ほくろの種類とその原因。できないようにする方法と危険なほくろ

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ほくろ

ふと鏡を見ると…

アレまっ!こんなところにほくろができてる!?

なんてこともたまにありますが、あんまり嬉しくないものですね。
ほくろって勝手にできますが、あれはどうしてできるんでしょう?

ひとまとめにほくろと言っても種類があるらしく、それぞれに特徴や原因があるそうです。
また、中には危険なほくろもあるのだとか。

そんなわけで、今日はほくろのお話です。

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ほくろの種類とできる原因は?

ほくろなんてどれも同じじゃないの?と思っているかもしれませんが、実はほくろにも種類があります。

【 黒子 】
直径数mmまでの隆起しない褐色から黒褐色の色素班。

・単純黒子
メラノサイトとメラニン色素が表皮内で少し増加したもの。

・老人性色素班
ごく初期の黒子。

【 色素細胞母班 】
メラノサイトと神経細胞の中間性質のある特殊な細胞。

・母班細胞性母班
細胞が一箇所に寄り集まったもの。
できる場所により境界母班、複合母班、真皮内母班に分類されます。

【 青色母班 】
青色母班細胞が真皮内に大量に集まったもので、メラニン色素を多く含むため青く透けて見えます。

以上は良性のほくろなので何も心配することはありません。

小さい頃からほくろが多くて悩んでいたという人もいれば、小さい時にはほとんどなかったほくろが急に増えて悩んでいるという人もいます。
良性のほくろなら何も問題はないのですが、見た目は普通のほくろなのに悪性の皮膚病だったり遺伝性疾患の可能性も無きにしも非ずなので変わったほくろは要注意です。

ほくろができないようにするには?

紫外線をよく浴びているとほくろが増えた気がするのは気のせいでしょうか?
ほくろが増えて喜ぶ人はあまりいないと思いますが、ほくろができる原因を知ってこれ以上ほくろを増やさないようにしたいものです。

・紫外線
紫外線を浴びることでメラノサイトという成分が活発に働き、メラニン色素を作ってしまいます。
メラニン色素が多くなると体内に蓄積されてほくろの原因になります。

・メイク
お肌のコンディションの悪いところにメイクをすることで刺激が加わり、メラニン色素が刺激されて増えることでほくろができる原因になります。

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・寝不足
寝ている間は成長ホルモンが活発に分泌されて、肌の古い角質や細胞を入れ替えてくれます。
ところが、寝不足だと成長ホルモンの分泌が少なくなるために肌のメラノサイトが排出されずに残ります。これがほくろの原因になります。

・生理不順
女性は生理前になるとプロゲステロンという成分が多く分泌されます。
その成分が肌のメラノサイトに刺激を与えて活性化し、ほくろができやすい環境をつくってしまいます。

・ストレス
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れて代謝機能が低下するため、ほくろができやすくなります。

・偏食
偏食が代謝を悪くしてしまうので、バランスのとれた食事をすることが大切です。

以上のようなことが原因でほくろができやすくなります。
一度できたほくろを消すことは困難なので、ほくろができにくい生活習慣を心がけることが大切です。

危険なほくろの見分け方

ほくろは身体中のどこにでもできてしまうもので、前章のようになるべくできない工夫はしてみるものの、それでもできちゃうときはできちゃうし、完全に防ぐ方法はありません。
できてしまったほくろとは付き合っていくしかないのですが、気を付けたいのは、中には悪性のいわゆる「癌」と呼ばれるほくろがあることです。
どうすれば悪性のほくろを見分けることができるのでしょう?

皮膚がんの種類は大別すると以下の二つ。
素人目には普通のほくろと変わらないように見えます。

・表皮がん
高齢者に多く、進行がゆっくりで転移しにくいのが特徴です。

・悪性黒色腫
転移しやすい皮膚がんで、放置しているとリンパ節や臓器に転移が広がります。

では、もしかすると癌かもしれないほくろというのは…
以下の条件にあてはまるものです。

・非対称性
・境界線が不規則
・色彩が多彩
・6mm以上の大きさ

簡単な見分け方としては、ほくろの真ん中に1本線を引いたと仮定して、左右対称になっていなければ悪性の可能性があるほくろということになります。
ほくろの癌は、初期の段階では普通のほくろと見分けがつきにくいことから発見が遅れがちです。
しかし、早期発見 → 治療というプロセスは、どの癌にもあてはまるとても重要なことので、少しでも異変を感じるほくろの場合は早めに皮膚科で診察してもらいましょう。

まとめ

ほくろが多いと悪性のほくろがあるんじゃないかと心配になりますが、日本人の悪性のほくろは足の裏にできることが多いとも言います。
早期発見、早期治療が重要なカギになるので、少しでも様子がおかしいほくろがあったら皮膚科を受診して調べてもらうようにしましょう。

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