魚臭いのは嫌!魚の臭いを取る方法。体臭が魚臭い病気がある?!
家で魚を焼いたり料理したりすると色んなところに臭いがついてとても気になりますよね。
部屋や衣服についてしまった魚の臭いを取るためにはどうすれば良いのか調べてみることにしましょう。
また、魚の臭いがする病気があるそうですが本当なのでしょうか?
真偽のほどは!?
しつこい魚の臭いの成分は?
魚 = 生臭いといったイメージがありますが、実は釣ったばかりの魚はそれほど臭くありません。
魚が臭くなるのは死んでしまってから時間がたっているせいで、生きている魚や水揚げされてすぐ調理された新鮮な魚だと臭いは気になりません。
どうして魚が生臭い臭いを発するのかというと、魚に大量に含まれる旨味成分であるトリメチルアミンオキサイドという物質が原因となっています。
時間が経った魚には最近が繁殖し、このトリメチルアミンを分解する際に出る臭いが、魚独特の生臭い臭いの正体です。
色んなところに付いた魚の臭いを消す方法。
魚の臭いが付いてしまった場合に
どう対処すれば良いのかというと…
・手に付いた臭いを取る
お茶ガラで手を擦った後に水で洗い流します。
また、お酢を手に馴染ませてから水で洗い流すのも効果的です。
・魚を焼いた時の部屋の臭い
調理中は換気扇を回して窓を開けるなど、部屋に臭いをこもらせないようにして、魚を焼いた調理器具はすぐに洗うようにします。
また、部屋の消臭剤としてコーヒーの粉やお茶の葉をお皿に入れて置いておくだけでも消臭効果があります。
・まな板に付いた臭い
みかんなどの柑橘系の皮をまな板に擦り付けた後、普通通り洗うと臭いがなくなります。
・服に付いた臭い
洗濯をする際に通常の洗剤プラス重曹を大さじ1杯位いれて洗濯をすると臭いが消えます。
まな板についた魚の臭いはなかなか取れなくて、次に違う食材を切る時に臭い移りがして困った経験のある人は少なくないでしょう。
これからはそんな事がないようにぜひ、試してみてください♪
魚の臭いがする病気があるって本当?!
自分の体臭が魚臭いと感じたり、周りにいる人の体臭が魚臭いなと感じたら、それは「魚臭病」かもしれません。
魚臭病は、別名「トリメチルアミン尿症」と呼ばれる代謝異常の病気です。
体臭は、皮膚の雑菌や汗、皮脂や垢が分解される時に出るもので、人それぞれ臭いは違います。
しかし、魚臭病は一般的な体臭とは違い、トリメチルアミンという物質が原因で、魚が腐ったような臭いがすることからこの名前が付けられています。
どうして魚臭症になるのかというと、食べた物を消化する際に出るトリメチルアミンが分解されずに残ってしまって、汗や呼吸、尿から排出されるためです。
なぜそうなるかというと、もちろん先天的は場合もありますが、その他には、肝機能障害や肝機能の定価により起こります。
魚臭病は希な病気で、まだ症例が少ないために根本的な治療法がないのが現状です。
魚臭病にならないようにするには、まず原因であるトリメチルアミンを発生させる食材を摂らないようにすることです。
どんな食材に多く含まれるかというと…
海産魚、卵、豆類、加工肉、ブロッコリー、カリフラワー、小魚、鰻、ごま油、コーン油、イカやタコ、カニなどの頭足類や甲殻類
などです。
もし、自分が魚臭い体臭?の気がしたら魚臭病の疑いもあります。
そんな場合は、焦らず落ち込まず、まず食生活を見直しましょう。
まとめ
魚は食べたいけど臭いが気になるという人は、臭いの対処法さえ分かれば自宅でも美味しく魚を食べることができるでしょう。
また、魚臭病という病気があるのには驚きました。体臭が魚臭くなるなんてとても恐ろしい病気ですよね…。
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