ドクターフィッシュとは?その効果と飼育法

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ドクターフィッシュ

足の裏の角質を食べてくれるというドクターフィッシュ。

気持ちいいとも聞きますが、どうして足の角質なんて食べるんでしょうね?

今日はドクターフィッシュの生態などをまとめました。

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ドクターフィッシュってどんな魚?

ドクターフィッシュはコイ亜科のガラ・ルファという魚の通称です。
西アジアの河川域に生息する淡水魚ですが、37℃程度の水温でも生きられるのが特徴です。
活発に動くのは餌を求めている時だけで、普段は石の上や影でじっとしています。

口は吸盤のようになっていて、岩に付着している藻や微生物、昆虫の幼虫などを食べます。
寿命は7年程度とのこと。

ドクターフィッシュは角質を食べると思われていますが、それは期間限定で、生後2ヶ月~2年半頃までの若い魚だけです。
それも空腹時のみ。
自然界におけるドクターフィッシュの生育環境では餌が比較的豊富らしく、人の角質を食べるということは基本的にありません。

ドクターフィッシュの口は先述の通り吸盤状で歯がありません。
そのため角質を食べさせても肌が傷つくことはないんですね。
独特の感触がけっこう気持ちいいということで、世界3大美女のひとりクレオパトラも愛用していたのだとか。

人の角質なんか食べさせられてドクターフィッシュは嫌じゃないのかな?なんて思いますが、ドクターフィッシュにとっては意外にご馳走らしく、お互いに利害関係が成立しているようです♪

ドクターフィッシュにはどんな効果が?

人の角質を食べてくれるドクターフィッシュですが、角質を食べて肌を綺麗にしてくれる他にどんな効果があるのか調べてみました。

・ヒーリング効果
ドクターフィッシュが角質を食べる時って、吸い付かれるようなついばまれるような… なんとも不思議な感覚なのですが、それがとても自然な刺激で脳に安らぎを与えてくれます。
実際に角質を食べてもらったことがある人は分かると思いますが、なんとも言えない心地良い感覚に癒しの効果が期待できます。

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・マッサージ効果
ドクターフィッシュに初めて角質を食べてもらった時は、くすぐったいような痒いような何とも言えない感覚に陥りますが、その刺激がだんだんと心地良いマッサージのような感じになります。
低周波で刺激を受けているのと同じような効果があり、皮膚を心地良く刺激されることで代謝が良くなるといった効果も期待できます。

・リラックス効果
ドクターフィッシュからの心地良い刺激にはリラクゼーション効果があると言われています。
ドクターフィッシュは人の角質を求めて自然と傍に寄ってくるので、お年寄りに対してセラピー効果も期待できます。

ドクターフィッシュにはお肌をツルツルにしてくれる美肌効果の他に、癒しの効果もあることが分かりましたね。
綺麗にしてくれて尚且つ癒してくれるなんて至れり尽くせりのお魚ですね♪

ドクターフィッシュを飼うには?

ドクターフィッシュを自宅で飼えればいつでも角質を食べてもらえて良いのでは?なんて思ったりしませんか?
ドクターフィッシュを飼育するには、初期導入用の飼育セットが販売されているので、それを購入すれば簡単に育てることができます。

飼育上の注意点を以下に挙げます。

・水温設定
飼育の適温は25℃ですが37℃程度までは大丈夫です。
足を入れるには水が冷たすぎると思ったら水温を少し上げておくと良いでしょう。
水道水はきちんとカルキ抜きをして水温を25℃程度まで上げてから水槽に魚を入れてあげましょう。

・餌に角質
ドクターフィッシュはもともと角質は食べません。
お腹が空いている状態の時のみ食べるので、角質を食べさせるなら数日間絶食させてお腹を空かせる必要があります。
また、角質を食べるのは生後2ヶ月~2年半頃までの若いドクターフィッシュだけなので、その時期を過ぎた魚はもう角質を食べません。
うまく育てられれば卵を産んで稚魚が生まれ、半永久的に角質を食べてもらうことができますが、それが無理なら若い魚を再度買い直す必要があります。

・水の交換
水は段々と汚れてくるので、一週間に一度を目安に、水槽の30%程度の水を交換すると良いでしょう。

まとめ

ドクターフィッシュは簡単に飼育できるので、自宅で育てて自分専用に足のケアをさせても面白いですね♪
肌を綺麗にしてくれて癒しの効果もあるドクターフィッシュ、いざ飼ってみると意外と可愛いかもしれませんよ?

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