まじモンゴルの10の意味と使い方!まじ卍の次に流行るまじモンゴル
「まじモンゴル」という言葉、SNSなどで目にしたことはありますか。
「まじモンゴル」は、近年ネット上に新たに登場した言葉ですが、一部の若者の間では、「まじ卍に取って代わるかもしれない」と言われるほど急速に普及しつつある流行語です。
そこで今回は、「まじモンゴル」の持つ多彩なニュアンスと、その意味や使い方についてご紹介していきます!
10もある?「まじモンゴル」の意味
現在ネット上では、「まじモンゴル」が様々な場所で使われていますが、ざっと「10個」もの意味があります。
「えっ、そんなにたくさんあるの?」って感じですよね。
基本の意味は?
「まじモンゴル」の多彩な意味を理解するにあたり、最も基本となるのは…
「まるで、モンゴルのような○○だ」
という使い方です。
でも、この段階で、もはや何のことだかよく分かりませんよね。
「モンゴル」と聞いて、あなたはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
・モンゴル人力士
・モンゴルの大草原
・モンゴルの厳しい冬
などなど、
これらが、世間一般で捉えられている「モンゴル」のイメージです。
まるでモンゴルのようだ
例えば、すごく喧嘩の強そうな男性が目の前に現れたとします。
すると、これを見た人は、「まるで、モンゴル人の力士のように強そうだ」という意味合いを込めて…
「まじモンゴル」と言うわけです。
つまり、若者たちが、「モンゴル」に対し様々なイメージを持っていて、それが「大体10個ぐらいある」ということなんです。
では、1つずつ見ていきましょう。
1.「強さ」を表す
これはそのまま、「強そうだ」という意味です。
今回ご紹介する10の意味のうち、最もよく使われるのが、この「強そう」というニュアンスです。
モンゴルと言えば、モンゴル人力士のほか、世界史の授業で「チンギスハン帝国」などを習いますよね。
つまり、若者の多くは、「モンゴル」そのものに対して、「強そう」というイメージを持っている…ってことです。
2.「大爆笑」を表す
この意味は、お分かりでしょうか。
ネット上などでは、(笑)の代わりに「w」が使われることがよくありますよね。
そして、「www」のように数個並んでいると、「まるで草を生やしたように見える」ことから…
笑いを生むような事柄に対して、「草を生やす」という言い方があります。
つまり、「モンゴルの大草原」⇒「草が多い」⇒「www(笑)」という用法。
3.「旅情」を表す
これは前項と同様、「モンゴルの大草原」のイメージですが、こちらは「旅情を誘う」というニュアンスがあります。
「どこか旅へ出たい…」という意味合いを込めて、「まじモンゴル!」と言うわけです。
4.「極端な寒さ」を表す
モンゴルは日本よりも高緯度に位置し、シベリアにも近いため、冬の厳しい寒さで知られています。
そのため、この場合の「まじモンゴル」には、「とにかくすごく寒そう」という意味があります。
5.「難しさ」を表す
これはつまり…
「大草原で何かをするのと同じぐらい、無理難題だ、不可能だ」
というニュアンスです。
これは、同じく若者用語である、「無理ゲー(無理なゲーム)」に近い使い方ですよね。
6.「目の良さ」を表す
また、「すごく目が良い」という意味もあります。
大草原で生活している人たちは、いつでも遠くを見る必要性から、とても目が良いと言われています。
このことから、「視力が非常に良いこと」を指して、「まじモンゴル」と言うわけです。
良い意味とは限らない?
…さて、ここまでは、モンゴルに対する「良いイメージ」です。
しかし、中には、モンゴルの人が聞いたら「ちょっと失礼じゃないの?」と怒りかねないものもあります。
7.「外見の素朴さ・シンプルさ」を表す
これは、「草原に住んでいる人たちは、素朴な服装をしているのだろう」というイメージから生まれた用法です。
もちろん、モンゴルにも都市はありますから、全員が素朴な服装とは限らないのですが…
「まじモンゴル」には、このように「ファッションのシンプルさや素朴さ」を表す用法があります。
8.「切れ長の目」を表す
これは、「モンゴル人のような顔」という意味です。
「目が細くて、切れ長」という、一般の人が抱くモンゴルの人のイメージです。
9.「ずさんさ」を表す
モンゴルは、ロシアにも隣接しており、以前、社会主義だった時代があります。
そのため、「設備が整っていない社会主義国」というイメージで、「まじモンゴル」が使われることがあります。
10.「ただの受け答え」を表す
「うん、まじモンゴル」
この用法には、特に具体的な意味はありません。
「モンゴル」という言葉の持つ響きが、ただ「なんとなく凄そう」というイメージから、単純に、「受け答え」のフレーズとして使用されます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、ネット上を中心に、新たに流行している「まじモンゴル」という言葉の意味や用法についてご紹介してきました。
最後にもう一度、おさらいしておきます。
モンゴル人力士のように非常に強い
2.
大爆笑(www⇒草生える⇒大草原からの連想)
3.
旅情を誘う(同じく、大草原からの連想)
4.
モンゴルの冬のように非常に寒い
5.
モンゴルの大草原で何かをするのと同じくらいの無理難題
6.
モンゴル人の目のように、非常に視力が良い
7.
ファッションなどが非常にシンプルで素朴である
8.
目が切れ長で、モンゴル人のような顔つきである
9.
旧社会主義国のように管理体制などがずさんである
10.
ただの受け答え
実に多彩ですが、全体に共通しているのは…
「なんとなく、モンゴルっぽいイメージ」というニュアンスです。
ぜひ、参考になさってみてくださいね!
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