石鹼とボディソープの違い。石鹼の効果は?石鹼ポプリの作り方
あらまっ!
ボディーソープが切れてる!?
そんなとき、前にお中元でいただいた石鹸を使ってみました。
そうしたら意外といいんですね、石鹸って。
ボディーソープが普及して、今やあまり使われなくなった石鹸ですが、石鹼には石鹼の良いところがありそうです。
そんなわけで、今日は石鹼とボディーソープの違いや石鹼の良さや効果について考えてみます。
また、石鹼って何とも癒されるやさしくていい香りがするでしょう?
そんな石鹼の香りのするポプリの作り方についてもご紹介しますね。
石鹼とボディソープ、何が違う?
「泡立てて使う」「体を洗う」というところは、石鹸もボディーソープも同じ。
じゃあ、石鹼とボディーソープは何が違うのか…?
石鹼の歴史って意外と古く、誕生したのは紀元前3000年の古代ローマ。
それに比べるとボディーソープはまだほんの最近のものということですね。
では、具体的に、石鹼とボディーソープは何が違うのか?
というと・・・
【 成分 】
石鹼:脂肪酸ナトリウム
ボディソープ:合成洗剤
【 ph (ペーハー)】
石鹼:弱アルカリ性
ボディーソープ:弱酸性(弱アルカリ性の物もあり)
といった具合に、石鹼とボディソープは、成分・ph 共に異なります。
ボディソープは1865年に特許が認められたのですが、そう聞くと「あら、意外に昔ね!」って思いますよね?
でもこれはボディソープというより、石鹸が液体になっただけで、私たちがイメージするボディソープとは趣が異なります。
そして、その液体状の石鹸の組成はといえば人工的な化学物質が多く使われていたため、洗浄力は強いものの、お肌が弱い人には不向きでした。
まぁ、100年とか150年も昔のことなので、石鹸が液体になっただけでもきっとすごいことだったのでしょう。
今はもうボディソープが肌の弱い人に向かないなんてあまり聞かないし、メーカー各社競って肌にやさしく潤うものを作ってますよね。
だけど、それでもなお「肌の弱い人は石鹼の方が良い」と言われているのには理由があって、やはりボディーソープに比べると、石鹼はアレルギーを起こすリスクが低いからなんです。
とは言え、特に肌が弱いわけでもなければ、ボディーソープの方が種類も豊富で、香りも効果も色々と楽しめますけどね♪
石鹼にはどんな効果がある?
先述の通り「石鹼は肌の弱い人に向いている」と言われますが、具体的にはどういったあたりが肌の弱い人に良いのでしょう。
実は「石鹼」とひとまとめにしてますが、種類があってそれぞれに成分構成や特徴が異なります。
・純粋石鹼
合成物質を含まず、石鹼分が98%以上の石鹼を指します。
毛穴の汚れをしっかり落とし、清潔な肌を保つことができるんです。
石鹸分とは脂肪酸ナトリウムを指します。
・化粧石鹼
石鹼分が93%以上の石鹼です。
主に体を洗うための石鹼で、刺激が少なく肌に負担をかけません。
・固形石鹼
原料は脂肪酸ナトリウムで、純石鹼分が約90%以上の石鹼です。
肌が活性化され健康な肌になります。
・液体石鹼
原料は脂肪酸カリウムで、液体の石鹼です。
天然の界面活性剤で皮膚の汚れをしっかり落とし、保湿力も優れています。
・薬用石鹼
医薬部外品で、殺菌効果や肌荒れ予防などの効果が期待できます。
石鹸は洗浄力が優れているのに脱脂力は弱いので、お肌に対する負担が少ないのが特徴。
その辺がお肌の弱い人に最適と言われる所以ですね。
石鹼ポプリの作り方
石鹸の香りはやさしくて癒されます。
あの香りが嫌いな人ってあまりいないと思うのですがいかがです?
そんなにいい香りなら、いっそ石鹸でポプリを作ってみましょう♪
というわけで、作り方をご紹介しますね!
【 材料 】
・石鹼
・包む物(ティッシュやお茶パック)
・リボンや紐
・石鹼を削る物
【 作り方 】
・石鹼を削ります。(削ると香りが強くなります)
・削った石鹼をティッシュや布で包みます。
・リボンや紐で口を縛ります。
なんと、これで石鹼ポプリの出来上がりです♪
あんまり簡単でビックリしたでしょ?
自分の好きな香りの石鹼を選んで作るところがポイントで、香りの強さは削る石鹸の量で調節できます。
石鹸は段々酸化するのでそうしたら作り直します。
酸化した石鹸はいい香りどころか、匂いではなく臭いになってくるので、そうなる前に新しいのを作りましょうね。
まとめ
ボディーソープはポンプを押すだけでピュッと出て、泡立てるのも簡単で便利ですが、石鹼には石鹼の良さがあることが分かりましたね。
お肌にも優しく良い香り♪
石鹼にも種類があるので、どんな効果を期待するかによって使う石鹸を選ぶといいですね。
また、お気に入りの石鹸が見つかったら、その石鹼でポプリも作ってみましょう。
簡単に作れるし、自分の好きな香りが楽しめます。
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