愛妻弁当は恥ずかしい?お弁当を食べずに捨ててしまう夫の心理
信じられないかもしれませんが、世の中には、愛妻弁当を食べずに捨ててしまう男性が、結構います。
お弁当を作っている側にしてみれば、
「なんで言ってくれないの?」
「捨てておいて、平然と嘘をつけるのはどうして?」
と、釈然としない思いになってしまいますよね。
ひょっとしたらあなたのご主人も、あなたが毎朝、家事と育児で大変な中、一生懸命作ったお弁当を、捨てている可能性があります。
そこで今回は、そんな大切な愛妻弁当を男性が捨ててしまう理由と、捨てておきながらそれを切り出せない男性の心理を、実際の体験談も交えながら、ご紹介していきます。
内心では悪いと思っている
まず、愛妻弁当を捨ててしまう男性というのは、内心では、「悪いことをしている」という意識があります。
罪の意識があるからこそ、一度も弁当箱あけずに持って帰ってくるのではなく、中身だけをわざわざ捨てて、空箱で持って帰ってくるんです。
どうして、愛妻弁当を捨ててしまうのでしょうか。
男が愛妻弁当を捨てる5つの理由
理由としては、以下のものが挙げられます。
1つずつ、見ていきましょう。
理由1:ランチで先輩や同僚との付き合いがある
男性が愛妻弁当を捨ててしまう最大の理由が、「社員同士の付き合い」です。
もちろん、周囲からどれだけ「付き合いが悪い」と言われようとも、愛妻弁当を貫いて食べている男性も大勢います。
しかし、職場の先輩や同僚にランチに誘われたら、「愛妻弁当があるから」という理由で誘いを断りづらい、と感じる男性も多く、その場合、持参のお弁当は捨ててしまうことがあります。
特に日本の職場では、「職場よりも家族を優先するのはよくないこと」という風潮が根強く残っています。
そのため男性は、「愛妻弁当を理由にランチの誘いを断ることができない」と考えてしまうんです。
理由2:ジャンクフードが大好き
あなたはおそらく、ご主人の健康にも非常に気を使っていて、「体にいいものを食べてほしい」と考えて愛妻弁当を作ってあげているではないでしょうか。
意外に思われるかもしれませんが、これだけ健康食がブームになっているにもかかわらず、世の中の男性の多くは、ジャンクフードが大好きです。
要は、お弁当があってもなくても、基本的に「外食」や「買い食い」そのものが好きなんです。
こういう人は、お弁当のメニューや栄養などはあまり気にしていなくて、「とにかく外食が好き」と考えていることが多いですから、愛妻弁当を食べずに捨ててしまいます。
理由3:金銭に余裕がある
女性が愛妻弁当を作る理由の1つに、「節約」があります。
しかし、男性によっては、「節約」を必ずしも良いことだとは考えていない人もいます。
特に、ある程度稼いでいて、金銭的に余裕がある男性のなかには、「お金には困っていないのになぜ弁当を作るの?」という発想をする人もいます。
こういう男性にとっては、「外食>お弁当」ですから、愛妻弁当そのものをあまり嬉しくは思っていないんです。
理由4:休憩時間が不規則
職場によっては、「昼休みが12時から1時まで」のように、しっかり決まっていない事もあります。
特に、交代制でフル稼働している工場などでは、誰かが食事休憩をとっている時に別の人が機械を動かしている、ということもよくあります。
こうなると、食事は5分ぐらいでさっさと切り上げて、すぐに作業に戻らなければならないというような状況もでてきます。
そのため、コンビニや売店で買ったパンを急いで口に詰め込んで、お弁当は食べない、ということになってしまうんです。
理由5:社外での会議や商談が多い
ご主人の職場は、1日中社内だけで仕事が完結する職場でしょうか。
仕事によっては、昼イチに別の会社を訪問したり、取引先と相談をしたり、ということがままあります。
こうなると、昼休みを挟んで移動、ということになりますから、ついつい外食に走ってしまいがちです。
また、1人ならともかく、先輩や同僚と一緒に社外へ出るときに、自分1人だけが愛妻弁当、というのはなかなか言い出しにくいものです。
そこには男性特有の「恥ずかしい」という思いもあります。
旦那がお弁当を捨てていることがわかったときの対処法
以上、男性が愛妻弁当を食べずに捨ててしまう理由として、
1:ランチで先輩や同僚との付き合いがある
2:ジャンクフードが大好き
3:金銭に余裕がある
4:休憩時間が不規則
5:社外での会議や商談が多い
の5つをご紹介してきました。
ここまで読んでいただいて、「だからって、人が一生懸命作ったお弁当を捨ててしまうなんて許せない!」とあなたが思うのは、当然です。
愛妻弁当を捨てる、という行為は、決して許されるべきことではありません。
しかし、最も大切なことは、夫婦がこれまで通り、仲良く夫婦生活を送る事です。
そのため、あまり怒りを前面に出してしまうのは考えものです。
下手をすると、「お前が怒ると思って、黙っていたんじゃないか!」と、逆ギレをされてしまう恐れもあります。
助け船を出してあげる
愛妻弁当を捨てる男性には、必ず罪の意識があります。
罪の意識があるからこそ、そのことを言い出せずに、捨てたことを隠して、「おいしかったよ」と、嘘をついてしまうんです。
そこで、あなたの方から、「もしもお弁当がいらないなら言ってね」と、切り出してみましょう。
ご主人には必ず、「捨てていることを白状したら怒られる」という意識がありますから、自分からは言い出せないんです。
あなたのほうから助け舟を出してあげれば、ご主人も正直に「もうお弁当は作ってくれなくてもいい」と言いやすくなります。
それでもしも、もう作らなくてもよくなれば、あなたもお弁当作りの時間が自由になりますから、あなたもご主人も、ラクになります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、愛妻弁当を捨ててしまう男性の心理と、その理由、対処法について、ご紹介してきました。
お弁当を捨てるご主人はもちろん許せませんが、夫婦が円満であることが何よりも重要です。
せっかくの愛妻弁当が、夫婦喧嘩の火種になってしまってはなんにもなりませんから、お互いにとっていい結果になるよう、夫婦がそれぞれ互いに歩み寄っていくようにしましょう。
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