夏休みの自由研究~小学校低学年までは親が必ず手伝うべき理由

公開日:  最終更新日:2018/01/17

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「子供の夏休みの宿題の自由研究は、親が手伝ったほうがいいの?」

「でも、親が口出ししすぎたら、自主性が損なわれるんじゃないの?」

と、悩んでいませんか。

子供がまだ小学校低学年のうちは、自由研究を1人ですべてやらせるのは、かなりハードルが高いです。

子供に任せても、結局ギリギリまで仕上がらなくて、最終日に親子で大変な思いをして何とか仕上げた、ということになってしまいがちです。

そこで今回は、子供の自由研究の宿題を、親が手伝うべきかどうか、何年生ぐらいまで親が手伝ったほうがいいのか、そして、オススメのテーマなどについて、ご紹介していきます。

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低学年のうちは、親が手伝ったほうがいい

よく、「子供の自主性を育てるために、親は手伝わない」と決めている人がいますが、これは少し考えものです。

結論を先に言うと、子供が小学校低学年のうちは、自由研究は、できるだけ親がフォローしたほうがいいです。

自分でできるのは、高学年から

高学年にもなれば、テーマを決めたり、研究を進めたり、ということを自分一人でもできますから、どんどん子供に自主的に進めさせて構いません。

それに、高学年の子供は、親がフォローをしようとしても、逆に嫌がることも多いので、「フォローしたくてもできない」という状況になりがちです。

つまり、親が子供の自由研究をフォロー出来るのは、子供が低学年のうちだけなんです。

低学年のうちに、自由研究のやり方を叩き込む

低学年の子供の自由研究を、親がフォローする目的は、単に「宿題を手伝う」ということではありません。

これは、子供が高学年や中学に上がったときに、自分1人でちゃんとできるようになるための、訓練なんです。

少なくとも子供が低学年のうちは、親はどんどん子供の自由研究に関わっていたほうがいいんです。

低学年のうちに、やり方を覚えさせる

小学校1、2年で、自由研究のやり方を覚えた子供は、それ以降は自分で考えてできるようになります。

でも、もしも低学年の頃から、自由研究を親にあまり見てもらえなくて、低いクオリティーで仕上げてしまうとどうなるか。

大抵の場合は、その低いクオリティーのままで、高学年になってしまいます。

やり方が身に付いていないので、自分で考えて自由研究を進める、ということができないんです。

賞を取る自由研究は、親が手伝ったものばかり?

自由研究の最優秀作品が、表彰されたりすることがありますよね。

なかには、どう見ても、「これ、ほとんど親が手伝ったんじゃないの?」というものがあるのも事実です。

こういう時、「親が手伝った自由研究で賞をとっても仕方がない」と考える人がいますが、これは間違いです。

もしもそうなら、明らかに親が手伝ったことがわかる自由研究は、賞をとれないことになってしまいますよね。

でも実際には、親が手伝ったものでも、高く評価されます。

つまり、自由研究は、「親が手伝ったものでも構わない。むしろ、そのほうがいい」ということなんです。

子どもが親の指示通りに研究できることが重要

ここで、小学校低学年の子供を持つあなたが知っておくべき、たった1つの重要な真実があります。

それは、「子供が、親の指示通りに自由研究を進められるのは、素晴らしいこと」ということです。

少し考えてみてください。

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仮に、クラスの子供全員が、親に自由研究を手伝ってもらったとして、クラス全員が、クオリティーの高い自由研究を仕上げられると思いますか?

必ずしも、そうではないですよね。

親がいくら一生懸命手伝っても、全く興味を示さない子供も、必ず出てきます。

この時点で、「子供が親の言うことを聞くかどうか」という選定が、すでに行われてしまっているわけです。

子供の自由研究には、どんどん関わるべき

つまり、もしもあなたの子供が、あなたの指示をしっかり聞いて、その通りに研究を進めることができるのであれば…

あなたはどんどん子供の自由研究に関わって、クオリティーの高い自由研究を仕上げたほうがいい、ということになります。

「子供が、親の言うことを聞いて研究することができる」

この時点ですでに、かなり大きなアドバンテージだからです。

クラス全員が、親の指示通りに自由研究をできるわけではありません。

もしもあなたの子供が、あなたの指示通りに研究を進めてくれるなら、あなたも積極的に、自由研究に関わっていきましょう。

自由研究キットは買った方がいい?

ここまで読んでくださったあなたは、自由研究キットが必要かどうか、もう、お分かりですよね。

これはすなわち、あなた次第です。

もしも、あなたの中で、「確固たる自由研究のテーマが思いつかない」というときは、市販の自由研究キットなども、どんどん活用していきましょう。

自由研究キットは千円台で購入することができる

自由研究キットを選ぶときも、100パーセント子供に選ばせるのではなく、あなた自身の興味も、十分に考慮するようにしてください。

あなたが「これなら自分としても充分フォローできる」と思えるようなものを選ぶようにしましょう。

自由研究キットは、ネット通販や、ホームセンターなどで、千円台で購入することができます。

ぜひ、子供と一緒に、楽しみながら、選んでみてください。

6~7月ぐらいから目を通しておけば、直前になって慌てずに済みますよ!

ズバリ、オススメのテーマは?

では次に、夏休みの自由研究のテーマとしておすすめのものを、いくつか紹介しておきます。

放置しておけるもの

植物や動物を育てる研究は、いわば王道で、最もやりやすいテーマの1つですが、「毎日の世話が大変」というリスクがあります。

そこで、「食べ物にカビがどのように生えるか」、「タライの水がどれぐらいのスピードで蒸発するか」など、放置しておけるものがおすすめです。

もしもあなたが多忙で自由研究をフォローしきれない場合は、「放置できるかどうか」というのを基準に考えてみましょう。

旅行先の歴史をまとめる

自由研究といえば理科、というイメージがありますが、本来は、理科でも社会でもどちらでもよいはずです。

もしも、家族でどこかへ旅行する場合は、その旅行先の歴史や観光名所などをまとめてみましょう。

思い出作りにもなって、一石二鳥ですよ!

まとめ

いかがでしたか。

今回は、小学校低学年の子供の自由研究に対して、親はどのように関わっていくべきか、というお話をしてきました。

まとめると、「子供が言うことを聞いてくれるうちはどんどんフォローしたほうがいい」ということです。

いずれ子供は、親の言うことなんて聞かなくなります。

そうなる前に、あなた自身が、どれぐらい子供に対して、自由研究のノウハウを叩き込むことができるか、ということが重要なんです。

今年の夏休みは、自由研究で苦しまないよう、ぜひあなたも、早いうちから準備をしておくようにしましょう。

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