電話野郎の特徴とは?1分で診断できる5つのセルフチェック項目
先日の「電話野郎とは」の記事で、電話野郎という用語に関する大まかな概略と、電話野郎という言葉が生まれるに至った歴史的系経緯などについて、ご紹介してきました。
ここまで話題に上ると、「ひょっとして私も、後輩たちから電話野郎と呼ばれているんだろうか?」と、心配になってしまいますよね。
そこで今回は、あなたが電話野郎かどうか、わずか1分で判別できる、5つのセルフチェック項目を、ご紹介していきます。
5つ全てに当てはまった人は、いずれ後輩たちから、電話野郎と呼ばれることになるかもしれません。
1:スマホを持っていない
後輩に自己紹介をする時、「いやー、実は、スマホ持ってないんだよねー」と、言っていませんか。
「電話野郎とは」の記事でご紹介したとおり、1980年代以前に生まれた世代のLINE普及率は、80パーセント以上です。
彼らLINE世代にとっては、「連絡先を交換する」=「LINEを交換する」ことを意味しています。
そのため、あなたが、「ガラケーしか持ってないんだよねぇ」という自己紹介をした時点で…
彼らの中では、あなたは「電話でしか連絡できない人」という位置づけになってしまいます。
あなた自身も、実際に電話をかける以外に、連絡手段がないわけですから、後輩たちから「電話野郎」と呼ばれても、致し方ありません。
2:メールはめんどくさい
メールを打つことを「面倒くさい」と考えていませんか。
事実、電話野郎、または電話野郎予備軍の人の多くが、「メールするぐらいなら電話したほうが早い」と考えています。
しかし、「電話野郎への不満」の記事でもご紹介したとおり、「事前のメール連絡なしで突然電話をかけてくる」という行為は、LINE世代が最も拒否反応を示す行為です。
そのため、メールを「面倒くさい」と考えているあなたは、電話野郎と呼ばれる可能性大です。
3:急な案件が多い
電話世代からLINE世代への反論の1つに…
「急な案件だったら、事前に連絡なんてできないじゃないか」
というのがあります。
おそらくあなたも、そのように感じているのではないでしょうか。
しかし、この「急な案件」という言葉、後輩たちからはかなり煙たがられている可能性があります。
彼らLINE世代は、あなたの急な連絡に対し、
●「なんでそんなにしょっちゅう急な案件があるの?」
●「事前に予測できなかったの?」
という不満を抱きます。
おそらくあなたも、前日のうちにわかっていた用件であっても、「当日電話で伝えればいいか」と考えて、電話をしたことがあるのではないでしょうか。
「急な案件だから」という理由で電話をするのは、電話野郎と呼ばれやすい人の特徴です。
4:食事中に電話が来ても、なんとも思わない
あなたは、食事中に電話の着信音が鳴ったとき、食事の手を止めて、電話を取るタイプでしょうか。
それとも、食事中は電話を無視するタイプでしょうか。
「ええっ、食事中でも、電話ぐらい取れるだろ!」
と考えたあなたは、電話野郎です。
「電話野郎への不満」の記事でもご紹介していますが、LINE世代は基本的に、「電話=プライベートの侵害」と考えています。
そのため、彼らは、食事中などプライベートの時間に電話がかかってくることを極度に嫌がります。
そのため、「食事中の通話には何の抵抗も感じない」と考えているあなたは、電話野郎になりうる可能性があります。
5:大事なことは直接口頭で伝えるべきだと考えている
電話世代の反論の中でも特に多いのが…
「大事なことは、口頭で伝えないとわからないじゃないか!」という意見です。
しかしここにも、世代間のギャップがあります。
LINE世代は、「そんな大事なことを、なぜ電話で言うの?」と、あなたと全く正反対の発想をします。
彼らは、
●「大事なことほど文章で残した方がいい」
●「口頭だと証拠が残らない」
と、考えています。
でも、これはこれで、一理ありますよね。
口頭の場合、どうしても、「言った、言わない」という水掛け論になる恐れがあります。
重要な案件であれば、なおさらです。
電話で伝えようとしている内容を、事前に、相手にメールで伝えておけば、相手にも考える時間を与えることができ、通話もスムーズにいきます。
それに、メールに書いておけば、相手とのやりとりが文章で残りますから、「言った、言わない」と、後で揉める心配もありません。
基本的にこのサイトでは、電話野郎を擁護する立場で記事を書いていますが、「大事なことなら文章で残すべき」という主張については、どうやらLINE世代のほうに、軍配が上がりそうです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたが後輩たちから、「電話野郎」と呼ばれているかどうかを、診断するためのセルフチェック項目として、
1:スマホを持っていない
2:メールはめんどくさい
3:急な案件が多い
4:食事中に電話が来ても、なんとも思わない
5:大事なことは直接口頭で伝えるべきだと考えている
の5つの項目を、ご紹介してきました。
5つ全てに当てはまったあなたは、おそらく一部の後輩から、「電話野郎」と呼ばれている可能性が高いです。
しかし、これはあくまでも、世代間の認識の違いに過ぎませんので、電話野郎と呼ばれているからといって、無理をして矯正する必要はありません。
「そういう言葉もあるらしい」ぐらいに考えておいて、気軽に構えるのがベターですよ!
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