冷蔵庫が一杯で野菜やペットボトルが入らな~い!その原因と対策
「冷蔵庫の中がいつも野菜でいっぱいで、これ以上収納できない」
「ペットボトルを入れるスペースがなくて、飲み物を常温保存している」
と、悩んでいませんか。
冷蔵庫の中が野菜でいっぱいになってしまうと、新しい野菜を収納することができず、残り物ばかりを調理しないといけなくなってしまいますよね。
冷蔵庫の中がスッキリしていれば、いつでも新鮮なものを、気持ちよく食べることができます。
そこで今回は、冷蔵庫の中が野菜でいっぱいになってしまった時の対処方法と、冷蔵庫をすっきりさせるための、とっておきの収納法をご紹介していきます。
なぜあなたの冷蔵庫はいっぱいになってしまうのか
「冷蔵庫 収納法」で検索すると、様々な収納方法が紹介されています。
こうした収納法を目にしたとき、「あ、これいいかも!」と、その時は盛り上がっても、どういうわけかすぐに収納できなくなってしまった、という経験はありませんか。
これは、あなたの冷蔵庫がいっぱいになっている根本的な原因が解決されていないからです。
この原因が解決されない以上、いくら小手先の収納方法を試してみても、やはり効果はなかなか現れにくいです。
そこでまずは、「なぜあなたの冷蔵庫はすぐにいっぱいになってしまうのか」ということを、考えてみましょう。
全体の流れをが把握できていない
あなたの冷蔵庫がすぐに収納できなくなってしまう最大の原因は…
「いつ、何を買って、どこに入れて、いつ使うのか」という全体的な流れが、きちんと把握できていないからです。
ひょっとしたらあなたは、「何を買ったかぐらい、ちゃんと覚えてるよ!」と、反論したくなってしまうかもしれませんが、それはあくまでも、断片的な記憶に過ぎません。
実は、そうした一つ一つの食材の記憶は、そこまで重要ではないんです。
ニンジンを何本買った、鶏肉を何グラム買った、というような記憶よりも、大切なこと、それは…
「この鶏肉とニンジンを使って、どんなメニューを、いつまでに作るつもりなのか」という、食材全体の流れです。
冷蔵庫がすぐにいっぱいになってしまう人というのは、往々にして、「今日はこれを作って、明日はこれを食べる」という全体の流れが、把握できていません。
明日何を食べるかが分かっていないから、今日食べられる食材が大量に余ってるにもかかわらず、今晩のおかずをスーパーで買ってきてしまうんです。
食材があるのに、さらに買ってしまうと…
例えば、冷蔵庫がいっぱいの状態で、夕方買い物に出かけて、今晩のおかずを買ってきてしまうと、どうなると思いますか?
夕方までに残っていた食材は一切消費されず、買ってきたお惣菜だけが消費されることになります。
こうなると、冷蔵庫の中身は全く減っていませんよね。
それどころか、このおかずが残ってしまった場合、ラップをかけて保存しなければなりませんから、冷蔵庫の中身は増え続ける一方、ということになります。
ペットボトルが入らない
また、あなたの冷蔵庫のスペースを埋め尽くしているものは、食材だけではありません。
特に夏場は、喉が乾きますから、冷蔵庫には大量のペットボトルが収納されているはずです。
こうなると、消費されないでままでいる大量の食材、そして、飲み残しのペットボトルで、冷蔵庫はすぐにいっぱいになってしまうんです。
あなたの冷蔵庫を劇的にスッキリさせる方法
今のあなたに必要なのは、ネットで紹介されている冷蔵庫収納術を真似ることではありません。
前項でお話ししたように、「現在冷蔵庫がいっぱいである」という状況を、まずはじめに改善しなければならないんです。
中身を増やさないことが最も重要
最も重要なことは、「どうすれば、冷蔵庫の中身をこれ以上増やさないようにするか」ということです。
まずは「絶対に増やさない」。このことを、しっかりと念頭に入れておくようにしてください。
その上で、冷蔵庫が食材であふれている現状を確実に打破するための、対策方法は、以下の3点です。
●はじめに買う品目と分量を決めてから、買い物に出かける。
●その日に必要な分だけを買い、遅くとも2日以内に使い切る。
●ペットボトルは確実に飲みきる。外で買って飲んだものは外で捨てる。
いかがでしょうか。
実践するのは、この3点だけ。そんなに難しくはなさそうですよね。
食材を買わないだけで冷蔵庫は劇的にキレイになる
以上を一言でまとめると…
「中身を絶対に増やさない」と決めて、あらかじめ必要な食材を考えてから、買う分量を、必要最低限に抑えることです。
必要なのは、たったこれだけです。
これらを実践するだけで、あなたの冷蔵庫は、劇的にスッキリさせることができますよ!
まとめ
いかがでしたか。
あなたの冷蔵庫がすぐにいっぱいになってしまう最大の原因は…
「何を買って、何を作って、いつまでに使い切るか」という、食材の全体の流れが、把握できていないことです。
そのため、具体的な対処方法として、
●はじめに買う品目と分量を決めてから、買い物に出かける。
●その日に必要な分だけを買い、遅くとも2日以内に使い切る。
●ペットボトルは確実に飲みきる。外で買って飲んだものは外で捨てる。
この3点を、心がけておくようにしましょう。
少分量で買い物をするのは割高に感じるかもしれませんが、ムダな買い物がなくなるため、結果的に、むしろ節約につながりますよ!
ぜひ、試してみてくださいね。
また、食べきれないとわかっているのに大量に食材を買い込み続けてしまうケースは、「買い物依存症」の可能性もあります。こちらの記事も、参考にしてみてください。
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