頭皮の脂漏性皮膚炎の痒さはやはりシャンプーで抑えるのがベスト

公開日:  最終更新日:2017/05/24

脂漏性皮膚炎,頭皮,シャンプー

頭皮の脂漏性皮膚炎で何がつらいかっていえば、それはやはりあの痒さでしょう。

痒いからって掻いたら最後、余計に痒くなるのは分かっていても、我慢しようにも掻かずにはいられないあのイライラ感にはほとほと参ります。

フケ様のものが出たり、脱毛の症状が現れたり、痒さだけでもつらいのに、清潔感も損なわれ、不潔に見られる二重苦・三重苦。つくづく自分の不幸を呪いたくなりますよね。

でも、そんな嘆きも今日でおしまい。

あの痒さから逃れ、頭皮の脂漏性皮膚炎を抑えられる「たった一つの方法」はシャンプーだったんです。

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頭皮の脂漏性皮膚炎の痒さがハンパない

頭皮の脂漏性皮膚炎で何がつらいかって、それはもう「痒み」に尽きます。あの痒みはちょっと表現のしようがありません。

頭がハンパなく痒い経験って、したことがない人もいるでしょうが、もしも疑似体験をしたいなら(そんな人はいないか…笑)、3~4日シャンプーしなかったら体験できます。

それはもう本当に痒くって、何も手につかなくなりますが、「頭が痒いだけでそんな大げさな!?」って思うかもしれませんね。

でも、決して大げさな話なんかじゃありません。

痛いのもつらいですが、痒いのってイライラするし、神経がそこに集中するとなおさら痒くなるので本当に手に負えません。

蚊に刺された時のあの痒さを思い出してみてください。かなりイラつくし掻かずにはいられないですよね?

もちろん、蚊に刺されたのとは痒みのタイプは異なりますが、ピンポイントで蚊に刺されただけでも、痒いっていうのはあれだけつらいのに、それが頭の広範囲が痒かったりするとホントにまいります。

で、痒かったらどうしたって掻いちゃいますよね?

そうすると余計に痒くなるし、痒い範囲も広がっていくようで、あのつらさは、冗談抜きで筆舌に尽くしがたいものがあります。

脂漏性皮膚炎の痒みの原因

脂漏性皮膚炎で頭が痒い人に、今さらこんな説明も必要ないでしょうが、やはり痒みの原因は知っておくべきです。

でないと、誤った対処法を試みる可能性があり、症状を更に悪化させる懸念があるからです。

脂漏性皮膚炎は、読んで字のごとく、皮脂の過剰分泌が引き金となり、その過剰に分泌された皮脂を好む「マセラチア菌」が異常繁殖して発症する皮膚炎です。

つまり犯人はマセラチア菌。

では、マセラチア菌とは一体何者…?ということですが、マセラチア菌はいわゆる真菌です。

真菌が引き起こす症状として有名なものに、白癬菌(はくせんきん)による白癬(水虫、たむし、しらくも)やカンジダによるカンジダ症などがあります。

これらはとにかくしつこくて、根絶するのは骨が折れるといった印象ですね。水虫といっただけで、どれほど治りにくいか想像がつくでしょう。

「おいおい、オレの頭って… そんな水虫やたむしやカンジタみたいにヤバい状態だってこと?」って心配になりましたか?

たしかに、マセラチア菌は真菌だから軽視できませんが、脂漏性皮膚炎の場合、状況はそこまで深刻ではありません。

脂漏性皮膚炎の原因になるマセラチア菌は、全身の毛穴などに存在する比較的普通の菌で、そう特別なものという訳ではないんですね。

水虫やカンジタのようにしつこい真菌とはちょっと違うので、そこまで恐れることはないし、脂漏性皮膚炎自体、皮脂バランスが崩れることで発症する「誰でもかかる可能性のある」病気なんです。

なぜ痒みが起きるのか?

では、なんであんなにも痒いんでしょう?

それは、マセラチア菌が皮脂中の中性脂肪を分解する時に排出する脂肪酸が、頭皮を刺激して炎症を起こすからです。

これが健康な状態なら、分泌される皮脂の量もたかが知れているので、マセラチア菌も過剰に繁殖することはなく、頭皮に炎症が起こることはありません。

ところが、脂漏性皮膚炎となると、なんと言っても「脂漏性」です。脂が漏れるかの如く異常に分泌されるのですから、マセラチア菌も異常増殖します。

そのためマセラチア菌の出す脂肪酸も量がハンパない状態になり、頭皮の炎症も比例して悪化し、炎症を起こした頭皮はどんどん荒れて、結果、尋常ならざる痒みを発症するという図式です。

また、荒れてしまった頭皮は、外部からの刺激にも弱くなるので、痒みはより発生しやすく深刻なレベルになっていきます。

で、痒いと、つい掻きたくなりますよね?

ところが掻くことで知覚神経が刺激され、更に肥満細胞からヒスタミンが分泌されることで、なおさら知覚神経が刺激され、痒みがさらなる痒みを呼び、痒さ加減も痒いと感じる範囲も増していくという悪循環になります。

痒さはなかなか我慢できるものではありません。

だからつい掻いてしまいますが、一度掻いてしまうと痒みも症状も間違いなく悪化します。

ではどうすれば?

