指ヨガは簡単だけどヨガ並みの効果が!?指ヨガのやり方と効果
ヨガが体にいいっていうのは知っているのですが、狭い場所だとやりにくいし、
マンションなんかだと物音で周囲に迷惑がかからないかちょっと心配。
そんなとき、場所も取らず物音もしない、しかも簡単!
という「指ヨガ」がおススメです。
今日は指ヨガについてのご紹介です。
指ヨガってなに?
指ヨガは簡単にいうと、手の平や甲、指などを刺激したり揉み解したりすることで、ヨガ並みの効果を得られというもの。
しかも脳のストレスをほぐしてくれて、心身のバランスを整えることができるという優れものなんです。
「なんだ、ただのハンドマッサージか…」 って思うかもしれませんが、大きな違いは、指ヨガは呼吸法を取り入れながらマッサージをするという点。
呼吸法を加えて手や指をマッサージすることで、気の流れが正されます。その結果、体も心も歪みが治り、バランスの取れた体へと変化していきます。
指ヨガは手しか使いませんが、普通のヨガと同じ効果が得られ、いつでもどこでも気軽にできることから、最近とても注目されているんですね。
指ヨガは、ヨガ初心者の人をはじめ、何といっても多忙な人に向いています。
電車などの移動時間や、ちょっとした休憩時間にいつでもどこでもできるのがいいところ。
さらに、教室に通ったりせずに。気軽にヨガをしてみたいなんて人にもうってつけですね。
「手をマッサージするだけで本当にそんな効果が…?」って不思議に思うでしょ?
しかし東洋医学では、手は身体と密接な関係にあるとされているし、さらにヨガ独特の呼吸法を加味することで、想像以上に心身共にリフレッシュします。
指ヨガにはどんな効果が?
普通のヨガと同じ効果があると言われる指ヨガ。
具体的には指ヨガでどんな効果が得られるのでしょう。
・リラックス効果
腹式呼吸をしながら手をマッサージします。
手の緊張が解れると共に、脳もリラックスします。
脳がリラックスするとセロトニンが分泌されて自律神経が解されます。
そうすることで、ストレスやイライラが解消されるんです。
・ダイエット効果
ツボを刺激することで新陳代謝が活発になります。
その結果、痩せやすい体へと変化し、ダイエット効果が期待できます。
・頭痛、肩こり、腰痛改善
手と体には密接な関係があります。
手と体を置き換えてマッサージすることでその部分の痛みが緩和されます。
・姿勢が良くなる
骨格の歪みが整えられ、背筋が伸びて姿勢が良くなります。
・脳の活性化
指先を動かすことで脳の神経が刺激され、脳が活性化します。
これが認知症の予防に役立ちます。
認知症にならないようにするには手を動かすといいよって言われますが、ここからきているんですね。
と、だいたい以上のような効果が指ヨガで得られます。
単に手や指先を動かしたり刺激するだけで、簡単にこれだけの効果が得られるなら、もうこれはやらない手はないですね(笑)
指ヨガはどうやってするの?
では、具体的な指ヨガのやり方です。
・指を合わせる
両手の指同士を合わせ、指同士が触れているところを意識しながら呼吸をします。
指先や指同士の空間の部分に温かみを感じるはずです。
・指回し
指同士を合わせた状態で、親指から順に1本ずつ離し、互いの指の回りをクルクルと回します。
親指:言語系の働きを活性化。
人差し指:五感の感受性が豊かになる。
中指:脳の感情を司る部分の活性化。
薬指:自律神経の働きを整え、内臓の働きを正常化。
小指:運動能力を高める。
・指の押し合い
指同士を合わせた状態で、親指から順に深呼吸をしながら軽く押し合います。
親指:顔のむくみや頭痛の改善。
人差し指:肩こりや腕の疲れの解消。
中指:背中の痛み、張りを取る。
薬指:腹痛や腰痛の解消。
小指:便秘解消、足のむくみ、ダルさの解消。
・手の平合わせ
両手の平を合わせ、こすって温めます。
手の平の真ん中には全身のエネルギーの出入り口となっている「労宮(ろうきゅう)」というツボがあるので、そこを温めることで全身に力がみなぎります。
まとめ
いつでも簡単にできて、しかも普通のヨガと同じ効果が期待できる指ヨガ。
いいところをたくさん紹介してきましたが、これといったデメリットも見当たりません。
これなら注目されるはずですね(笑)
私は手の指先が冬場になると冷えてつらかったのですが、指ヨガで血行が良くなったのか、手の指の冷えがなくなりました。
呼吸法と共に手や指をマッサージするだけなので、やり方をマスターして空き時間にでもやってみましょう。
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