お弁当の臭いの原因と対策!抗菌シートの効果は?
秋はピクニックや運動会、デートなどでお弁当を作って食べる機会が多くなりますよね!
しかし、お昼頃にお弁当のフタを開けると変な臭いがする事はありませんか?
そのにおいが臭く感じる事があれば要注意です!
せっかく朝一生懸命作ったお弁当がなぜ昼頃になると臭ってしまうのでしょうか?
ここでは、そんなお弁当の臭いについて説明していきます。
お弁当の臭いの原因
朝お弁当を作った時には問題なかったのに、楽しみにしていたお弁当が、食べる時には腐ったような変な臭いがする!
となるとショックですよね・・・
なぜ、お弁当から変な臭いがしてしまうのでしょうか?
実は、お弁当の臭いの原因は雑菌の仕業です。
雑菌で食材が痛むことにより、臭いを発生します。
更に雑菌の繁殖が進んだお弁当は、食べると食中毒にもなってしまうことも…!
一般的に雑菌は37度前後の温度で繁殖すると言われています。
しかし、10度くらいから60度くらいまででも雑菌は生きる事が出来るのです。
お弁当から変な臭いがする場合は、食中毒まではいかなくても、少なくとも雑菌が繁殖している証拠なんですね。
湿気とともに密封されて、暖かい温度で保存されるお弁当は、雑菌が繁殖し易い環境とも言えます。
雑菌は栄養・温度・水の3つが揃うと、短時間で劇的に繁殖して増加します。
夏場なんかは暑さと湿気の関係で特に雑菌が繁殖し易く、お弁当が痛みやすくなるので注意が必要です。
お弁当の臭い対策
お弁当の雑菌の繁殖を抑えるにはどのような対策をとれば良いのでしょうか?
様々な工夫で雑菌を繁殖させない様にする事が出来るのでご紹介します。
・菌を寄せつけない環境作り
まずはお弁当を作る環境を衛生的に保つことが重要です。
調理道具やお弁当箱もそうですが、手もよく洗い、食中毒の原因となる雑菌を排除しましょう。
・食材はしっかり加熱する
雑菌の殆どが加熱によって消滅します。
肉や魚、卵のおかずはもちろん、野菜も加熱することで菌を消滅させましょう。
また、加熱後は手で触れないようにしましょう。
加熱調理後に手で触れてしまうことで、再び雑菌が付いてしまいます。
お弁当箱に詰める際は、きれいな菜箸等を使いましょう。
・しっかり水けを切る
煮物の煮汁や野菜の水けなどは、雑菌が繁殖し易くなります。
お弁当に詰める前に、煮汁等はしっかりと切り、余分な水けはキッチンペーパーで吸っておきましょう。
・食材は冷めてからお弁当箱に詰める
おかずやご飯が冷めていないうちにお弁当箱に詰めて蓋をしてしまうと、蒸気が中にこもることで湿度が上がり、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
中身が完全に冷めてから詰めましょう。
詰めた後も冷やしておくと長持ちし易くなり、傷みにくくなりますよ。
保冷剤をお弁当箱につけて置くのもオススメです。
・お弁当箱はしっかり密閉する
お弁当箱はしっかりと密閉できるタイプの物にしましょう。
密封することで食材の臭いが外に漏れにくくなります。
また、お弁当を持っていく際は、電車の座席の上や、ストーブの近く等に置くと温まってしまうので、なるべく涼しい場所に保管するようにしましょう。
直射日光の当たる場所や、湿気や熱のこもった場所に置くのは避けましょうね。
お弁当の抗菌シートの効果
さらに対策をしたい!
という人にオススメなのが、お弁当に入れる抗菌シートです!
抗菌シートとは、出来上がったお弁当に乗せるだけの簡単なシートです。
「菌の増殖を抑えること」を目的とした商品で、最近はウサギやパンダ等の可愛い絵柄のシートも多く、お弁当箱が華やかにもなります。
ワサビやカラシ等の天然由来の抗菌物質のシートが主流ですが、最近では銀イオンのシートなんかも売っています。
ただ、抗菌シートは雑菌の繁殖を抑える効果はあるものの腐敗しないわけではありません。
あくまでも抗菌シートであり、殺菌シートではないので、すでに生えたカビや雑菌を殺すことは期待出来ません。
しかし、お弁当を詰めてから食べるまで、長時間かかる場合にはシートを乗せておくと食材が傷みにくくなります。
このような衛生対策グッズも上手に利用し、安全なお弁当にしたいですね!
まとめ
いかがでしたか?
お弁当の嫌な臭いを発生させない為には、上記の雑菌対策をしっかりと行い、更に抗菌シートも上手に使いましょう。
せっかく作ったお弁当、最後まで安全で美味しくいただきましょうね!
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