症状も悪化すれば、痒みは尋常ではありません。

そうすると、やっぱりお医者さんに行くしかないか… ということで、皮膚科に行くことになるでしょう。

実際にあなたも皮膚科に行って治療を受けたかもしれませんが、脂漏性皮膚炎は実に治りにくい症状です。

薬は処方されますが、皮膚科でさえ、これといったピンポイントで有効な決定的治療法がないところが残念でなりませんね。

処方されるお薬は外用薬と内服薬ですが、症状次第で内服薬は処方されないこともあります。

外用薬としては、かゆみや炎症を抑えるステロイド剤と、マラセチア菌の働きを抑える抗真菌薬が処方されるのが一般的。

内服薬は(主に症状が重い場合)抗ヒスタミン薬や、ケースバイケースで皮膚の再生を促すビタミン剤が処方されることもあります。

で、内服薬には特に問題も感じませんが、頭皮の脂漏性皮膚炎で外用薬を処方されても、実際どうでしょう? あんなベタベタしたものを頭皮に塗れるでしょうか?

他の部位の脂漏性皮膚炎なら塗れても、こと頭皮に関しては正直厳しいというのが実感ではありませんか?

軟膏を頭皮に塗って、ベタベタした頭で、電車に乗って会社などに行けるか?と言われれば、ちょっと考えちゃいますよね。

だったらどうしろと言うんだい? ってことになりそうです。

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自分で出来る脂漏性皮膚炎の対処法

この記事は、頭皮の脂漏性皮膚炎の人、及びその疑いがある人が読んでくれてるはずだし、医学サイトではないので、脂漏性皮膚炎自体の説明は割愛しています。

脂漏性皮膚炎とは、どんな病気で、その症状はどんなものかということは、既に他のサイトで十分に知識を得ているものと考えているからです。

だから、ここで論じたいのは、タイトルにもあったように、脂漏性皮膚炎による痒みなどの症状を抑えて、快方に向かうにはどうすればいいのか?ということに尽きます。

そこで、皮膚科に行った人も行ってない人も、取り組んでほしい「自分で出来る対処法」をご紹介しておきましょう。

最も手っ取り早く有効なのはシャンプー

脂漏性皮膚炎の症状を抑えるためには、生活習慣、例えば規則正しい生活・バランスのとれた食事・質の良い睡眠・ストレスを溜めないなど様々な施策があります。

しかし、それらはやるに越したことはないし、もちろんそういった生活を心掛けるのは当然としても、少々速攻性に欠ける感じがするのは否めません。

だって、今まさに痒くてどうしようもないという時に、「バランスのとれた食事」とか「質の良い睡眠」と言われてもそれではあまりにも悠長すぎます。

そこで、何よりおすすめしたいのはシャンプーです。

効果的にシャンプーをしたうえで、先述の規則正しい生活習慣を心掛けることが、脂漏性皮膚炎の克服に、即効性という観点においても、持続性という長期的観点においても有効でしょう。

ではなぜ、シャンプーこそが脂漏性皮膚炎に即効性があるのでしょう。

考えてみれば分かるのですが、脂漏性皮膚炎は頭皮の過剰な皮脂の分泌により、それを好むマラセチア菌が増殖してひどい痒み、あるいはフケ様のものや脱毛を発症している訳なので、やはり頭皮環境の改善は至上命題です。

頭皮の脂は完全に除去すればいいという訳ではなく、適度に落とさないと、今度は乾燥によって地肌が荒れて、それはそれでよくありません。
従って、やみくもに強い洗浄力があるシャンプーがいいという訳ではないんです。

それに、市販のシャンプーのほとんどに含まれている石油系界面活性剤は、脂漏性皮膚炎の症状を悪化させることが分かっています。

ということは、石油系界面活性剤を含まず、脂漏性皮膚炎を引き起こすマラセチア菌の増殖を抑え、適度に且つ適正に頭皮を洗浄出来るシャンプーが必要です。

えっ、そんな都合のいいシャンプーがあるの? ってことなんですが、海外製ならあるものの、その大半が日本では許可されていない成分が含まれているため入手困難です。

どうしても欲しい… ということになると個人輸入になりますが、税関の手続きの際に厚労省の出先機関のチェックで引っかかる可能性も捨てきれないうえ、刺激も強く副作用も気がかりです。何の保証もない個人輸入の場合はやはり心配が拭いきれません。

じゃぁ、期待させたってダメじゃん… って思うのかもしれませんが、そもそも全くダメならこんな記事を書いたりはしません。

というのも、先頃、といってもしばらく経ちますが、日本で唯一の脂漏性皮膚炎に特化したシャンプーが発売され、救世主並みの扱いを受けているからです。
名前はカダソン。

品薄で納品まで待たされることもあるようですが、人気は効き目の裏返しということで、待ってでも手に入れてあの痒みから逃れたいと考える人が後を絶ちません。

もともと脂漏性皮膚炎で悩んでいる人自体、絶対数はそう多くはないものの、不幸にも患ってしまうとそれこそ大変なうえ、治療の決定打もないことから、余計人気なのでしょう。

こと頭皮の脂漏性皮膚炎には、シャンプーすることこそ理に適っています。

脂漏性皮膚炎に特化したシャンプーがあるというのは、悩める人にとって、この上ない朗報のはずです。

その時期により納期はまちまちですが、ご自身で確認してみてください。

>>脂漏性皮膚炎特化シャンプー カダソン

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