パッヘルベルのカノンとは?知らないと恥ずかしい結婚式定番の名曲

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パッヘルベルのカノン

「パッヘルベルのカノン」という曲をご存知でしょうか。

曲名を知らなくても、「タッタラ・タッタラ・タ・タララ・タラララ…」という旋律を聞けば、「ああ、あの曲か」と、誰もが確実に思い出す、結婚式や卒業式の定番曲です。

おそらくあなたも、過去にどこかで、このメロディーを耳にしたことがあるはずです。(中ほどに動画があります)

そこで今回は、あなたが結婚式や卒業式などの大切な場面で、
「これ何ていう曲?」
「パッヘルベルのカノンって何?」
と質問して恥をかかないようにするために、「パッヘルベルのカノン」についてのおおまかな知識を、ご紹介していこうと思います。

パッヘルベルとは?

ヨハン・パッヘルベル。この名曲を作曲した、偉大な音楽家の名前です。

17世紀、バロック音楽全盛のドイツで活躍しました。パッヘルベルは少年時代からオルガンに親しみ、当時のドイツを代表するオルガン奏者の1人でもあります。

よく、「パッヘルベルのカノン」というのを曲のタイトルだと勘違いしている人がいますが、パッヘルベルというのは、人名だったんですね。

バロック期の最も有名な音楽家の1人

日本で、音楽を専門にしていない一般の人にとっては、「パッヘルベルのカノン」だけが知られていますが、パッヘルベル自身は多くの楽曲を作曲しており、生前の当時からも、非常に人気が高かったと言われています。

そのため、音楽史においては、17世紀後半、バロック中期のドイツを代表する、最も重要な音楽家の1人となっています。

そして、このパッヘルベルが、1680年頃に発表した曲が、「パッヘルベルのカノン」。

彼が生涯に作曲した曲の中で、最も有名で、かつ、現在に至るまで世界中で愛されている曲です。

正式名称は?

「パッヘルベルのカノン」というのは通称です。

正式につけられている名前は、「3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ・ニ長調」という非常に長い曲名です。

これの第1曲が、現在私たちがよく知っている、6分間ほどのメロディーで、この第1曲の部分を指して、「パッヘルベルのカノン」と呼んでいるわけです。

また、この正式名称からも分かる通り、バイオリンで演奏されるのが一般的です。

カノンとは?

「カノン」というのは、実は曲名ではなく、音楽の形式の名前です。

ですのでこの曲は、「カノン」という名前の曲なのではなく、「カノン」という形式で書かれた曲、という意味です。

カノン形式とは、別々のパートが、それぞれ同じ旋律を、時間差で演奏する形式のことです。パッヘルベルのカノンを聴くと…

「タッタラ・タッタラ・タ・タララ・タラララ」

という、あの有名なメロディーが、何度も繰り返されていますよね。

以下のパッヘルベルのカノンの動画を見ていただければ、演奏者が順にスタートし、このメロディーが、それぞれ別の奏者によって時間差で演奏され、順々に受け継がれていくのがよく分かります。

心地よいメロディーが、曲中で何度も繰り返されているため、全体として非常に親しみやすい楽曲となっているんです。

他の音楽家も「カノン」を作曲している

ちなみにカノン形式というのは、クラシックの一般的な形式の1つです。

そのため、バッハやモーツァルト、ベートーベンなども、「カノン」を作曲しています。

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そうした名だたる作曲家たちによる、カノン形式の曲が数多くある中で、それらを押さえて断トツで有名なのが、今回ご紹介している「パッヘルベルのカノン」というわけです。

日本のあの有名な歌謡曲にも…

あなたがパッヘルベルのカノンを初めて聞いたとき、「あれ、どこかで聞いたことがあるような…」と感じませんでしたか?

実は、日本で最も有名な歌謡曲の1つであるあの曲にも、このパッヘルベルのカノンの旋律が使われているんです。

もうお分かりですよね。それは、山下達郎の、『クリスマス・イブ』です。

間奏でパッヘルベルのカノンが使われている

山下達郎の『クリスマス・イブ』では、1番が終わった間奏部分、中ほどのところで、「タッタラ・タッタラ・タ・タララ・タラララ」という、パッヘルベルのカノンのメロディーが、コーラスで使われています。

テンポが速くなっているため、ついつい聴きのがしてしまいがちですが、実はあの部分は、パッヘルベルのカノンだったんです。

山下達郎の『クリスマス・イブ』を聞くと、不思議にも、「何か素敵なことが起こりそうな気がする」と感じる人は多いのですが、

それは、このパッヘルベルのカノンの壮麗なメロディーが、そんな不思議な感覚にさせてくれるのかもしれませんね。

結婚式には使ってもいいの?

パッヘルベルのカノンは、結婚式で好んで使用される定番曲の1つです。

でも、結婚式で使われる曲って、「縁起」とか「いわく」とかが、すごく重視されますよね。

不吉ないわくがあるような曲を、結婚式で流してしまうと、出席者から苦情が出るので、結婚式の運営者側は、こうしたことに非常に頭を使わなければなりません。

パッヘルベルのカノンには、そうした「不吉ないわく」はありませんので、結婚式に使っても、全く問題ありません。

せっかくですので、その他の結婚式の定番曲についても、少し見ておきましょう。

メンデルスゾーンの結婚行進曲

例えば、クラシックの結婚式の定番曲と言えば、メンデルスゾーンの結婚行進曲です。

この曲には、特に「不吉ないわく」とかがないので、日本では結婚式に好んで使用されています。

メンデルスゾーンの結婚行進曲は、「結婚のテーマと言えばこれ」と言われるくらい、日本ではパッヘルベルのカノン以上に良く知られているメロディーです。

ワーグナーの結婚行進曲

一方で、ワーグナーの結婚行進曲も、メンデルスゾーンと並んでよく知られている、結婚式の定番曲なのですが、こちらには少しだけ、「いわく」があります。

この曲は、ワーグナーの「ローエングリン」というオペラの中の楽曲の1部なのですが…

このオペラは、「ラストでヒロインが死ぬ」という結末になっているんです。

そのため、このことを知っている人は、結婚式でワーグナーの結婚行進曲をあまり使いたがらない、という事情があったりします。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、クラシックの名曲、「パッヘルベルのカノン」について、ご紹介してきました。

パッヘルベルのカノンは、おそらく、世界中で最もよく知られているクラシックの1つです。

こういう知識は、知っていると教養があるように見えますので、覚えておくと、何かと重宝しますよ!

また、結婚式以外にも、卒業式や、社内の離任式などのBGMとしても、使用することができますので、もしもあなたが今後、そうした特別なセレモニーでBGMを選ぶ機会があれば、ぜひ、パッヘルベルのカノンを流してみてください。

和やかで、それでいて壮麗な雰囲気になること間違いなしです。

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