あなたの顔を5歳老けさせるほうれい線の原因と消し方&予防
ほうれい線は歳を重ねるごとに加齢により出てくるものと思ってる人が多いようです。
つまり年をとると自然に出てくるものなのでしょうがない。
老けていくとはそういうもの…。
でもそれは必ずしも正解ではなく、ほうれい線は年をとるから出てくるのではなく、実は若いうちからそこにあって、それが年齢を重ねるごとに深くなり目立ってきているだけなのです。
ほうれい線が深くなる原因は、ずばり顔の筋肉が緩んで垂れ下がってしまうからです。
いわゆる皮膚のたるみですね。
それであるならば、皮膚のたるみをどうにかすれば、目立ち始めたほうれい線をなんとかできるのではないでしょうか?
顔を5歳は老けさせる!?ほうれい線ができる原因
若い女性と中年以降の女性の顔の決定的な違いは2本の線です。
そう、ほうれい線。
これは女性に限らず男性でもそうですね。
ためしにあなたのまだ若い頃の写真があるなら、それを白黒で拡大コピーでもとって鉛筆でほうれい線を書いてみましょう。
どうでしょう?
たちまち老け顔になりますよね?
5歳も10歳も老けましたか?
あるいはそれ以上か、または今のあなたに近くなったか…。
それほどにほうれい線はヤバいということです。
ほうれい線の原因は、主に加齢により頬の筋肉が衰えて起きるたるみです。
頬の筋肉がたるんで下がることにより表面の脂肪も下がり、小鼻から口角に向かって八の字に溝(しわ)が深くくっきりとした線となって現れます。
また、口は顔の中でも、目の次に多く動かす場所です。
食べる、話す、笑うなど、日常生活の中で決まった同じ動作を繰り返すことで、ほうれい線の溝(しわ)が形成されていきます。
1日中パソコンに向かうようなデスクワーク中心の生活をしていると、顔の筋肉が運動不足により働きがどんどん下がっていきます。
特にあまり人と話す機会もなく、黙々と作業をしている場合など、話す機会も笑う機会も減って顔の筋肉を動かす回数も減ります。
そうすると頬が下がりやすくなるので注意が必要です。
また、日頃から表情の乏しい人も、顔の筋肉をあまり動かしていないので頬が下がりやすくなります。
頬が下がる イコール ほうれい線が深くなるということです。
ほうれい線の消し方&予防
ほうれい線が気になりだしたら、まずは舌を使った簡単なお顔の運動をしましょう。
口の中で舌を動かすだけの単純な方法ですが、短時間で済んで続けやすく、また継続することででそれなりの効果が得られます。
それではさっそくいってみましょう。
口の中で舌で左右どちらかの小鼻辺りを押してみます。
口の中で舌を突き出し、頬の内側から外側に向かって押すような感じです。
そのままほうれい線に沿ってほうれい線をなぞるように押しながらゆっくりと舌を口元までもっていきます。
口元まで来たら、今度は逆に口元から小鼻にかけてほうれい線をなぞるように押しながら動かします。
往復の行き帰りの動作はそれぞれおよそ5秒かけて行うとよいでしょう。
これを左右それぞれ3~5セット行います。
この運動は簡単で単純ですが、形状記憶で固まりつつあるほうれい線を解きほぐすのに効果的です。
ところで、間違っても鼻の下でやるのはやめましょうね、お顔がお猿さんになってしまうので(笑)
もう一つ同じく簡単な方法をご紹介しておきます。
これはもっと簡単で、片方ずつ頬に空気をためて膨らまします。
膨らませたら、頬の中の圧力を強める感じでちょっと力を入れます。
イメージとしてはほうれい線を内側から伸ばすような感じですね。
膨らませた状態で5秒ほどキープ。
それを左右の頬でかわるがわる順番に3~5セット行います。
以上の二つの簡単なお顔の運動は、毎日行うことで、できてしまったほうれい線を薄くする効果が期待できます。
また、ほうれい線の予防にもなりますのでぜひ試してみてください。
更にもうひとつ、とっておきのほうれい線対策もご紹介しておきましょう。
人間の顔には大頬骨筋(だいきょうこつきん)と小頬骨筋(しょうきょうこつきん)という筋肉があるのですが、これらを鍛えることでほうれい線を消したり薄くすることができます。
先述の方法とは違って、文章では表現できないのですが、とても分かりやすい動画を見つけましたので以下にご紹介しておきます。
ちなみにこの方法、かなりの変顔になりますので人前ではできません(笑)
ご自宅で家族にも見られないように(見られてもいい人はそれでもいいのですが…笑)ひとりでこっそりトライしましょう。
かなりの効果が期待できますよ♪
ほうれい線予防にちょっとした小技とグッズ
ほうれい線は先述のように顔の運動をすることでずいぶんと消せるし予防もできます。
でも、更に日頃のちょっとしたことでもっと予防や対策ができるんです。
効果的な方法をいくつかご紹介しておきますね♪
【 毎回の歯磨きついでに 】
さっき、お口の中で舌の先でほうれい線をなぞる運動をご紹介しました。
それと同じように、毎日毎回歯磨きする時に、歯ブラシの裏側で同じ要領でほうれい線をなぞります。
痛くなるほどやってはいけませんが、往復5回を3セットほどやってみましょう。
イメージとしてはしわを裏側がら伸ばす感じです。
【ガムを噛んでほうれい線予防 】
他にもガムを噛むことはいいことです。
唾液の分泌も促されるし、頭も冴えて思考も活発になります。
もちろんお顔の筋肉の強化にも役立ち、ほうれい線防止にも一役買います。
もしも日頃からガムを噛む習慣がある人はここはひとつ、一度に噛むガムの量を増やしてみましょう。
板状のガムが1枚なら2枚に、粒上のガム1~2粒なら3~4粒に。
顎の骨と頬の筋肉はつながっているので、ガムを噛むことで顎の筋肉と頬の筋肉が鍛えられリフトアップにつながります。
結果、ほうれい線ができにくい頬になるんです。
もしも左右どちらからに偏った噛みグセがある人は、意識的に左右均等にガムを噛んでください。
顔の曲りも矯正され、どちらかのほうれい線がより深くなるということを抑えられます。
また虫歯防止の観点からキシリトールタイプがいいでしょう。
味がなくなっても長く噛んでいる方が効果的です。
日頃ガムを噛む習慣のない人は、これを機にガムを噛んでみてはいかがでしょうか?
【 グッズも使う 】
お顔の引き締めグッズも色々ありますが、フェイススリマーに着目しました。
毎日、短時間の使用で効果があり、口にくわえて「あいうえお」の動きをするだけという簡単さ。
それでいて、顎から口の周りと頬の筋肉まで鍛えることができるのはなかなか秀逸です。
ただこのフェイススリマー、かなり変な顔になるので人には見せられません(笑)
だから、入浴時に使用するのがいいと思います。
入浴時はリラックスしているし、血行も良くなっているので、より効果的にお顔の鍛錬ができます。
まとめ
ほうれい線は加齢によりできるだけではなく、若くても不摂生やお肌のトラブルなどでできやすくなる人もいます。
放っておくと実年齢より5歳も10歳も老けて見られるので、何とかしたいものです。
ここまで、ほうれい線の原因から消し方や予防策まで記してきましたが、先述の方法はいずれも効果的なのでぜひ試してください。
「歳だから…」なんていう諦めは無用です。
いくつになってもほうれい線は薄くできます。
あなたも早速今日からトライしてみましょう!
Your Message