キヌアについて。その効果とおいしい食べ方
栄養価の高さから「女性の見方」とも言われているキヌア。
キアヌ(リーブス)みたいな名前ですが、キアヌではなくキヌア(笑)
冗談はさておき、キヌアってどんなものなのでしょう?
また、どんな効果があるのか?どうやって食べればいいのか…?
キヌアについて調べてみましょう。
キヌアって何?
キヌアは体内で生成することができない必須アミノ酸を9種類全て含んでいるスーパーフードです。
南米のアンデス地方原産の穀物で、今から5000年も前のインカ帝国の時代から「穀物の母」と称され育てられきました。
キヌアを食べることで長生きし、病気も回復するとされ、主食として食べられてきました。
現在、日本でもキヌアの存在が注目されていますが、欧米ではキヌア関連の商品も多く販売されていて多くの人から愛されています。
キヌアはその栄養価の高さから、理想的な宇宙食の素材の一つとしてNASAから評価されているんですよ。
「21世紀の主要食」とまで言われています。
日本でも離乳食や老人食、介護食として医療現場や病院で使用されています。
イネ科の植物だとアレルギーが出てしまう人でも、キヌアはアカザ科なので回転食としても用いられ、麦とも違ってアレルゲンを持たないことから穀物アレルギーやアトピー体質の人にも適しています。
キヌアのダイエット効果について。
スーパーフードと言われるキヌアですが、どのような栄養素を含み、どのような効果があるのでしょう?
キヌアは米や麦などと比べるとタンパク質の量がとても多く、体内で生成することができない必須アミノ酸がバランス良く含まれています。
その他、食物繊維やカルシウム、ミネラルも豊富に含んでいるんです。
キヌアに含まれる栄養分を白米と比べると…
・タンパク質 2倍
・脂質 5倍
・食物繊維 8倍
・カリウム 6倍
・カルシウム 10倍
・マグネシウム 7倍
・リン 7倍
・鉄 8倍
とても栄養素の量が豊富なのが分かりますよね。
キヌアを摂取することで得られる効果は…
・肌の再生
必須アミノ酸のリジンを含むことから免疫力アップが期待でき、傷ついた肌が再生されます。
また、リジンはコラーゲンの生成には欠かせない成分です。
・ハリと潤いアップ
柔らかい肌を作るリボフラビンという成分が豊富に含まれていることから、結合組織を作り、ハリのある肌を生成してくれます。
シワができるのも防いでくれます。
・老化防止
天然のタンパク質やリジンの効果で老化を防止。
若々しい肌を作ってくれます。
・色素沈着やシミを改善
たくさん含まれるビタミンがメラニンの生成を抑え、シミやそばかすができるのを防いでくれます。
・ニギビや肌荒れを改善
皮脂の生成が抑制されると共に、ビタミンの効果でニキビを治してくれます。
・ダイエット効果
血糖値が上昇しにくいので糖質が脂肪に変わりにくく、代謝がアップするので便秘解消効果があります。
また、カロリーが低いのでダイエットをする時にはうってつけです。
・髪の毛を綺麗にする
タンパク質が豊富に含まれているので、髪の毛の保護効果や毛包に栄養を与えてくれます。
美しい髪づくりには欠かせませんね。
また、アミノ酸の効果でダメージヘアを修復してくれます。
・フケ防止
豊富なミネラルの効果で、頭皮の乾燥を防ぎフケを防止してくれます。
キヌアには以上のような効果があります。
キヌアはどうやって食べればいいの?
キヌアはどうやって食べるかというと…
1. キヌアを量ります
キヌア1カップに対し水2カップを用意。
(水の変わりにスープストックを利用してもOK)
2. 洗う
キヌアを水でよく洗って水気を切っておきます。
3. 炒める
少量のオリーブオイルで1分、キヌアを炒めます。
4. 茹でる
炒めたものに水(スープストック)を入れ、一端沸騰させた後、火を弱めて蓋をして15分茹で、その後火を止めて蓋をしたまま5分置きます。
5. 混ぜる
蓋を取りフォークなどで空気を入れつつ混ぜる。
これで完成です。
キヌアをご飯代わりに主食として食べている人もいますし、アレンジレシピとしてはリゾットにしたりサラダに入れたり、オムレツにしたりなど色んな方法があります。
どんな料理にも混ぜやすく、案外何にでもあうので嬉しいですね♪
栄養素タップリでカロリーも低いことから女性に大人気です。
まとめ
キヌアには豊富な栄養素がたくさん含まれていることが分かりました。
カロリーが低いことから、キヌアを主食として食べている女優さんやモデルさんがたくさんいて、美容効果もかなり期待できますね!
Your Message