冗談でも許せない!冗談で人を傷つける人の2つの特徴と対処法

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冗談で人を傷つける

「冗談を言って人を傷つける人」っていますよね。

たとえ、相手が冗談のつもりで発した言葉でも、言われて嫌なことだったら当然傷つきます。

「冗談だから」と言われても、許せるものではありません。

そこで今回は、「人を傷つける冗談」がなぜいけないのか?

そしてそんな無神経な冗談を言ってしまう人の2つの特徴と対処法についてご紹介していきます。

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「冗談だった」という言葉

例えば、友人が、あなたの体型や見た目などをからかったとします。

その言動であなたは深く傷つきました。

ここで友人は、「冗談だった」「悪気はなかった」なんて言うかもしれません。

しかし、この「冗談・悪気はない」というフレーズ、よく考えてみると非常におかしな言葉です。言い訳なのでしょうか?

あなたは、友人の言葉によって傷つき、不快な思いをさせられたわけですよね。

だったら、「そんなことは言わないでほしい」と、率直に相手に伝えて謝罪を要求する権利があります。

それ以前に、冗談であなたを傷つけた友人は、何よりもまず「傷つけてしまってごめんなさい」と自ら謝るべきでしょう。

「ほんの冗談だった」なんていうのは、言い訳にすらなっていないのですから。

あなたを傷つけた言葉が冗談だったかどうかは問題ではなく、結果として「あなたを傷つけた」という事実を問題視すべきなのです。

政治家は「失言でした」と謝罪会見をする

これが民間人ではなく、政治家だったらどうでしょう。

テレビのワイドショーなどでは、失言した政治家の謝罪会見などがよく取り上げられています。

これはつまり、ほんの冗談や軽い気持ちで発した言葉でも…

それによって、一部、或いは相当数の国民の気分を害したのなら、その政治家は自分の非を認めて「謝罪」しなければならないということです。

こんな時に、「ほんの冗談でした」なんて言って、謝罪会見をする政治家はいませんよね。

「ほんの冗談のつもりだったんです」などと言ったら、それこそ国民から総スカンを食らって、次の選挙では投票してもらえないでしょう。

「冗談だから」では許されない

つまり、大人の社会においては…

・ほんの冗談だった
・悪気はなかった

では通らないし、「冗談・悪気はない」という言葉は、何の意味も説得力も持たないと知るべきです。

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許されると思っている

逆に考えると、人を不愉快にさせておいて、「ほんの冗談でした」なんて言う人は、「冗談だったと言えば許される」という心理が働いているのでしょう。

私は冗談であなたに言ったのよ。
だから、あなたが傷つこうが傷つくまいが関知するところではない

ってなもんです。

そこまで開き直っているかは別として、安易に発した言葉に責任を持つという発想は微塵もないのが分かります。

そもそもユーモアセンスがない

そもそも「冗談」というのは、あくまでも「面白おかしくする」のが目的であって、相手を傷つけて笑いを取るようなやり方は、真のユーモアではありません。

つまり、そのデリカシーのない友人が、あなたを傷つけて「冗談だった」なんて言ってみたところで、そこにユーモアは存在せず、何の面白みもないわけです。

むしろ有害ですから、冗談にもなっていません。

それを、「冗談だった」なんて言われても、「え、ちっとも面白くないんだけど何が面白いの?」って感じですよね。

許してはいけない

あなたを傷つけておいて、「冗談だった」などと言い訳するような人を許してはいけません。

例えば、自分の体型を気にしている人にとって、「太ったね」という言葉は相手の心を深く傷つけます。

少なくとも、相手を傷つける可能性の有無くらいは言葉を発する前に考え、配慮すべきでしょう。

言ってしまってから考えたり気付くようでは、あまりにも思慮が足りな過ぎるというものです。

あなたを傷つけた友人は、そんなことにも気を回せない「デリカシーのない人」ですから、そんな人に遠慮する必要はありません。

「あなたは冗談のつもりでも、私は傷つきました」とはっきり伝えるか、そんなデリカシーのない人は付き合わないと決めて、距離を置いた方がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

たとえ、ほんの冗談だったとしても、刃物を振り回して人を傷つけたら、傷害罪になります。

そこで「ほんの冗談でした」は通らず、同じく「冗談でした」と弁護しても罪は罪、無罪になることはありません。

刃物は言い過ぎでも、言葉だって同じです。

同じどころか、体に負った傷よりも、心に負った傷の方が癒えるのに時間がかかる場合だってあります。

人を傷つけておいて、「冗談だった」なんて言う人とは、無理に付き合う必要はないのです。

時には、毅然とした態度で反論し、場合によっては謝罪させ、縁を切るならそれもまたいいでしょう。

ただ、そういった過程において、自分自身が更に傷つくのは避けたいものです。

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