災害時に頼れる防災食・非常食・保存食を備蓄するポイントや知恵

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災害時に頼れる防災食

天災は忘れた頃にやって来るといいますが、最近は忘れる間もなく各地で自然災害が起こります。

被災地の映像を見ては、そのあまりの惨状に心が痛み、せめて被災した方々のお役に立ちたいと思っても、コンビニ募金をするくらいしかできません。

さて、今日は災害時に欠かせない防災食について考えてみたいと思います。
防災食以外に非常食や保存食なんても言いますが、意味は基本的にみな同じで、ライフラインが断たれた時でも食べられて、ある程度復旧するまでに生き抜くための食料です。

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災害に備えて備蓄する食料

大きな災害に遭遇した時、まずは生き延びることが最大のポイントです。
危急の何を逃れた後は、ある程度の復旧まで耐えられるだけの食料と飲み水の確保が欠かせません。

災害の程度にもよりますが、ライフラインが断たれた時、冷蔵庫は当然使えませんから、備蓄する食料は常温保存可能なものでなければいけません。
例えば、缶詰・瓶詰・レトルト食品、乾物や豆類、他にはいも類などの常温保存野菜など。
また、卵は普段冷蔵庫で保存しますが、基本的に常温保存が可能です。

また、生のままでは食べられないお米も、煎って「煎り米」にしておくと、とても頼れる保存食になります。
それも白米ではなく、完全栄養食と称される「玄米」を使うことで栄養バランスも完璧、ビタミンやミネラルの補給にも役立ちます。
被災時には、普段は考えられないようなストレスが溜まるので、ビタミンやミネラルはことのほか大事です。

では作り方をご紹介しましょう。作り方といってもとても簡単にできます。

玄米を軽く洗って乾かします。乾いた玄米をフライパンに入れて弱火でゆっくりじっくりと煎ります。
やがて米粒がパチパチとはじける音が聞こえ始め、そうすると全体がだいぶきつね色になってきます。
頃合いを見て、ちょっとつまんで食べてみて、香ばしくポリポリとした食感なら火が通っていますので出来上がり。
冷めたらタッパーなど密閉容器で保存します。(冷めるまでの間、余熱で焦げないように気を付けてください)

正直、被災したことがないので、そういうサバイバルな環境でこの「煎り玄米」を食べたことはありません。
でも、このままでも美味しいし、火が使えるならお粥にもなって、これがまた絶妙に美味しいのです。想像するにこれなら最高の非常食になると感じます。

保存しているタッパーに脱酸素剤(乾燥剤)を入れておくとけっこう湿気らずにもちますが、出来れば定期的に新しいものを作っておくといいですね。
そのためには、作った「煎り玄米」を災害時以外にも、クルトンみたいにスープに浮かべたり、お茶漬けにパラパラっとかけてみたり、もちろんそのままおやつにも最適なので、普段使いするといいと思います。
そして、減ったら絶えず補充しておくとかなり安心です。

また、災害に備えて備蓄する食料のラインナップを決める際、火が使えるか否かにもよりますが、基本的に火も使えないと想定してストックするものを選んだ方がいいでしょう。
その上で、カセットコンロなどがあって火が使えれば温かいものも食べられてベターですが、カセットコンロを使うのを前提とした備蓄品の選定はあまり感心できません。

食料の確保以上に大事な水の確保、備蓄は1週間分

先に食料のことを書きましたが、それ以上に大事なのは水の確保です。
万一食料がなくても水さえあればしばらくは生き延びられます。
水は必須の「防災食」ともいえるのです。

必要な分量は、一日一人当たり2リットル。これだけあれば体が自然に失う水分を補えます。
普段の生活なら、食事から水分が400ccほど摂れる計算なので、飲料水として2リットルもみなくて大丈夫なんですが、災害時は食料が十分ではない可能性も考慮して2リットル。
それを家族の人数分×1週間分、他にペットがいれば、やはり新鮮な水をあげないといけないので、その分も考慮して備蓄します。

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これってけっこうな量ですよ。
買ってくるのも重くて大変だし、置いておくのも場所をとるので悩ましいですね。でも大事なことなのでぜひそのくらいの量を備蓄してください。

