酸っぱいミカンを甘くする方法!?美味しいミカンの見分け方
冬と言えば、コタツでミカン♪ ですよね^^
日本の冬の風物詩というか、定番です。
でも、たまに酸っぱいミカンとかあって、そういうのにあたるとちょっとガッカリなんてことも。
せっかくならミカンは甘い方がいいですよね。
箱買いなら仕方ないけど、普段買う時に甘いミカンかどうか見分ける方法ってないのかしら?
または、買ったミカンが酸っぱかったときに甘くする方法とかあればいいのに…。
でも甘いミカンはつい食べ過ぎちゃって、ミカンを「食べ過ぎると黄色くなる」なんて話を聞いたこともあります。
さて、そんなわけで今日のテーマはミカンです。
今さらミカンですか? なんて声も聞こえそうですが、たかがミカン、されどミカンです(笑)
甘くないみかんを甘くするには?
せっかく買ったミカン、いざ食べてみると「甘くない…」
そんなことってありますよね。
だったらその甘くないミカンを甘くする方法はないのでしょうか…?
実はあったりして(笑)
以下の要領で、甘くないみかんを甘くすることができるんです。
・揉む
ミカンを揉んであげることで、みかんの酸っぱさの原因であるクエン酸が消費されるんです。
揉んだ後で、数時間置いた方が更に効果的ですよ。
・電子レンジで温める
なんだよ、ホットミカンかよ? なんて声も聞かれそうですが、レンジでチンすると酸味が飛んで甘味が強くなります。
レンジで温める際に、みかんに切れ目を入れておいたり、温め過ぎないように注意が必要です。
焼きミカンが甘いのも似たような理由によるものです。
・お湯に浸ける
40℃位のお湯に10分程浸けておくことでアコニターゼという酵素が働き、みかんの中の酸を分解してくれるので甘くなります。
さめてから召し上がれ。
・日に当てる
みかんをビニール袋に入れて口を縛り、2~3日のあいだ日に当てて、食べる1時間程前に冷蔵庫で冷やします。
ビニールに入れて温度を上げることでミカンの呼吸が活発になって酸が減ります。更に冷やすことでより甘味が増します。
・キャッチボール
食べ物で遊ぶな!なんて話もありますが、ミカンでキャッチボールをして皮が傷つくことで、それを補修しようと酸味の原因「クエン酸」が皮に移動するため、果実の部分から酸味が抜けて甘くなります。
以上のような方法で甘くないミカンを甘くすることができるんです。
ミカンは食べ過ぎると良くない?
「ミカンを食べ過ぎると黄色くなる」
そういう話は聞きますが、食べ過ぎはよくないのでしょうか。
ミカンを食べ過ぎると、確かに手の平や指先などが黄色くなることがありますが、それは病気ではなく「柑皮症(かんぴしょう)」と言います。
ミカンなどの柑橘類には「カロテン」が含まれますが、それを多く摂取し過ぎたことで、皮膚に色素が沈着して肌が黄みを帯びてきます。
しかし、黄疸(おうだん)とは違うので、白目の部分が黄色くなるなんてことはありません。
ただ、やっぱり食べ過ぎはよくないかも?です。
ミカンは豊富な栄養素を含み、体に良いのですが、食べ過ぎは黄色くなるほかに、体を冷やしてしまう恐れもあります。
なんでも適量というものがあるんですね。
ちなみに、ミカンが含んでいる栄養素も記しておきましょう。
ありふれたミカンですが、有用な栄養素を実に豊富に含んでいるんです。だから食べ過ぎない程度に摂取するのはとてもいいことですね。
・ビタミンC
ご存知ビタミンC、免疫力がアップして風邪の予防にも繋がります。
・クエン酸
疲労回復、便秘解消、ダイエット効果などが期待できますね。
・βクリプトキサンチン
ガン予防の効果が期待できます。
・ペクチン
食物繊維の一種で、特にミカンの袋や房に多く含まれており、コレステロール値を下げる働きがあります。
・ヘスペリジン
血圧の上昇を抑え、毛細血管を強くする働きがあります。
美味しいミカンの見分け方
どうせ買うなら、誰だって甘くて美味しいミカンを買いたいものです。
そこで、美味しいミカンの見分け方を伝授!
ミカンにも色んな種類がありますが、基本、美味しいミカンは…
・皮が浮いておらず、重みがある
皮がフカフカと浮いているミカンは味がぼやけています。
糖度が高く果汁が多いミカンは重みがあるので、手に取ってみて重みがあるものを選ぶようにします。
・頭が小さい
枝の切り口が小さいものを選びます。
細い枝に実ったミカンは、水分より養分を多く摂取しているので味が濃厚です。
・キメが細かい
ミカンの表面のツブツブが多くてキメの細かいものを選びます。
また、肌触りの良いものがベターで、そういうミカンは糖分を多く含み美味しい可能性が高いです。
・葉っぱがついている
たまに葉っぱが付いているミカンがありますよね。その葉っぱはそのミカンのために光合成をしていた証しなので、葉っぱがついているミカンは甘いですよ。見た目も可愛いし^^
まとめ
さて、美味しいミカンの見分け方も分かったことですから、この冬は甘いミカンをいただきましょう。
万一、予想に反して酸っぱかったとしても、先述の方法で甘くしてみてください。
でも美味しいからって食べ過ぎると黄色くなっちゃいますよ(笑)。それに冷え性の心配もあるので量はほどほどに。
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