やべっ、寝違えちまった…!寝違えの原因と早く治す方法&予防法
朝起きると・・・
「やべっ、寝違えちまった…」みたいな経験ありますよね?
寝方が悪かったのか… と後悔するものの後の祭り。
つらい症状と痛みは続きます。
ひどいと吐き気がしたり、起き上がれない人もいるほどです。
一刻も早くその症状と痛みを緩和させる方法はないものでしょうか?
今日は、寝違えについて考察してみましょう。
何故、寝違えが起こるのか?
寝違えた経験がある人は多いでしょう。
何とも言えないあの不自由さと痛み。
なんだか憂うつになります。
寝違えというのは首や背中に持続的に衝撃が加わり筋肉が炎症を起こしている状態です。
寝ている時に不自然な体勢になった場合、普通なら寝返りをうつなどして体は過度に負担がかからないように調整するようにできています。
ところが、たまに不自然な状態のまま深く寝入ってしまって首や背中に継続的な負担がかかり、それが原因で朝起きた時に首や背中が痛む、それが寝違え。
なにせ寝ている間の事なので、自分がどんな姿勢で寝ていたのかなんて分かりませんよね?
枕が合っていない時なんかも朝起きた時に寝違えている場合があります。
寝違えの症状は、軽ければ放っておいても2~3日で収まりますが、ひどい場合には首を全く動かせないなんてこともあって、そうなると自分ではなかなか改善できません。
寝返りが起きやすい状況というのは…
・疲れて熟睡している
・お酒を飲んで泥酔している
・枕の高さが合っていない
などで、熟睡している時や泥酔して寝てしまうと、変な姿勢で寝ていたとしても寝返りもせずに朝起きた時には寝違えている… といったことになります。
その他にも、慢性的な肩こりやリウマチの症状がある人はそれを庇う体勢で寝てしまう傾向が強く、その結果寝違えるというケースは少なくありません。
朝起きた時に寝違えていると本当に嫌な気分になりますよね。
しかし、寝ている時のことは分からないので、残念ながら防ぎようもありません。
だったら、もしなっちゃったときに早く痛みを取る方法を覚えておいた方が得策というものです。
寝違えの痛みを止めるのには痛み止めを服用?
朝起きて寝違えていたとき、痛み止めを飲むという方法があります。
寝違えは、先述の通り、無理な姿勢が長時間続いたことで首や背中の筋肉が炎症を起こすのが痛みの原因ですが、時に頭痛や吐き気を伴うこともあります。
寝違えで頭痛を伴う時は痛み止めを飲むのは有効です。
また、痛み止めは当然のことながら痛みを緩和させる働きがあるので、炎症を起こした筋肉系にも効くことから寝違えにも良いでしょう。
ただ、痛み止めには解熱効果が強いものもあるので、体温を必要以上に下げてしまうケースがあります。
体温があまり下がるのはいいことではありませんから、その点は注意が必要です。
また、痛み止めは痛みを根本的に改善するものではないので、薬が切れてくるとまた痛み出します。
痛み出すとまた痛み止めを飲むと思いますが、これまた何度も飲んでいると効きが悪くなってきます。
そうやって繰り返し服用すると、胃の弱い人なんかは弊害があります。
できることなら、なるべく薬に頼らず寝違えを治したいものですよね。
急いで痛みを抑えるには痛み止めは効果的ですが、体の事を考えるともっと良い方法があるはずです。
できれば体にあまり負担をかけない方法で寝違えの痛みをとるようにしたいものですよね。
簡単に寝違えを治すには?
体に負担をかける事なく簡単に寝違えを治す方法は…
・湿布を貼る
・肩甲骨のストレッチ
・ツボを押す
などがあります。
湿布は筋肉の炎症を鎮めてくれる作用があるので寝違えには効果的です。
痛みが減少するのでちょっと楽になります。
また、寝違えた際にやってはいけないのが直接的な患部のマッサージです。
マッサージをする事で炎症を余計にひどくしてしまうケースがあるのでしてはいけません。
寝違えた時には直接患部をマッサージするのではなく、その周辺の筋肉を動かして緩和させてあげるのが大切。
そんなわけで効果的なのが肩甲骨のストレッチ。
肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まっていると肩こりの原因にもなるし、首の筋肉も硬くなってしまうで寝違えを起こしやすくなります。
肩甲骨周辺のストレッチは簡単で、頭を真っ直ぐにした状態で首を左右に20秒~30秒ずつ傾けます。
次に同じ要領で前後に20秒~30秒ずつ。
たったこれだけでOKです♪
その他には、両腕を天井に向けてガッツポーズをし、その状態のまま10秒間キープします。
こちらもこれだけでOK♪
どちらも簡単なので、仕事や家事の合間にすると寝違えを予防するのにも良いでしょう。
また寝違えに効果のあるツボというのは
・落枕(らくちん)
手の甲側にあって、人差し指と中指の股から親指幅分くらい手首側に入ったところ。
首の痛みが和らぐ効果があります。
・外関(がいかん)
手首の横紋より指2本分肘のほうに下がった骨の間、横筋の中央より肘に向かって4cmのところ。
・天容(てんよう)
耳たぶの裏のくぼみから指1本分後ろ。
これらのツボは寝違えた時にも効果的ですが、普段からもマッサージするように押しておけば寝違えの予防にもなります。
まとめ
朝起きて寝違えていると本当に嫌な気分になりますね。
しばらくこの煩わしい痛みに耐えないといけないのかと思うと憂うつな気分になります。
早めに痛みを緩和させていつもの日常生活を取り戻しましょう!
Your Message