買うのは重いので、配達員さんには申し訳ないけど、アマゾンなどで買うのが楽で便利です。
保管しておく場所は各自工夫するしかありませんが、マンションならクローゼットや納戸、最悪玄関の隅。
戸建てのお宅は物置などに保管しておくとよいでしょう。

また、飲料水としてミネラルウォーターを選ぶときは、日本産の軟水が絶対的におススメです。
というのも、万一、外国産の硬水を買ってしまった場合、飲みなれないとお腹をこわすことがあるからです。

平時ならおトイレに行けますが、災害時はなかなかそうもいかないことも考えなければいけません。お水が合わなくてお腹をこわしたではあまりシャレになりませんので、国産の軟水を選びましょう。

また、硬水は乳児用のミルクにも使えない(乳児の腎臓への負担や消化不良を生じる可能性がある)ので、くれぐれも国産の軟水を選んでくださいね。

それと、いよいよ大変な場合も考えて、家中のどこに水があるかも把握しておくといいですね。
ちょっと抵抗もあるかもしれませんが、本当に水が不足した場合は煮沸すれば飲める水があるものです。
たとえば、トイレのタンクには概ね8リットルほど水があります。温水器には形式にもよりますが数百リットルあるでしょう。
いよいよ困ったとき、それらはすごく助けになります。

非常食でもひと工夫

非常食を選ぶ際、もしも缶詰ならどんなものを選ぶでしょう?
サバの水煮とか?

ここで提案ですが、牛肉の大和煮など、ちょっと高いけど美味しい缶詰にしてみませんか?

というのも、被災したとかそういう大変な時に、大して美味しくもないものを食べていたら元気も出ません。(サバの水煮が美味しくないということではありませんので誤解の無きようお願いします)

なので、できれば缶詰に限らずワンランク上の美味しいものを揃えておくのがいいと思います。
幸いにも災害に遭うことなくそれらの備蓄品が賞味期限を迎えたら、普通の食事の際に食べてもちょっといいものの方が美味しくて嬉しいじゃないですか。

また、お子さんがいるなら、脳の発達に必要な必須アミノ酸を含む豆類をいつも用意しておきたいものです。
煮豆でも煎り豆でも、すぐに食べられる状態にしておくのもいいですし、以下のような使い方もあって、豆は本当に重宝します。

では豆のちょっとしたひと工夫。

豆って乾物だから、長期保存には向いていても、煮炊きしてないと非常時にはあまり役に立たないと思っている人も少なくないでしょう。

でも実は・・・

あら不思議、水に浸せばすぐに発芽してもやしになり、煮豆のように長時間煮込んだりしなくても食べられる状態にできるんです!

方法は簡単、洗った豆を一晩水につけたら水を捨て、水切り網などに入れて皿にのせ、乾燥しないよう上にも皿をかぶせておきます。
あとは1日に1~2回豆を洗って、発芽を待つだけの話。
2~3日でにょきにょき育ち、すぐに食べられるようになります。

色んな種類の豆がもやしになりますが、発芽と成長が早くて失敗が少ないのが緑豆(ムング豆)です。
他にもレンズ豆が発芽しやすく、生のままサラダ感覚で食べられてすごく便利。

被災時の備蓄用ということでなくても、普通の時に一度色んな豆でやってみるといいと思います。
その中で気に入った豆を備蓄しておけば、いざという時もやったことがあれば要領が分かっていて安心です。
災害の直後とか、なかなか食料が手に入らないときもこういう方法を知っていると役に立つはずです。

まとめ

誰でも災害なんかに遭いたくないし、この先遭わないに越したことはありませんが、こればかりは予測不可能。
だからこそ「備えあれば患いなし」じゃないけど、一応は備えておくと安心です。

備蓄するにしても一工夫することで役立つこともあるし、知らないより知っておいた方がいいこともあります。
今日はそんな諸々を書き連ねてみました。

被災経験がない者が書いても説得力がないかもしれませんが、それでも心の準備と実際の準備はしっかりできていると思っています。

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