところと使い方&米粉のお菓子レシピ
米粉はある意味小麦粉より優れている面があるそうです。
身体にいいとか、小麦アレルギーの人でもOKとか。
今日は、そんな米粉の良いところや米粉で作るお菓子レシピをご紹介。
米粉って何?
米粉は、その名の通りお米を粉にしたものです。
小麦粉と比べるとカロリーが若干低く、良質なアミノ酸がバランス良く含まれていることから注目されています。
また、米粉には水分を吸収しやすいといった特徴があることから、小麦粉で作るよりパンやケーキがふっくら仕上がるといった声もあります。
米粉は小麦粉アレルギーの人でも問題ないことから小麦粉の代替食材として重宝されています。
米粉と似たものに上新粉や白玉粉がありますが、違いを記しておきましょう。
・米粉
うるち米やもち米を粉にしたもので、お餅や団子、おせんべい、麺類を作る際に用いられます。
・上新粉
うるち米を精白して洗い、乾燥させた後に少量の水を加えて粉にしたもので、団子や柏餅、ういろうを作る際に用いられます。
上新粉の中でも目の粗い新粉は団子やすあまを作る際に用いられます。
・白玉粉
もち米を粉にして水中に沈殿させたものです。
粒子が細かいので白玉を作った際に表面がツルッとしているのが特徴です。
米粉の何が良いの?
最近注目を浴びている米粉ですが、どのへんが優れているのでしょう。
・食感
調理法によって色んな食感を楽しむことができます。
・油の吸収率
小麦粉と比べると油の吸収率が低いので、揚げ物に使用することでヘルシーに仕上がります。
・栄養価
粉になっても栄養価はお米と変わりはなく、炭水化物や良質なタンパク質、ビタミンB1、Eなどが豊富に含まれ、栄養価が高い食材です。
・何にでも使える
味にクセがないので、お料理からお菓子までどんな用途に使っても美味しく仕上がります。
・手間が省ける
もともとキメが細かいので、お菓子作りの時に粉を振るう必要がありません。
・グルテンフリー
グルテンが一切含まれていないので、混ぜ過ぎても粘り気がでません。
・小麦粉アレルギーでも大丈夫
グルテンが含まれていないので、小麦粉アレルギーの人でも安心して食べることができます。
・安全な食材
国産の米粉なら添加物が使われていないので安心して口にすることができます。
・後片付け
粒子が細かいので、後片付けをする際に水で簡単に洗い流すことができます。
などなど、米粉にはたくさんのメリットがあります。
米粉を使って作る人気のお菓子レシピ
米粉を使ってどんなものが作れるのか、少し紹介しましょう。
・クッキー
【材料】
米粉:150g
砂糖:50g
バター:50g
卵:1個
牛乳:大さじ1
【作り方】
ボウルに卵、牛乳、バター(常温に戻したもの)、砂糖を加えてよく混ぜ、そこに米粉を加えてサックリ混ぜれば生地は完成。
生地をラップで包んで冷蔵庫で1~2時間寝かせた後、綿棒で伸ばして型抜きし、180度のオーブンで20分程焼けば出来上がりです。
・バナナマフィン(6個分)
【材料】
米粉:200g
重曹:小さじ2
甜菜糖:50g
塩:小さじ1
山芋パウダー:小さじ1
マーガリン:50g
オリーブオイル:大さじ1
バナナ:1本
レモン汁:大さじ1
水:150cc
【作り方】
ボウルに米粉、甜菜糖、塩、重曹、山芋パウダーを入れてよく混ぜ、そこにマーガリンとオリーブオイル、バナナを入れてもう一度混ぜ、更に水とレモン汁を加えてよく混ぜます。
これをカップに入れて180度の予熱で温めたオーブンで20分ほど焼けば出来上がりです。
・バナナスコーン
【材料】
米粉:100g
薄力粉:50g
砂糖:10g
ベーキングパウダー:小さじ1.5
塩:少々
菜種油:15g
バナナ:1本
豆乳:35g
【作り方】
粉類をビニール袋に入れて振り混ぜ、そこに油を加えてすり潰すように混ぜます。
そこにバナナを加えて手で潰すようにして更に混ぜ、豆乳を加えてもう一度混ぜれば生地は完成です。
完成した生地を1.5cmの厚さに伸ばし、3cm角にして200度のオーブンで25分程焼けば出来上がりです。
まとめ
最近、米粉を使って作ったお菓子が美味しいと人気ですね。
小麦粉アレルギーの人でも安心して食べられるし、油の吸収率も低いのでダイエット中の人にもお勧めです。
米粉は食事からお菓子まで何にでも使えるので、小麦粉の代わりに普段使いするのもよさそうです♪
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