淡路島のブラックバス釣りポイントは?食べたり飼ったりできる?
全国各地でブラックバス釣りは行われていますが、淡路島の野池でのブラックバス釣りも人気があります。
今日は、淡路島の釣り場スポットについてご紹介します。
また、せっかく釣ったブラックバスは食べたり飼育したりすることはできるのでしょうか?
ブラックバスについても調べてみましょう。
淡路島のブラックバス釣りポイントは?
明石海峡大橋の通行料金が値下げされたことで、淡路島にもブラックバス釣りをしにくる人が多くなっています。
淡路島には自然が多く、またブラックバスが釣れる野池も多いので、ブラックバス釣りをする人からすれば絶好の場所です。
ブラックバスが釣れる野池を一部紹介しましょう。
【淡路市】
・宮池
へらぶなの釣り場としても有名で、県道123号線の賀茂神社の近くにあります。
・蔵谷池
釣り公認の池で、香りの公園近くにあります。
【洲本市】
・かもの池
ウェルネスパーク五色の下に見えるため池。
・五色台運動公園の池
アスパ五色の近くにある池。
【南あわじ市】
・亀ノ池
玉青館(美術館)の近くにある池で、美術館の建物周辺は釣りが禁止されています。
・深田池
大鳴門橋のたもとにあり、高潮の時は池に海水が入るといった不思議な雰囲気が漂う池です。
・国衙池
国道28号線沿いの国衙にある池です。
・上田池
神代社家にある池です。
中には釣りが禁止されている場所もあるかもしれませんが、そのような所での釣りはNGです。
また、田植えの時期には減水して釣りができないようになっている所もあるので、予め調べてから行く方がよいでしょう。
ブラックバスは食べられるの?
ブラックバスと言えば釣った後はそのままリリースするイメージがあるのですが、食べたりすることは可能なのでしょうか?
ブラックバスは食べても「美味しくない」「臭い」といったあまり良くないイメージが強いですが、ブラックバスの調理本によると上質な白身魚で刺身に適していると記されています。
しかし、最近は池の水も水質が悪くて汚染されているケースもあり、その中で生活しているブラックバスは少し臭いがするようです。
臭いが気になるようなら、皮や内臓や浮き袋周辺の身を取り除いて調理すると臭いは気にならなくなります。
「ブラックバスはきちんと調理すれば美味しい食材」として注目されており、ブラックバスが大量に生息している琵琶湖周辺ではブラックバスを食べさせるお店もいくつかあります。
ブラックバスの料理としては…
・ムニエル
魚の汚れを水で洗い流し、体全体を小麦粉で包んで5分程おいた後、そのままの状態で鱗を取り水で洗います。
その後、頭や内臓を取って三枚に下ろし、腹骨を取り除いたものに塩、コショウをして小麦粉をまぶします。
オリーブオイルにバターを溶かしてそこに魚を入れて両面焼いて出来上がりです。
・姿焼き
ブラックバスを洗って鱗とはらわたを取り、塩と醤油で味付けをして焼くだけです。
これらの料理は簡単でしかも美味しくいただけます。
ブラックバスはもともと淡白でくせのない白身です。
臭いがどうも… と敬遠されることもありますが、どうしても気になるという場合はフライにすると臭いは気にならなくなるようです。
ブラックバスの臭いは水質と大きな関わりがあって、水質が良い所のブラックバスは臭いもほとんどありません。
また臭いは体の表面のぬめりと内臓にあるので、ぬめりをしっかり落として内蔵やその付近の身をきちんと取り除けば臭いはかなり少なくなります。
臭いのするブラックバスが増えている = 水質が悪化しているということなので、そちらの方が大問題ですね。
ブラックバスを飼うには許可が必要?
ブラックバスは、米国から芦ノ湖に移植された事が始まりでその後全国各地に広がった魚です。
昔は持ち帰って飼おうがどうしようがOKだったのですが、現在は特定外来生物に指定されているので、生きたまま移動させたり放流することは禁止されています。
したがって、釣ったブラックバスはその場でリリースするか、かわいそうですが殺してしまうしかないようです。
特定外来生物に指定されると
どのように規制されるのかというと…
・飼育、栽培、保管、運搬が原則禁止。
・輸入が原則禁止。
・野に放つ、植える、まくことは禁止。
・許可を受けて飼育する際は個体識別等の措置をとる。
・許可を受けていない人に対しての譲渡や販売は禁止。
などがあります。
この規制を破ってブラックバスを飼育すると
どのような罰則が課せられるのかというと…
・販売目的の飼育
懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金。
法人の場合は1億円以下の罰金。
・個人の飼育
懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金。
法人の場合は5千万円以下の罰金。
とされています。
この事から分かるように、現在は残念ながらブラックバスは飼育できません。
まとめ
最近は池の中のブラックバスの数が増えて池の生態系が乱れてしまっています。
そのためキャッチ&リリースするのではなく、持ち帰って食べるようにと指導している所もあるようです。
もちろん、持ち帰る際には「〆て」から持ち帰るようにしないと罰せられてしまいますので気をつけましょう!
なにしろ生きている状態での移動等は禁じられているので。
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