子供用のラッシュガードはプールで必要?選び方の4つのポイント
ラッシュガードとは、海水浴場やビーチなどで、水着姿の上から羽織る上着のようなものです。
近年になって急速に普及が進んだ、夏の必須アイテムの1つです。
もちろん、男の子用・女の子用があり、デザインも多岐にわたっています。
「でも、ラッシュガードって、そもそも必要なの?」
「子供に買ってあげたほうがいいの?」
など、気になることもたくさんありますよね。
そこで今回は、ラッシュガードの必要性や、タイプごとのメリットとデメリット、選び方やお洗濯のポイントなどについて、ご紹介していきます。
そもそも必要なものなの?
海でラッシュガードを着る最大の目的は、肌が露出している部分の、日焼け防止です。
ですので極論すれば、日焼け防止さえできれば、普通の服であっても、十分ラッシュガードとして代用できます。
プールはラッシュガードが禁止?
実は、ほとんどのプールでは、ラッシュガードを着たままプールに入ることを禁止しています。
これは、ラッシュガードについているファスナーや金具が、遊泳中にほかの人に当たって危ないから、というのが理由です。
そうなると、プールでラッシュガードを切るのは、もっぱらプールサイドのみ、ということになりますよね。
しかし、プールサイドであれば、日陰も多く、また、屋内にもすぐに入ることができるため、ラッシュガードの使い道はますます少なくなります。
そのため、あえて大雑把に言い切ってしまうと…
「ラッシュガードは、海や川で泳ぐ予定があるなら買っても良いが、プールだけの場合は、あまり買う必要がない」ということになります。
ラッシュガード選ぶときに必ず知っておくべき4つのポイント
それでは次に、ラッシュガードを選ぶ際の4つのポイントを、ご紹介していきます。
Tシャツタイプとファスナータイプ
ラッシュガードは大きく分けると、
上からかぶるTシャツタイプのものと、前が開けられるファスナータイプのものがあります。
もしも、特にこだわりがなければ、オススメはファスナータイプです。
理由は、着脱が容易だからです。
Tシャツタイプのものは、ただでさえ体にフィットして、脱ぐのが難しいのに、海の水で濡れてしまうと、ラッシュガードが体に張り付いてしまい、脱ぐのがさらに困難になります。
特に、小さな子供に着せる際は、着せやすさ、脱がせやすさが大きなポイントになりますので、ファスナータイプを選ぶようにしてください。
半袖タイプと長袖タイプ
ラッシュガードを、半袖にするか長袖にするか、というのも、頭を悩ませるポイントですよね。
これは、着る子供の性格によります。
最近は、海で遊泳中も、砂浜にいるときも、ずっとラッシュガードを着ている、という子が多くなってきています。
そうなると、活発な子供の場合は、
●「あまり脱がない」
●「動きやすさ重視」
この2点がポイントになりますので、半袖でのTシャツタイプがオススメ、ということになります。
このときは、脱ぎやすさではなく、動きやすさを重視しましょう。
反対に、女の子で、日焼けが気になる時や、「そこまで活発に水遊びをするわけではない」という場合は、ラッシュガードは上着としての役割の方がメインになりますから、日焼けを防ぐ長袖タイプが良い、ということになります。
サイズはワンサイズ大きめを選ぶ
ラッシュガードを選ぶときは、一回り大きいサイズを選ぶようにしましょう。
これは、前項と同様、着脱を容易にするためです。
それに、そもそも年に数回しか着ないものですし、特に、子供用であれば、今年は着れたけど来年は着れなくなる、ということはザラにあります。
不自然にならない程度に、できるだけ大きなサイズを選んでおくことを、おすすめします。
通常時でも着られるものを選ぶ
ラッシュガードを選ぶときに忘れてしまいがちなのが、「通常時でも着られるかどうか」という点です。
あまりリゾート色が強いものを選んでしまうと、春や秋に上着として着ることができなくなります。
こうなると、完全に年に数回着るだけのものになってしまいますので、あまり経済的ではありません。
もしもあなたが、「めったに着ないからもったいない」と考えているなら…
子供が春や秋に着て登校しても不自然でないような柄を選んでおくと、多目的に使用することができて経済的ですよ!
洗濯のポイントは?
ラッシュガードを洗濯する際は、通常の衣類と同様、丸洗いで構いませんが、1つだけ注意しておくべきことがあります。
それは、「海や川で大量の砂が付着する」ということです。
使用済みのラッシュガードには、縫い目やポケットなどに、微小な砂粒が入り込んでいます。
そのため、ラッシュガードを脱いですぐに洗濯機に入れてしまうと、洗濯機の中が砂だらけになってしまいます。
ラッシュガードと水着は、他の衣類と分けて洗うか、それだけ別にタライなどで洗うようにしましょう。
砂粒は、乾いてから取る
ラッシュガードや水着に付着した砂粒は、洗濯の時に水で流そうと思っても、なかなか取れません。
そのため砂粒は、洗濯~乾燥が一通り終わってから取ったほうが、楽に取れますよ!
ラッシュガードを干して乾いてから、生地をピーンと引っ張って、中の砂粒を落としていくようにしましょう。
「Tシャツで代用」という選択肢も
ここまでお読みいただいて、「ラッシュガードって、やっぱりいらないんじゃないの?」と、感じていませんか。
そうなんです。実は、ラッシュガードというのは、「どうしても必須」というほどのものではありません。
ラッシュガードの最大の用途は、日焼け防止ですから、長袖のシャツや薄手のパーカーなどを羽織っておけば、十分日焼け防止になります。
もしも、「年に数回しか着ないものを買うのはもったいない」と考えているなら、通常の服で代用してみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、近年急速に普及が進んでいる、ラッシュガードについて、ご紹介してきました。
最後にもう一度、ポイントをまとめておきます。
タイプは大きく分けると、半袖/長袖、Tシャツタイプ/ファスナータイプに分けることができます。
半袖タイプ
動きやすさ重視
長袖タイプ
日焼け防止重視
Tシャツタイプ
動きやすさ重視
ファスナータイプ
脱着のしやすさ重視
以上が、大まかなメリットとデメリットです。
それぞれが組み合わさって、Tシャツの長袖タイプ、ファスナーの長袖タイプのように、用途に沿って分類されます。
また、このほかにも、
●サイズは大きめにしておく
●柄は派手すぎず、汎用性の高いもの
●洗濯の際は、砂粒に注意
これらのポイントも、押さえておきましょう。
また、子供の水着選びのポイントも、こちらの記事でご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
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